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男性に一番多い性病って?

こんにちは、泌尿器科専門医千原です。本日は男性で一番多い性病について書いてみました。男性が気を付ける性病ってそんな特定なもの、あるんでしょうか?ズバリ、あるんです。答えは・・・。読み始めたらすぐ答えが出てきますよ。(笑)

後半は、そんな男性がかかりやすい性病(答えは文中です!)の感染経路、検査方法、治療法をまとめています。ぜひ、ご覧ください。

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男性で一番多い性病とは?男性が気をつけるべき性病を解説!

性病とは言っても種類がたくさんあるため、性病ごとの症状や治療方法、検査方法などが異なり、なかなか区別するのは難しいです。
たくさんの種類のある性病の中でも最も頻度の高い性病や症状の出やすい性病について理解しておくと、性病を疑うことができやすくなります。
性病をできるだけ早く疑うようにすることで、早めに受診するという行動に結びつきやすくなり、早期発見・早期治療につなげることが可能です。
性病は慢性化すると症状が治りにくくなったり、女性の場合では不妊症に繋がってしまうという危険性もあるので注意が必要な疾患です。
今回の記事では特に男性で一番多い性病について焦点を当てて詳しく解説していきたいと思います。

男性で一番多い性病は何?

結論から言ってしまうと、男性で最も多いとされる性病はクラミジア尿道炎です。
性別で言うと女性の方が多い性感染症なのですが、男性が感染する性病の中でも最も多い疾患となっています。
クラミジア尿道炎は、性器の粘膜同士が接触することで感染が成立する感染症です。
そのため、一度の性行為であっても感染が成立するので、性行為の回数が少ないからと言って感染しないというわけではありません。
また、感染してから症状が出るまでの潜伏期間が他の性感染症と比較すると長いということが特徴になっており、10日以上経過してから症状が出るということも珍しくないです。
そのため複数のパートナーと性行為を行う機会があるという方は、次から次へと複数のパートナーへクラミジアが感染しているという場合もあります。
クラミジアは精子の通り道によく感染することが分かっているため、男性の場合は無精子症の原因になるとされているので注意が必要です。
ちなみにクラミジアのみでなく、梅毒も近年急激に患者数が増えているということで注意喚起がされていることも覚えておきましょう。ペニシリンが開発されてから急激に患者数が減ったのですが、梅毒は命に関わるような危険な感染症ですので、こちらも合わせて予防や早期発見が重要になってきます。

クラミジア性尿道炎の症状はどのようなものがある?


クラミジアの典型的な症状は、尿道のかゆみ、違和感、排尿痛、尿道から膿(うみ)が出るといった症状があります。
先ほども述べたようにクラミジア性尿道炎は潜伏期間が長いため、無症状で長期間経過するという人もいれば10日程度経過してから症状が出るという方もいます。
女性の場合は症状が出やすいため、早期治療に結びつきやすいのですが、男性は症状が出にくいため、パートナーである女性が初めてクラミジアに感染していることが分かって、男性も一緒に治療を開始するということが多いです。
ちなみに淋菌性尿道炎もクラミジア性尿道炎と同様の症状が出ることが特徴なので、症状から疾患の鑑別をすることはなかなか簡単ではありません。
しかし、淋病では性行為があってから症状が出現するまでの期間が短かったり、膿の量が多く粘性が強いといった特徴があることから、淋病を疑うことも可能です。

クラミジア性尿道炎はどのように検査をするの?

クラミジア性尿道炎はこのような尿道周囲の症状が出ることから、尿検査をすることで尿中に混じっている細菌を検出することが可能です。
また、女性の場合は膣内の細胞をぬぐうことで膣内に潜んでいる細菌を検出していきます。
さらに、血液検査を行うことで血液中のクラミジア抗原を検出することで診断を確定させるという方法もあります。
どの検査方法を選択するかというのは症状の程度や経過に合わせて主治医が選択しますので、あなたの症状や経過を適切に医師に伝えるということを意識しておきましょう。

病院に受診しないで検査する方法もあるの?


性病疾患はプライベートな疾患なので、できるだけ人に会うことなく検査を進めていきたいという人もいると思います。
そのような人は性病検査キットを利用することで自宅で性病検査を行うことが可能です。
この方法だと時間や場所を選ばずに検査できることや、費用面でも病院や保健所で検査するよりも費用を抑えることができるので、性病検査キットを利用する人は増えてきています。
また、インターネットを通して申し込みができることや、郵送で検体を送ることもできるので、わざわざ遠方の医療機関まで足を運ばなくても検査ができるというメリットもあります。
しかし、自己判断で検査を行ったり検査結果を過信してしまうと、正確な治療を開始することができなくなってしまいます。
できる限り専門の医師がいる医療機関を受診して検査してもらうことをおすすめします。

クラミジア性尿道炎の治療方法とは?


クラミジア性尿道炎の治療方法として第一選択とされるのは抗菌薬の内服です。
抗菌薬は一度内服するのみでは完治しないので、処方された内服薬を全て飲み切ることで完治を期待することが可能となります。
そのため、症状が改善したからといって自己判断で内服を中止することは非常に危険です。
症状が改善しても内服薬は全て飲みきり、主治医に治療が終了したかどうかということをきちんと確認するようにしましょう。
また、症状が比較的早期に落ち着くため、クラミジア性尿道炎が完治していないにもかからわずパートナーと性行為をしてしまうと、性器粘膜同士や性器と口腔粘膜が接触することでクラミジアが感染してしまい、感染症が広がってしまうという危険性もあることを理解しておく必要があります。
パートナーもクラミジア性尿道炎に感染している可能性が高くなってきますので、一緒に治療して、お互いが完治してから性行為を再開するようにしましょう。
その際は性感染症を再発しないためにも、コンドームの使用など性感染症予防を徹底した行動を取るよう意識することが重要です。

