女性を見ると、いつもセックスがしたくてしたくてたまらない、そんな状態を「セックス依存症」と一般的には呼んでいます。けれど、この呼び方はご存知の通り、正式な病名ではありません。性欲が人並み外れて強い場合や、ついつい肉欲に溺れてしまいがちな状態を「依存症」という言葉で一括りにしているに過ぎないようです。
ところが、セックス依存症の男性は、いったんスイッチが入ってしまうと、存分に性行為を楽しまない限り、その欲情を鎮めることなど到底不可能。相手にする女性に、いちいち注文など付けません。濡れそぼるヴァギナを持っていれば、70歳過ぎの老婆でも、ピチピチの20代ギャルでも見境無くなってしまうようです。一歩間違えば犯罪行為に走ってしまう可能性もあり、もしも自分にその傾向がある場合、セルフコントロールは厳重に行うのが肝要でしょう。
さて、これからご紹介する男性は、まさにセックスするのが大好きで、暇とお金のほとんどを風俗嬢やら不倫相手で発散しています。そんな彼の名前は吉野久志。48歳で獣医の彼には、悪妻真由美が事務として病院経営を取り仕切っています。あまりにしつこい欲求に、真由美もほとほと困り果て、久志の風俗遊びを彼女は半ば黙認しています。けれど、それほど頻繁に風俗嬢と性行為に及べば「性病」に感染してしまうのは当然です。
セックス依存症の中年男と性病治療の顛末をこれからみなさんにご紹介致します。