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アモーレクリニック HOME性病に関する記事 | 性病予防のためにあらかじめ抗生物質を飲んでおくのはアリ?答えはナシ!

2024.03.19
性病予防のためにあらかじめ抗生物質を飲んでおくのはアリ?答えはナシ!

性病に関しての情報をインターネットなどでチェックしていると、ときおりこんな発言をしている男性を見かけます。

 

「自分は風俗に遊びに行く前に、あらかじめ抗生物質を飲んでいるから、性病なんて怖くない!」

 

たしかにあらかじめ抗生物質を服用してから風俗店に遊びに行けば、もし遊んだ相手が性病に感染していても、自分は発症せずに済むように思えますね。

 

しかしこの「予防のためにあらかじめ抗生物質を飲んでいく」のは、本当に有効な性病の対策法と言えるのでしょうか?

 

多くの男性が気になるであろう、そのあたりの情報について、ご紹介していきます。

 

あらかじめ抗生物質を飲んでおいても性病対策とはならない

結論から言ってしまえば、残念ながらあらかじめ抗生物質を飲んでおいても、それは性病対策として有効とは言えません。

 

性病対策となるどころか、むしろ性病に感染した際により厄介な状態を引き起こしてしまう原因ともなりかねないのです。

 

なぜあらかじめ抗生物質を飲んでおくのが有効な性病対策とは言えないのか、また抗生物質を服用しておくとどのような厄介な状態になる可能性があるのか、ご紹介していきましょう。

 

あらかじめ抗生物質を飲んでいても有効な性病対策とはならない理由

なぜあらかじめ抗生物質を飲んでいても、有効な性病対策とは言えないのでしょうか。

 

たしかに抗生物質を服用しておけば、体内に病原菌が侵入してきた際に、その効果で病原菌をすべて退治してくれそうな気がします。

 

しかし残念ながら、抗生物質は「病原菌ならばすべてに対して効果がある」なんて、万能薬ではありません。

 

病原菌によって、効果があったりなかったりするのが現実です。

 

そのため飲んでおいた抗生物質が効果を発揮してくれない病原菌が入ってきた場合、当然ながらなんの効果も得られないことになってしまうわけです。

 

中途半端な抗生物質の服薬によって性病の症状が抑えられてしまうケースもある

性病の厄介な点として、基本的には自然治癒しない点が挙げられます。

 

つまり性病の治療をする際には、有効な抗生物質を飲んで、体内の原因菌を全滅させなければならないわけですね。

 

しかし中途半端な抗生物質を服用していると、体内の原因菌を全滅させられなくても、活動の勢いを阻害して、それほど強い性病の症状が出なくなる、といったケースが考えられます。

 

そうなると結果的に性病の発覚が遅れてしまい、治療に入るのが遅くなってしまうわけですね。

 

性病はできるだけ早く治療するのが肝心ですので、治療の遅れはできるだけ避けたいものです。

 

抗生物質に対する耐性菌が誕生してしまう可能性がある

抗生物質をあらかじめ飲んでおくと、体内に侵入してきた病原菌を退治しきれないときに、病原菌がその抗生物質に対して耐性を持ってしまうケースが考えられます。

 

こういった菌は、いわゆる「耐性菌」と呼ばれており、さまざまな抗生物質に対して耐性を得てしまった病原菌、とくに淋病の原因となる「スーパー淋菌」が、世界的に大きな問題となっているのです。

 

こういった危険な病原菌を生み出す原因となりかねないので、そもそも基本的に抗生物質を予防のために服用することは禁止されています。

 

予防のために抗生物質を飲む場合の入手法は「個人輸入」に頼るケースが多いのも危険なポイント!

さきほど軽く触れましたが、基本的に抗生物質の予防のための服用は、禁止されています。

 

つまり抗生物質は、実際に性病などの病気になった患者さんが医師の診察を受けて処方され、ようやく手に入る薬なわけですね。

 

そのため、事前に服用する抗生物質を入手している男性は、多くの場合「個人輸入」に頼っている、と言えます。

 

そしてこの「個人輸入」も、多くの危険を秘めていると言えるのです。

 

個人輸入で手に入れた薬はニセモノであるケースも多い

薬品の個人輸入は、はっきり言ってそれほど難しいことではありません。

 

ホームページで検索すれば、いくらでも個人輸入の代行業者が見つかるため、英語などができなくても簡単に個人輸入は可能です。

 

しかし個人輸入した医薬品の問題点は、ニセモノの薬であるケースもゼロではない点にあります。

 

ニセモノの薬を飲んだ場合、効果がないならまだマシなほうで、身体に悪影響が出てしまうケースもあるのです。

 

個人輸入した薬を飲んで体調を崩しても保証はされない

薬を飲んだときには、副作用が出る可能性はけっしてゼロではありません。

 

もちろん副作用があまり出ないような薬として世の中には出回っていますが、薬の効果を高めるためにはそれなりに強烈な副作用を覚悟する必要もあります。

 

とくに個人輸入した薬は、ニセモノであった場合に健康被害を引き起こす可能性もあるため、より危険度がアップする、と言えるでしょう。

 

しかし個人輸入した薬で健康被害が出ても、何の保証もされない、との事実は意外と知られていません。

 

これらの点を考えると、あまりにも抗生物質を性病予防のために個人輸入するのは、リスクが高すぎると言えるでしょう。

 

性病予防のために事前に飲める抗生物質は存在しないの?

性病を予防するため、事前に抗生物質を飲んでおくのは、けっしてオススメできない方法です。

 

しかしもし抗生物質を飲んで性病を予防できるなら、非常にありがたいのは事実ですよね。

 

そこで「Doxy PEP(ドキシペップ)」と呼ばれる性病予防法が登場してきています。

 

ドキシペップとは「ドキシサイクリン(ビブラマイシン)」と呼ばれる抗生物質を、セックスの72時間以内に服用することで、性病の予防ができる、という方法。

 

セックスの前に飲むのか、後に飲むのか、の差はありますが、性病の発症を抑えられる点では、非常にありがたいと感じられるのではないでしょうか。

 

しかしドキシペップは、万能の性病予防法ではありません。

 

まず予防できるとされているのは「梅毒」「淋病」「クラミジア」の3種類のみです。

 

そしてさらに悩ましいところは、けっして予防できる確率は高くない点にあります。

 

研究結果によると、梅毒の予防確率は87%、クラミジアは88%。

 

淋病にいたっては55%であり、あまり「頼りになる」とは言えない数字ですね。

 

性病の予防はコンドームがオススメ!異常が出たら専門クリニックで診察と治療を受けよう!

結局のところ、性病の予防をするのであれば現在のところ、結局コンドームがもっとも信頼性が高い、と言えます。

 

コンドームは性病予防のためには、セックスの最初から最後まで着用し続けなければならない点など、使い勝手がイマイチな部分も多いので嫌われがち。

 

しかし性病予防に関する信頼度は高いため、性病に感染したくなければコンドームは必須、と言えるでしょう。

 

もちろんコンドームも、すべての性病を100%予防できるわけではありません。

 

もし性病らしき症状や異常が出たら、早めに専門クリニックを受診して、治療を受けるようにしてください。

 

※性病に関する治療はコチラのページをチェック!

※本記事は、日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS及びJSAPS)所属のアモーレクリニック院長鈴木秀明医師の監修のもと、内容の正確性や信頼性を確認しています

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