※これは架空の話で実在の人物・団体とは一切関係ありません。世の中には、どうしても赤ちゃんを授かりたくて、数百万円以上もかかる辛い不妊治療に、何度も繰り返しトライしているご夫婦が多いのはご存知でしょうか?赤ちゃんを授かるための「妊活」は、それはそれは涙ぐましい活動とかお聞きしております。ところが、それほど努力しても、結局中々受胎することは叶わず、一人のお子さんも授かれません。
その一方、妊活など全く無関係にただセックスをするだけで、後から後から出産している子だくさんのご夫婦も見られ、この世の不公平さを感じないわけには参りません。いずれのカップルにも、夫婦が望むなら一人でも可愛い赤ちゃんが授かって欲しい、それは誰もが感じることでしょう。
さて、これからご紹介するお話は、結婚5年目を迎えたとある夫婦の物語。夫の名前は将太、妻の名は奈緒美。32歳の将太と29歳の奈緒美は、恋愛結婚の末、無事待望のベビーに恵まれます。さらに翌年、奈緒美は難なく二人目の子どもを懐妊・出産し、その翌年には、またしてもめでたく三人目の子を産婆さんに取り上げてもらいました。驚いたのは周りの親族です。いくら互いの両親が「何人産んでもいいから」、そう夫婦に告げたにしても、3年間に3人連続出産は、あまりに子供の作りすぎ。
さらには、夫婦が3人の子育てであたふたしている間に、なんと奈穂美はお腹に4人目の赤ちゃんが宿っていることに気が付きます。さてさて、この極めて赤ちゃんが「出来やすい」カップルは、今後の夜の夫婦生活と家族計画についてようやく真剣に話し合いを持ちました。そして、選択した方法が夫の「パイプカット」です。仲睦まじい若い夫婦の困惑と、その後の奮闘について、みなさんにご紹介致します。