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アモーレクリニック HOME性病に関する記事 | 性病の治療に薬局・ドラッグストアの市販薬は使えるのでしょうか?

2023.09.29
性病の治療に薬局・ドラッグストアの市販薬は使えるのでしょうか?

性病は薬局・ドラッグストアの市販薬が効くのか。

 

性病は本来体内に存在しない細菌やウイルスのため、免疫細胞では対処できません。なので、抗生物質や抗ウイルス薬といった薬を用いて治療します。そして、抗生物質・抗真菌薬・抗ウイルス薬は薬局・ドラッグストアで市販されていません。

 

必ず、医師から処方箋を貰って、購入する必要があります。

 

性病の薬に市販薬はある?

性病の薬に市販薬はあるのか。

 

薬局・ドラッグストアには、さまざまな薬が販売されています。では、性病に効果のある薬は販売されているのか。もし、効果があるなら、クリニックに受診する手間が省けて、楽に思う方も多いと思います。性病の薬の販売について解説します。

 

性病の薬は市販していません

 

性病の薬は市販されていません。

 

性病は細菌やウイルスに感染することで発症します。主に性行為やキスといった、粘膜と粘膜の接触で感染する。その性病に効果のある薬は作用が強く、医師の判断なしでは販売できないようになっています。そのため、市販されていないのです。

 

医師の処方箋が必要です

 

性病の薬は医師の処方箋が必要です。

 

クリニックによっては、院内処方されることもありますが、処方箋を基に薬局・ドラッグストアで購入するケースも多いです。基本的に、性病に効果のある薬は薬局・ドラッグストアで市販されていないので、注意しましょう。

 

自宅にある抗生物質は飲まない方が良い

 

性病の多くは細菌が原因で、抗生物質が効果的です。

 

しかし、自宅に余っている抗生物質は自己判断で飲むべきではありません。性病の原因菌は抗生物質を1回飲んだだけでは死滅しません。医師は1回の治療で必要な分しか処方しないので、処方された薬は最後まで飲みきってください。

 

中途半端に抗生物質を飲むと、菌が活性化して、抗生物質に耐性を持つ可能性があります。

 

市販薬で治せる性病の一覧

性病の市販薬がないことはわかりました。

 

しかし、性病の中には市販薬で治療可能なものもあります。それは「カンジダ」と「ヘルペス」という真菌とウイルスです。主に、カンジダは女性特有の膣カンジダの市販薬が多く、ヘルペスは唇にできる口唇ヘルペスが市販されています。

 

カンジダ症

 

カンジダ症とは、真菌(カビ)の一種であるカンジダが増殖することで発症します。

 

カンジダは人間の体内に存在する真菌で、本来は悪影響がありません。しかし、免疫力の低下などで必要以上に増えると性器周辺に白い苔のようなものができ、強いかゆみが生じるので、注意しましょう。カンジダは女性が発症しやすい症状のひとつです。

 

ヘルペス

 

ヘルペスとは、ヘルペスウイルスのことです。

 

ウイルスのため、他人へ感染します。ヘルペスウイルスはキスや性行為で感染し、一度感染するとウイルスが体内に残り続け、現代の医学ではウイルスを取り除くことはできません。そのため、ヘルペスウイルスは治らない病気だとも言われています。

 

免疫力の低下などで、再発すると考えられている。

 

ヘルペスは性器や唇に感染し、口唇ヘルペス用の市販薬が販売されています。

 

性病の治療に使われる薬について

 

性病の治療に使われる薬は、主に3つあります。

 

それは、細菌に効果のある抗生物質。真菌(カビ)に効果のある抗真菌薬。ウイルスに対して効果のある、抗ウイルス薬です。性病の原因はさまざまで、原因によって処方される薬が異なるので、自己判断で自宅に余っている薬を服用するべきではありません。

 

抗生物質(抗菌薬)

 

抗生物質とは、細菌を死滅させる薬のことです。

 

抗生物質は抗真菌薬とも呼ばれています。主にペニシリン系が使われて、体内の細菌を死滅させる効果があり、処方には廃止の判断が必要です。抗生物質は悪い菌だけではなく、良い菌も死滅させるので、服用しすぎるのはリスクがあります。

 

また、死滅しきる前に服用を中止すると、菌が再度活性化する恐れもある。

 

抗真菌薬

 

抗真菌薬とは、真菌(カビ)に対して効果があります。

 

細菌と真菌は異なり、抗生物質は真菌に対して効果がありません。性病で真菌に感染する時の多くは「カンジダ」によるものです。カンジダは体内に存在し、免疫力の低下などで増殖するので、免疫力を高めることが一番の予防法と言われてます。

 

抗ウイルス薬

 

抗ウイルス薬は、ウイルスに対して効果があります。

 

ヘルペスウイルスは、一度感染すると、体内から消滅することはありません。なので、ヘルペスに対しての抗ウイルス剤は症状を抑える目的で処方されます。ウイルス性の性病は他にもヒトパピローマウイルスが原因で発症する尖圭コンジローマがあります。

 

性病は何科に受診するべき?

 

性病に感染した時は、何科を受診するべきか。

 

パートナーや直近で性行為があり、相手が性病に感染した時は症状がなくても、性病検査を受けましょう。性病は潜伏期間や無症状でも、相手にうつる可能性があります。性病に感染した時は泌尿器科や性病科、メンズクリニックを受診しましょう。

 

泌尿器科や性病科

 

泌尿器科とは、排尿に関する器官を診察する場所です。

 

また、クリニックによっては「性病科」もあります。性病科は性病を専門にした内科で、泌尿器科と兼任しているケースもある。性病科がない時は泌尿器科を受診しましょう。性病では血液や尿で検査を行い、性病感染の有無を確認します。

 

メンズクリニック

 

メンズクリニックとは、性病・ED・包茎手術などを得意としたクリニックのことです。

 

当院もメンズクリニックで、包茎手術を得意としています。また、性病検査やED治療も行っていますので、気になる方はお越しください。当院では、薬は院内処方なので、薬局・ドラッグストアに出向く必要はありません。

 

まとめ

 

性病の薬は基本的に薬局・ドラッグストアで市販されていません。

 

しかし、膣カンジダや口唇ヘルペスは薬局・ドラッグストアで市販されています。クラミジアや淋菌、梅毒といった性病は医師から処方される抗生物質が必要です。性病に感染したかもと思ったら、早急にクリニックに受診してください。

 

当院では、性病検査も行っています。

 

アモーレクリニックはスペシャリストによる治療・丁寧なカウンセリング・安心の料金体系・万全なアフターケア・完全個室・予約制の特徴があるメンズクリニックです。

 

電話・メール・LINEにて予約可能です。

 

完全予約制のため、予約なしでは受付できませんのでご注意ください。

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