※これは架空の話で実在の人物・団体とは一切関係ありません。「咽頭クラミジア」という性病をご存知でしょうか?梅毒や淋病といった深刻な性病に比べれば、感染しても症状はごく軽く、或いはほとんど気付かないでいる方が多いのも実態。それというのも、咽頭クラミジアに感染した後は、扁桃腺が腫れ、微熱が出たり咳や痰が絡んだり、まさしく風邪の症状と見分けがつかないからです。
ところが、うっかり風邪だと思い込んで、専門医の検査や治療を受けずに放置してしまうことが、この性病のもっとも厄介な問題です。感染したままで、他のパートナーと性的接触を繰り返してしまうことで、咽頭クラミジアは瞬く間に感染が広がってしまいます。しかも、性器の挿入行為をしなくても、「オーラルセックス」を行うだけで、この性病は簡単に感染してしまうのです。
これからご紹介するエピソードは、今から一昔前、とある私立保育園で実際に起こったお話です。創設50年、歴史ある保育園の園長の名前は小林宗輔。45歳の彼は、10数名の保母を束ねながら、保育園経営に余念のない日々を過ごしていました。そんな彼は未だ独身で、もっぱら性欲のはけ口を風俗で発散していました。ところが、そんな彼も魔が差したのでしょう。ある時、うっかりひとりの保母に手を出してしまいます。そして、それ以後次々と他の保母とも「お口の関係」を結んでしまったのです。
職員に手を出すという、いわゆる「御法度破り」ともいうべき呆れた行為だけでも十分糾弾されなければなりません。けれど、事はそれだけではすみませんでした。やがて宗助が手を出した職員全員に「咽頭クラミジア」が感染するという、さらに悲惨な展開が待っていたのです。色好みのセクハラ園長が広めてしまった性病感染の顛末を、みなさんにご紹介致します。