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パイプカットをしても男性ホルモンの分泌に悪影響はない?メリットデメリットとともに紹介

パイプカットは、確実性の高い避妊法として非常に有効な方法です。

 

なにしろ精液に精子が混ざりこまないように、物理的な手術でそのルートを遮断してしまうわけですから、ほぼ100%の確率で妊娠を防げるわけです。

 

避妊の方法としては、一般的には「コンドームの利用」が用いられていますが、このコンドームの利用もしっかりおこなって避妊率は85%。

 

間違った使い方をしてしまう可能性も考えれば、否認確率はより下がる、と言えるでしょう。

 

そういった意味では、絶対に妊娠を避けたいのであれば、男性はパイプカットを受けるべきです。

 

しかしパイプカットは、精液に精子が混じらないように物理的にそのルートを遮断する手術。

 

こういった面から「パイプカット手術を受けると、体内の男性ホルモンに異常が起きるのでは?」と心配になる男性も多いようです。

 

では実際に、パイプカット手術を受けることで男性ホルモンに異常は起きないのか、さらにその他のメリットとデメリットも確認してみましょう。

 

パイプカット手術を受けるメリットとは

パイプカット手術は、睾丸から精液内に精子を運ぶ「精管」を物理的に遮断すして、精液内に精子が混ざらないようにする手術です。

 

精管の遮断方法としては「物理的に切断する」「紐などで縛って精子の通り道をふさぐ」といったものがあります。

 

ただし「紐などで精管を縛る」方法だと、ふとした弾みに精子が精液まで運ばれてしまう可能性があるため、否認の可能性をより確実にするため、精管を物理的に切断するケースが主流です。

 

それではパイプカットには、具体的にどのようなメリットがあるのかをご紹介しましょう。

 

子どもができない

パイプカット手術は避妊を目的としておこなわれる場合がほとんどですから、子どもができないのが一番のメリットと言えます。

 

物理的に精子が精液内から存在しなくなるわけですから、コンドームを使わずにセックスをしても、子どもができてしまう心配はまずありません。

 

世の中には、経済的理由や健康的な理由など、さまざまな理由で子どもを持たない人間もいますし、もうすでに子どもがいて「これ以上は子どもを増やしたくない」と考える人間もいます。

 

その理由はさまざまですが、どんな理由にも関わらずパイプカット手術を受ければ女性を妊娠させる可能性がゼロになるのは、コンドームの利用よりも安心感が持て、精神的な不安もなくなるでしょう。

 

パイプカット手術は男性ホルモンへの悪影響がない

パイプカット手術を受ける男性の多くが心配しているのが「男性ホルモンへの悪影響」です。

 

しかしパイプカット手術を受けても、体内の男性ホルモンには悪影響はまず出ません。

 

たしかに睾丸は精子とともに、男性ホルモンを製造する部分でもあります。

 

そのため「精子を運ぶ精管を遮断してしまうんだから、男性ホルモンも体内に運ばれなくなってしまうのでは?」と考えてしまうのも、仕方がない部分はあるでしょう。

 

しかし実際には、睾丸内で製造された男性ホルモンは精管ではなく、血管を通って体内へと運ばれていきます。

 

パイプカット手術で切断されるのは精管だけですので、血管にはパイプカット手術を受けた後も、手術前と変化はありません。

 

そのため男性ホルモンについては、パイプカット手術を受けても何の影響もない、と言えるのです。

 

ときどき「パイプカット手術を受けて、精力が落ちてきた気がする……」なんて男性もいますが、実際には年齢などの影響で男性ホルモンの分泌量が落ちてきただけである可能性が高いです。

 

パイプカット手術はセックスへの影響はない

パイプカット手術を受けると、精力の低下だけでなく「ED」や「不感症」などの影響が出て、セックスを楽しめなくなるのではないか、と不安を感じる男性もいます。

 

しかし実際のところ、パイプカット手術を受けてセックスへの悪影響が出るケースはほとんどありません。

 

何度もご紹介したように、パイプカット手術は「精管」だけを遮断する手術です。

 

そのため、セックスの感度に悪影響などはなく、パイプカット手術の前と変わらない快感を味わえます。

 

また射精に関しても、精液が出なくなるわけではありません。

 

そもそも精液とは、精子以外に「前立腺液」や「精漿」と呼ばれる睾丸で分泌される液体成分で構成されており、精子の割合自体は精液全体の1%から5%程度しかありません。

 

パイプカットを受ければ精液内から精子が失われるだけであり、射精自体は可能であるため、射精の快感は変わらないのです。

 

このように、パイプカット手術の影響でセックスの快感自体は、まったく変わらないと言えます。

 

パイプカット手術を受けるデメリットとは

パイプカット手術を受ける際には、メリットだけではなくデメリットも存在しています。

 

メリットばかりに注目してデメリットを忘れていると、実際に手術を受けたあとに大きな後悔に襲われかねません。

 

