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アモーレクリニック HOME | 亀頭強化・亀頭増大・早漏防止に関する記事 | 早漏・遅漏の定義とは|射精までの挿入時間はどれくらい?
- 2021.01.14
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早漏・遅漏の定義とは|射精までの挿入時間はどれくらい?
カフェテリアでお茶を飲んでいると学生風の女の子たちが「この前の彼氏は早かった!」「私の彼氏は遅すぎてつらい!」など性の論議が繰り広げられるのを目の当たりにしました。
早漏・遅漏は認知度が高く、射精時間に関わることという認識は広く知れ渡っています。しかし、早漏や遅漏の具体的な定義についてはあまり知られていないようです。
この記事では、「早漏・遅漏の定義」「射精までの平均挿入時間」を通じて早漏・遅漏について解説します。
早漏・遅漏の定義とは
早漏と遅漏の定義を確認する前に「早漏・遅漏」について軽く説明しておきます。
早漏とは 早漏とは「射精障害」の一つで、性交を満足にできず早いタイミングで射精してしまうことを指します。膣内にペニスを挿入後すぐに射精してしまうような症状が確認されています。 遅漏とは 遅漏とは「性機能障害」の一つで、性交中に満足できずに射精できない・オーガズムに達せないといったことを指します。性交中のみ射精コントロールが効かず、マスターベーションは正常に行える方が大半を占めます。 早漏の定義
早漏の定義は国際性医学会(ISSM)が
- 射精が「いつも」膣内に挿入前・挿入の途中・挿入の1分以内に起こる
- 膣内射性のタイミングを遅らせるコントロールが不可能。または、殆どできない
- セックスで射精のタイミングが早いことに悩みや苦痛を感じ、セックスが負荷をもたらす体験になってしまう
と発表しています。しかし、挿入時間が1分以上でも「本人が性交に対する苦痛・悩み」を抱えていると早漏といえるといったことから、性交はパートナーありきの問題なので国際定義に対して否定的な意見も多く存在するようです。
早漏の原因
早漏の種類は主に4種類あります。詳しくは(関連記事:早漏のタイプは4種類)で解説しています。
過敏性 亀頭や陰茎の表面が過敏で、性的な刺激を受けやすい状態。皮を被っている包茎の方によく見られる症状です。 ストレス性 過去の体験やトラウマなどから興奮状態になりやすく、射精しやすい心因性の早漏です。 衰弱性 射精をコントロールする筋力が衰えて早漏になるケースも存在します。ご年配の方に多く、男性ホルモンの減少も関係していると言われています。 ED性 EDによる中折れ・勃起不全になる前に性交を終わらそうとする焦燥感などが原因の早漏。 遅漏の定義
遅漏の定義ですが、国際性医学界では現在も議論されているテーマです。つまりこれといって確定的な定義は今のところ発表されていません。
というのも遅漏は早漏に比べてパートナーとの関係性の比重がより大きい問題です。また遅漏と勃起障害(ED)の区別も紙一重ということも考えられます。
- 射精に至らないこと
- 射精に至るまで相対的にかなり時間が伴うこと
- 射精に至るまでに苦痛が生じること
定義ではありませんが、この3つが現在の一般的な遅漏の見解といえるでしょう。
遅漏の原因
遅漏の原因は主に3種類です。ただし、遅漏は複合的に要因が噛み合うことが多々あるため「コレだ!」という原因の解明が困難です。
身体的な要因 不適切なマスターベーションを繰り返し行うことで膣圧では射精できないなどの身体的な問題を抱える遅漏。 心因的な要因 不安や憂鬱を抱えている状態で性行為に及ぶと勃起は持続しても射精には至らないといった心因的理由がトリガーになる遅漏。 薬物的な要因 アルコールやタバコといった嗜好品や抗うつ薬や安定剤など中枢に働きかける薬物の摂取などで引き起こされる遅漏。 射精までの平均挿入時間
女性が理想とする平均挿入時間はジャパン・セックス・サーベイをはじめとした調査で約13分~15分以内というデータがあります。あくまで平均値で目安を示唆する数字です。
というのも、日本泌尿器科学会総会がアンケートを行った際には挿入時間が30秒ー120分といった持続時間に対する女性個人の満足度にも振り幅があることが確認されています。
必ずしも平均挿入時間と満足度は一致しないことがわかりますよね。
男女の理想や満足度に関わらず一般男性は膣内挿入後5分~6分で射精に至るとされています。
早漏においても、遅漏においても重要なことは挿入時間そのものではありません。「自身とパートナーが満足するセックス」といったキーワードが鍵となるのではないでしょうか。
参考元:
日本泌尿器科学会総会(https://www.urol.or.jp/)
ジャパン・セックス・サーベイ(https://www.jfpa.or.jp/sexsurvey2020/)
早漏・遅漏の治療方法・対策について
早漏の治療方法・対策
早漏の治療方法
早漏の治療法は薬物療法と心理療法で治療を行います。内服薬は早漏専門の治療薬といったものは確立されていないため、他の病気のために開発されたセロトニンが増加・興奮を抑制する内服薬を使います。
また心理的な要因が大きい場合は悩みを解消するため心理カウンセリングなどを受ける方もいらっしゃいます。
・薬物治療
・心理カウンセリング
早漏の対策
心因的な悩みで性的コンプレックスが強い・または亀頭の過敏など身体的な要因がネックになる場合は対策として「亀頭強化」「包茎手術」などで男性としての自信を取り戻したい!と手術を併用する方も後を絶ちません。
・亀頭強化
・包茎手術
※当院は早漏の薬物や心理カウンセリングによる治療は行っておりません。「亀頭強化・包茎手術」などの早漏症の改善プログラムはコチラです。
遅漏の治療方法・対策
遅漏の治療方法
遅漏の治療は複合的に行われることが多々あります。海外ではパートナ-とともにセックスカウンセリングを受診するといった方法がありますが日本ではそもそもセックスカウンセラーが皆無な状態で薬物や心理的なカウンセリングが基本的な治療になります。
・薬物治療
・心理カウンセリング
・セックスカウンセリング
※当院では遅漏の薬物処方や心理カウンセリングは行っておりません。「ED治療薬」の取り扱いはございます。コチラを御覧ください。
遅漏の対策
遅漏は「床オナ」などの圧力を過剰にかけたマスターベーションが問題になっていることがあります。そういった場合は射精のリハビリテーション・器具を使用したマスターベーションの改善といった対策も考えられます。
・マスターベーションの改善
・射精リハビリ