※これは架空の話で実在の人物・団体とは一切関係ありません。いつの時代にも、「お人好し」と周りから呼ばれ、どこか憎めないけれど、割に合わない役回りを演じる男性がいるものです。これからご紹介する沢中伸也も、そんな人の良い独身男性。彼は27歳になる会社員ですが、間もなく3つ年下の婚約者圭子と結婚式を挙げます。半年前に合コンで出会った2人は、トントン拍子に話が進み、めでたくその春結ばれる事になったわけですが、問題がひとつ。
24歳の団体職員圭子は、実のところ無類の男好き。男好き程度で済むならまだしも、彼女は一般の女性に比べるとかなりの「セックス好き」。ボーイフレンドを頻繁に替えては、後先考えず快楽を貪る「ヤリマン」でした。そんな圭子が、なぜお人好しの伸也を結婚相手に選んだのか、その理由は彼が財産家の次男坊だったからです。
うるさい姑もおらず、親から譲り受けた土地と建物に、安穏と暮らせる幸せに、圭子はすぐ飛びつきました。ところが、そうそう都合の良い話ばかりが揃っているはずがありません。まだ、婚約中の伸也は、フィアンセ圭子にキスとペッティングしか許してもらえませんが、彼は人並み外れた「早漏ボーイ」だったのです。そんな秘密を未だ知らない圭子は、今夜も別のボーイフレンドとラブホにしけ込み、セックスに狂った夜を過ごしていました。
お人好しで早漏の夫伸也と、ヤリマン妻圭子の新婚生活にまつわるトラブルをこれからみなさんにご紹介します。