※これは架空の話で実在の人物・団体とは一切関係ありません。今、流行(はやり)の「出会い系アプリ」。出会いの場を求める老若男女が、一度は手を染めているという便利なツールです。ところが、この「掲示板」は、よくある箱物の風俗店とは異なり、現場を統括する店長もいなければ、客同士のトラブルを未然に防いでくれる店員もおりません。それゆえ「出会い系掲示板」や出会い系のアプリには、予想以上のトラブルが付きものです。
これからご紹介するお話も、そんな悲惨なトラブルにまつわるエピソード。日頃から数種類の出会い系アプリに会員登録し、様々な女性との「出会い」を楽しむ一人の中年男性がいました。彼の名前は笹本賢太。45歳独身です。彼は、初夏のある夕暮れ、馴染みの掲示板で、ある「二人組」の若い女性と手際よくマッチングしました。「たっぷりサービスしますよ!」という宣伝文句に誘われ、指定された場所にのこのこ出かけた健太は、その晩二人組から手酷い扱いを受けた挙げ句、淋菌を感染させられます。
お人好しの中年男が、「札付き」の女性ペアに性病を感染させられ、やがてそのリベンジを果たすお話を、これからみなさんにご紹介いたします。