しっかりデメリットも把握して、後悔のない生活を送りましょう。

 

パイプカット手術を受けると元には戻せない

パイプカット手術を受けると、基本的には元には戻せないと考えておくべきです。

 

一応、切断した精管をつなぐ再建手術もできなくはないのですが、それで再び精液が元の状態に戻る確証はありません。

 

とくに年配の男性や、パイプカット手術を受けてから年月が経過していると、元に戻る可能性はより低くなる点に注意してください。

 

もしパイプカット手術後に子どもがほしくなったとしても、難しくなる点は把握しておきましょう。

 

パイプカット手術では性病は防げない

パイプカット手術を受けると、妊娠は防げますが性病への感染は防げません。

 

そのため性病の感染を予防するのであれば、結局はコンドームの利用に頼ることになります。

 

もちろん恋人や奥さんなど、特定のパートナーとだけセックスをしているのであれば性病の心配はないでしょうが、不特定多数の相手とセックスをしたり、風俗で遊んだりする男性は、気を付けなければならないでしょう。

 

ときどき「パイプカット手術を受けているから!」との口説き文句で、ナンパした女性とコンドームなしでセックスをしている、なんて男性もいますが、それは非常に危険な行為である、と知っておいてください。

 

パイプカット手術で精神的に悪影響を受ける男性もいる

パイプカット手術は、セックスの気持ち良さや精力・勃起力に悪影響を与えるものではありません。

 

しかしパイプカット手術を受けた男性のなかには、その「手術を受けた」ことが精神的な悪影響となってしまうケースもゼロではありません。

 

具体的に言えば「パイプカットを受けたけど、本当に勃起するのかな?」という不安のせいで、実際に勃起しなくなってしまう、といった現象です。

 

人間の肉体は精神状態に大きく影響を受けるため、こういったことが起こる可能性はゼロではないのです。

 

パイプカット手術を受けてセックスを楽しもう!

パイプカット手術は、子どもができる心配なくセックスを楽しめる点で、非常にありがたいと感じる男性もいる手術です。

 

しかし実際にはパイプカット手術は万能ではなく、しっかりとデメリットも理解して手術を受ける必要があります。

 

パイプカット手術を受ける際には、医師の説明をちゃんと受け、疑問点があったら質問して納得してからにしてください。

 

「避妊」に失敗するケースにはどういったものがある?確実性を求めるなら「パイプカット」を!

男性、女性のどちらにとっても、予期せぬタイミングでの妊娠は戸惑うものです。

 

もちろん「妊娠したなら、産んで育てよう」と、ふたりの絆をより強くする場合もありますが、場合によっては予定していた人生設計に狂いが生じてしまう場合もあります。

 

なんと言っても、人間の命に関することですので、妊娠については真剣に考えなければならないでしょう。

 

もし「このタイミングでの妊娠は、どうしても避けなければならない」といった事情がある場合は、避妊をしてセックスをしなければなりません。

 

「妊娠を避けなければならないなら、セックス自体を避ければ良い」と考えるかもしれませんが、話はそう単純なものでもないのです。

 

セックスには妊娠を目的とする以外に、パートナーとのコミュニケーションの手段であり、また性欲の解消を通じてストレスの発散にもなります。

 

そういったことを考えれば、ただ単に「セックスをしなければ良い」という話ではないことは理解できるでしょう。

 

そのため、人間はさまざまな避妊方法を考案し、取り入れてきました。

 

結果として、うまく妊娠を避けてセックスをすることが可能となったわけですが、残念ながら避妊に失敗してしまうケースもゼロではありません。

 

そこで今回は、避妊の失敗にはどのようなケースが考えられるのか、そしてより避妊の確実性を高めるためには、どのような方法が考えられるのかについて、ご紹介します。

 

避妊に失敗してしまうケースにはどういったものがあるか

まず妊娠するときには、男性の精液に含まれる「精子」と女性の体内にある「卵子」が出会わなければなりません。

 

つまり逆に言えば、男性の精液を女性の腟内に送り込むことがなければ、妊娠はしないわけですね。

 

そのためか、妊娠しないためにさまざまな方法が考案され、実践されていますが、それでも失敗する可能性はあります。

 

実際にどのような避妊法が使われ、どのような理由で失敗しているのかをご紹介していきましょう。

 

「腟外射精」は避妊にはならない

女性器に男性器を挿入し、挿入したままで射精すると、精液が子宮の奥まで送り込まれて精子が卵子に出会い、妊娠します。

 

つまり「挿入して、射精のときには女性器から男性器を抜けば、精液が子宮内に送り込まれることはない」というのが「腟外射精」、通称「外出し」です。

 

たしかに理論的には正しいように感じますが、射精する前に男性器から溢れる「カウパー氏腺液」、通称「ガマン汁」にも精子が含まれているケースがあります。

 

