※これは架空の話で実在の人物・団体とは一切関係ありません。女子高生にとって、若い教師は憧れの的。想いを遂げられるはずもないことは、お互い分かっているはずなのに、禁断の恋は燃え上がります。さて、そんな高校教員の阿川洋介も、今では55歳の教頭です。二人の子供はそれぞれ大学に進学し、現在は5歳年下の妻とふたり暮らし。夫婦は最近セックスレスで寝室も別々です。その影響なのか、洋介はめっきり性欲減退を感じ、「朝勃ち」などここ数年起こったことなど一度もありません。楽しませることさえ無くなった股間のペニスを見つめるたび、彼は一抹の寂しさを感じながら、侘しい毎日を過ごしていました。
そんなある日、勤務先の高校の目と鼻の先に、転校生が家族と共に引っ越してきました。偶然、その玄関先で母親と挨拶を交わした洋介は、顔を上げた途端、思わず双方同時に「あっ」と声を漏らします。立ちすくむシングルマザーは、表札に書いてある苗字も昔のまま。紛れもなく、洋介がかつて担任した美少女香奈恵です。
けれど、そうした想い出も、今から30年前のできごとです。遠い昔、二人は互いに惹かれ合い、密かに口づけ程度は交わしたものの、教師と教え子の恋愛など、周囲から許されるはずもありません。しかし、洋介と香奈恵のこの再会が、物語の発端となりました。間もなく二人は急接近し、やがて許されない関係を結ぼうと試みます。しかし、そこに発生した深刻なトラブルが、洋介のED(勃起不全)。
時間を超え、叶わぬ想いを遂げようとする教師と教え子の奮闘を、これからみなさんにご紹介いたします。