性感染症が疑われる症状が出現した場合は栄セントラルクリニックに相談しよう


今回の記事では男性で一番多いとされる性病のクラミジア性尿道炎に関しての解説をしてきました。
男性では多いとされる感染症ですが、あまり症状が出ないということが特徴なので、まずは性感染症を予防することを徹底することが必要です。少しでも性感染症の症状を思わせるような症状が出現すれば、症状が悪化したり感染症が拡大する前に性病を専門とする医療機関を受診することをおすすめします。
栄セントラルクリニックでは完全予約制となっており、電話やメールで診療予約を行うことが可能です。
また、男性医師やスタッフによるカウンセリングも行っており、気軽に相談しやすいということも特徴となっています。
カウンセリングで聞いた内容から、あなたの症状や経過に合わせた治療方法を提案していくことで、治療の進め方に同意を得ながら進めていくことが可能です。
性病を治療するために必要な検査や治療方法、治療期間は異なってくるので、あなたに最適な治療方法を経過を説明しながら進めていきます。
駅からのアクセスも良いため、通院にかかるストレスも少なくて済みますし、プライバシーにも配慮しながら治療を進めていきますので、安心して通院を継続することも可能です。
今回の記事を参考にしてできるだけ早期に性病を疑うことができるようになり、適切な受診や治療を進めていけるようになってほしいと思います。

 

 

 

 

 

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さらに、別料金になりますが、「精子検査」として、

精子の活動性、精子の数、精子の形態以上検査が加わります!

 

そして、料金はほぼ据え置きです。

 

 

この機会に一度、性感染症の人間ドック。

 

しっかりと、検査しませんか?

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梅毒が心配・・。

先日、梅毒の可能性のある女性と接触したという男性が来院されました。

 

梅毒。

いま、実は結構流行っているんです。

 

至急、治療をして欲しいとのことで、ペニシリンの注射および、ペニシリンの内服を処方しました。

 

接触があって、1日も経っていませんので、検査しても抗体は検出できる可能性は低いでしょう。

 

ですので、2週間以降にまた検査はするとよいことをお勧めしました。

※といっても、抗体が検出されても、感染状態なのか、治癒状態なのかは、判断できませんが。。梅毒の難しいところです。

 

 

あと、心配なのがHIVです。

よく話を聞くと、女の子。コンジローマもあったそうなので、

HIVなども否定したくなりますね。

 

 

HIVに関しては、ウインドウピリオドとして、3か月は見た方が良いので、それ以降に検査ですね。

 

 

いずれにしても、定期的に検査をしていった方が良いと思います。

 

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梅毒が大流行り

先日は、いきなりエイズについて書きました。

検査したら、すでにAIDSを発症している状態を言うようです。

面白いこと言います。

でも、どんな言葉でもよい、HIV感染を減らせて、エイズを減らせれば。

 

日本人は、こういった流行り言葉を聞いて、やっと、当事者意識を持ちますね。

 

ほんと、ぬるま湯です。日本人は。

 

自分の身は自分で守らなきゃいけませんよね。

 

そして、病院に来て、検査、治療などさんざん、希望をリクエストしておいて、お金は払いたくない。。

 

えっ?

意味不明です。

 

保険で治してくれる、お金はいらない、って、なめてますよね。

日本人は、ぬるま湯です。

 

 

そして、社会保険料は払いたくない・・。

社会保障に使うための消費税増税にも、反対!!

 

さて、梅毒。

 

流行っています。

 

抗生剤の効かない梅毒が出てきています。

 

 

中途半端な治療がこのように耐性菌を蔓延させます。

お薬を出しても飲んだり飲まなかったり。

 

梅毒も、お薬に対する耐力を身に着けてしまいます。

 

そもそも、性感染症に感染する人のコンプライアンスは低いです。

予防ができていないのですから。

 

お薬を処方しても、飲み忘れたり、自分が性感染症患者だということを忘れて、風俗で女の子に感染させてきたり。。

 

当院では、泌尿器科学会の感染症治療のガイドラインに基づき、ワンタイムで治療を行います。

自宅で飲む薬はありません。

 

栄のような立地で性感染症を扱っている病院としての宿命と思っています。

 

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いきなりエイズって?

今日の朝の情報番組で、びっくりする言葉を聞きました。

 

それは、「いきなりエイズ」です。

 

えっ??

 

耳を疑いましtが、意味はそのまま。

 

HIV陽性がチェックされず、症状が出てきてから受診するため、発見時にはAIDSが発症しているという意味です。

 

 

この言葉は、Yahoo!トップニュースにも出ていました。

 

 

先進国では、今エイズ患者は減ってきています。

ただ、唯一、日本だけが右肩上がりです。

絶対数は、確かに他国より少ないですが、各国で減っているものが、日本で増えていることは、とても問題です。

 

そして、その理由ははっきりしています。

 

日本人は、エイズ、HIVをなめているのです。

自分は大丈夫と思っているのでしょう。

 

ぬるま湯なんです。日本人は。

 

 

 

今、エイズは死なない病気になりました。

毎日1錠の薬を飲むだけです。

 

その前に、予防です。

同性愛患者の病気と思っている方、危ないです。

一般的な性活動で感染します。

 

 

・・・

 

どんな言葉でもよいので、エイズの啓発になればと思います。

 

 

とにかく、一度でも性行為をしたことのある人間は、HIVは検査すべきなのです。

 

 

そして、当然、自費診療ですので、お金はかかりますよ。

 

 

 

性感染症、なめないでくださいね。

エイズで死ねますので。

 

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