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アモーレクリニック HOME性病に関する記事 | 性病は風呂でうつる?性行為以外での感染経路について

2024.03.02
性病は風呂でうつる?性行為以外での感染経路について

性病はお風呂でうつるのでしょうか。

 

性病と聞くと、感染経路で思いつくのは性行為だと思います。性病は粘膜と粘膜の接触で感染し、オーラルセックスやアナルセックスも感染経路のひとつです。しかし、湯船は性器の粘膜と接触しているので、感染に不安を持つ方もいると思います。

 

性病の感染経路について、詳しく解説します。

 

性病は風呂でうつるのか?

性病はお風呂でうつることはありません。

 

もちろん、ゼロであることを証明することはできませんが、基本的に性病は直接粘膜との接触がないと感染しにくいです。また、性病は身体の外では生存できず、すぐに死滅してしまうので、湯船や風呂椅子の共用で感染することは考えにくいです。

 

湯船の共有で感染することはない

 

湯船の中で、性病の菌は生存できません。

 

人間の粘膜にだけ生存できます。そのため、湯船の中で性病の菌が繁殖したり、生存したりすることはないので、安心してください。スーパー銭湯といった大浴場での感染も限りなくゼロに近いので、心配する必要はないでしょう。

 

風呂椅子やサウナでの感染もゼロに近い

 

風呂椅子やサウナの座る場所での感染も少ないでしょう。

 

もちろん、性病の菌やウイルスは体外ですぐに死滅するわけではありません。数分〜数十分程度なら生存する可能性はありますが、感染経路としては考えにくいです。もし気になる方は、風呂椅子に座る前にシャワーで洗い流してから座ってください。

 

性病は身体の外では生きられない

 

性病は身体の外では生きられません。

 

性病は感染者と粘膜接触で感染します。そのため、飛沫感染なども基本的にありえないものと考えています。性病の感染経路となる場所は性器・肛門・咽頭です。つまり、キスやオーラルセックス、アナルセックスでも感染の原因になりえます。

 

ほとんどが性行為による感染だとわかるでしょう。

 

性病の感染経路の多くは性行為です

性病の感染経路は、性行為によるものです。

 

性病は粘膜と粘膜の接触で感染します。性器と口が接触するオーラルセックス、性器と肛門が触れるアナルセックスも感染経路のひとつです。また、コンドームを付けることで、感染率を下げることはできますが、ゼロにすることはできません。

 

粘膜と粘膜の接触で感染します

 

粘膜の接触で性病は感染します。

 

また、性病は手のひらから感染したケースも報告されています。これは、手のひらに傷があり、傷口から性病の細菌やウイルスが感染したと考えられる。性病は自覚症状がない場合もあるので、知らずの内に相手にうつしてしまっている可能性もあります。

 

オーラルセックスやアナルセックスも感染経路のひとつ

 

オーラルセックスとは、口と性器が接触する性行為です。

 

クラミジアや淋菌といった細菌の性病は、性器以外に咽頭(のど)にも感染することがわかっています。なので、性器から咽頭に感染したり、咽頭から性器に感染したりすることも。性病では、アナルセックスの方が感染率は高いと考えられています。

 

コンドームの着用で感染率は大幅に下がる

 

性病の感染は、コンドームで大幅に下げられます。

 

しかし、コンドームを付けたからと言って感染率をゼロにすることはできません。また、オーラルセックスの際にはコンドームを付けない方も多いでしょう。直接、口と性器の粘膜が触れ合っているので、性病の感染経路としては十分に考えられます。

 

性病の治療法について

 

性病の治療法は、性病によって異なります。

 

性病のすべてに抗生物質が有効ではありません。性病の中には、細菌以外にも真菌やウイルスなどもあり、それらに抗生物質は効果がないです。抗生物質は、細菌に対して効果があり、抗生物質の種類によって特性も異なります。

 

抗生物質が医師の判断なしに処方できないのは、上記が理由です。

 

治療薬は主に3つあります

 

性病の治療薬は主に、細菌・真菌・ウイルスによって異なります。

 

細菌に対しては抗生物質(抗菌薬)を使います。クラミジアや淋菌、梅毒は細菌なので抗生物質が効果的です。真菌に対しては抗真菌薬を使います。ヘルペスウイルスには、抗ウイルス薬で症状を抑えます。

 

内服薬以外に点滴・注射での治療も

 

性病の治療には、内服薬が使われます。

 

しかし、症状が強い場合や性病に耐性を持たせたくない時には、点滴・注射を使うケースがあるようです。直接静脈に抗生物質を投与した方が効果は高く、飲み忘れの危険もありません。とくに淋菌は、耐性を持ちやすいので、点滴・注射で治療するクリニックも多いです。

 

気になったら早めに受診するのが大切です

 

性病には、潜伏期間があります。

 

潜伏期間中では、症状が現れないので、感染を自覚するのが難しいです。そして、クラミジアや淋菌は無症状の方もいます。クラミジアに関しては半数が無症状とも言われているほど、感染に気づきにくい性病なので、注意しましょう。

 

まとめ

 

性病はお風呂でうつることはありません。

 

もちろん、風呂椅子やサウナでの感染も限りなくゼロに近いです。基本的に性病は性行為によって感染しますので、コンドームの着用や定期的な性病検査が大切です。少しでも感染が疑われる場合は、性病検査をオススメします。

 

当院では、数十種類の性病検査を行っています。

 

気になる方は、当院へお越しください。

 

アモーレクリニックはスペシャリストによる治療・丁寧なカウンセリング・安心の料金体系・万全なアフターケア・完全個室・予約制の特徴があるメンズクリニックです。

 

電話・メール・LINEにて予約可能です。

 

完全予約制のため、予約なしでは受付できませんのでご注意ください。

 

本記事は、日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS及びJSAPS)所属のアモーレクリニック院長鈴木秀明医師の監修のもと、内容の正確性や信頼性を確認しています。

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