そのため、射精の瞬間だけ男性器を抜いて腟外射精をしても、それまでの挿入でカウパー氏腺液に混ざった精子が子宮内に侵入していく可能性もゼロではないのです。

 

もちろん、直接腟内に射精するよりは侵入する精子の数も少なく、妊娠の可能性も低くはなりますが、ゼロではない以上確実性には乏しいと言えるでしょう。

 

コンドームも絶対的な避妊にはならない

避妊用グッズとしては抜群の知名度を誇り、その効果も非常に高いと言われるのが「コンドーム」です。

 

男性器に装着することで、射精の際の精液が子宮内に侵入することを防ぐため「コンドームさえしていれば、妊娠はしない」と考えている人も多いでしょう。

 

しかし実際には「コンドームによる避妊成功率は85%」とも言われています。

 

こう見ると「あれ、意外と低い……」と思えるのではないでしょうか。

 

実はコンドームは、正しく使えば避妊確率は非常に高いグッズなのですが、想像以上に間違った使い方をしている人が多い、という事実があるのです。

 

例が多い間違った使い方が、コンドームの裏と表を間違えて装着してしまうケース。

 

コンドームの裏と表を間違えて男性器に装着してしまうと、しっかりとコンドームが固定されずに腟内で抜けてしまう場合があります。

 

また射精して抜くときも、裏表が間違っていたりしっかりとコンドームを指で固定して抜かないと、腟内に外れたコンドームが残ってしまう可能性があるのです。

 

そうすればコンドームの中に残っていた精液が腟内であふれ出してしまうので、コンドームを使った意味がありません。

 

また、途中で装着していたコンドームが破れてしまう、というケースもあります。

 

コンドームが破れてしまったら、そこから射精した精液が漏れ出してしまうので、これまた避妊の効果が失われてしまうわけです。

 

もちろんコンドームは耐久性も考えられて制作されていますが、激しく動きすぎることで破れてしまう場合や、使用期限が過ぎてしまっていて耐久性が落ちてしまっている場合が考えられるのです。

 

またラブホテルに備え付けられているコンドームは、イタズラで穴が開けられていることも考えられます。

 

自分が使用するコンドームは、しっかりと自分で使用期限などをチェックしたものを用意するようにしましょう。

 

避妊に確実性を求めるのなら「パイプカット」を検討すべき

避妊に確実性を求めるのであれば「パイプカット」の手術を受けるのが良いでしょう。

 

「パイプカット」は、精液に精子が混ざるのを防ぐために精巣から伸びる精管を物理的にカットする手術です。

 

精液に精子が混ざらなくなるので、どれだけ腟内で射精しても妊娠しなくなるわけですね。

 

では「パイプカット」にはどんなメリットや注意点があるのか、ご紹介しましょう。

 

パイプカット手術を受けるメリットとは?

パイプカットのメリットは、ほぼ100%の確率で女性を妊娠させることがなくなる点にあります。

 

男性にとってコンドームの人気があまりないのは、装着に手間取る場合があるのと、どうしてもコンドームの違和感で気持ち良さが減少してしまう点にあります。

 

セックスが盛り上がってきて「いざ挿入!」というタイミングでコンドームを装着するのは、男性にとっても女性にとっても妙な間が空いてしまって微妙な空気になってしまうかもしれません。

 

装着に手間取ってしまうと男性は焦ってしまって勃起が治まってしまい、せっかくの盛り上がりが台無しになるかもしれません。

 

またコンドームはいくら薄型になったとはいえ、着けずに挿入する気持ち良さにはどうしても劣ります。

 

パイプカットを受ければ、コンドームによるわずらわしさも不快感もなくなるわけですから、セックスを楽しむための大きなメリットとなるでしょう。

 

パイプカット手術の注意点とは

パイプカット手術を受けたあとは、しっかりと精液に精子が混ざっていないか検査してもらう必要があります。

 

まれに精管をカットしても、精子が精液に混ざるような身体の構造になっているケースがありますので、パイプカットを受けてしばらく時間をおいてから、完全に精子が精液からいなくなっていることをチェックしてもらうべきです。

 

またパイプカット手術では、女性を妊娠させることはありませんが、性病に感染することは防げません。

 

特定のパートナーとのセックスでは性病への感染は気にしなくても良いでしょうが、不特定多数の女性とセックスをする場合は性病の予防のために結局コンドームを装着するのが無難ですので、注意しましょう。

 

パイプカット手術のご相談は「AMORE CLINIC」へ!

パイプカット手術による避妊は「もう子どもは必要ない」と考えているならば、有効な手段となります。

 

一度受けると「元に戻したい」と思っても不可能ですので、しっかりと考える必要はありますが、パイプカットを受けることで性生活がより楽しくなるケースがあるのは事実です。

 

もし名古屋市中区「栄駅」近くでパイプカット手術をお考えなら、ぜひ「AMORE CLINIC(アモーレクリニック)」にご相談ください!