ED治療で辛い記憶に終止符を!薬の服用には体の改善も必要です

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2021.12.11

ED治療で辛い記憶に終止符を!薬の服用には体の改善も必要です

※これは架空の話で実在の人物・団体とは一切関係ありません。突然ですが、男性諸氏のみなさんにとって、ED（勃起不全）の悩みはかなり深刻です。何しろ人間の「三大欲求」のひとつである「性欲」が、本人の意思とは関係もなく、突然シャットダウンさせられるわけですから。もしもあなたがまだ仮に30代前半で、下半身ビンビンだったとしたら、将来起こりうるそんな空恐ろしい事態を想像するのは、まだ無理かもしれません。けれど、いつか必ずあなたにも、そんな哀しいトラブルが降りかかる日がやってきます。

これからご紹介するエピソードも、そんな辛いEDにまつわるお話です。御年58歳の楠田雅義は、大手保険会社の部長に就任してから早3年目。二人の子供はすでに自立し、今はひとつ年下の妻と二人暮らしの生活を送っています。残念ながら、すでに夫婦の間には性交渉などほとんど無く、もはや完全にセックスレス。特に、雅義に至っては、部長職に就いてから運動不足が祟ったのでしょう。せり出すお腹に比例するように、性欲そのものもガタ落ちで、若い秘書との火遊びさえ、さっぱりご無沙汰の日々を送っていました。

さて、ご存知の通り勃起不全には「ED治療薬」が最も有効です。けれど、それにはいくつか条件もあります。雅義のように体重オーバーな上に、高血圧・糖尿病など「生活習慣病」を抱えていては、薬の効果も危ぶまれます。また彼は、性欲が極端に減退したことをかなり気にはしていましたが、専門病院に行くべきかどうか決めあぐねていたのです。

そんなある日、雅義は三つ年上の従姉妹「瑛子」と偶然再会します。数年前に夫を亡くし、今は独り暮らしをしているという彼女。そんな瑛子と話すのも、およそ40年ぶり。けれど、当時雅義と瑛子はいとこ同士でありながら、こっそり口づけを交わすほどの恋仲でした。すでに他界したそれぞれの両親も、互いの妻や夫でさえ、遠い昔に隠された二人の秘密は知りません。数十年ぶりに再会した雅義と瑛子は、果たせなかったある夢を、改めて叶えようと試みますが、あえなく失敗に終わりました。その原因こそ、雅義の勃起不全です。

初恋相手との遠い日の願いを、いざ叶えようとするシニアカップルの奮闘を、これからみなさんにご紹介致します。

初恋相手の性行為はあえなく失敗

遠い日の性行為はあえなく失敗

その晩雅義は、妻に内緒で独り暮らしの女性宅を訪ねていました。向かった先は、彼の従姉妹でもあり、初恋の相手瑛子の自宅です。すでに彼女は還暦を過ぎ、その日は61歳の誕生日。瑛子が好きだった朱いバラの花束を助手席に置いて、雅義は今から40年前に起こった辛いできごとを思い返していました。当時瑛子はまだ17歳の女子高生。雅義などまだ14歳になったばかりの中学生。いとこ同士の二人は、瑛子の両親が寝静まるのを待って、彼女の部屋で密かにファーストキスを交わしていました。

美少女で有名な瑛子にとっても、それが初めての口づけであったらしく、膨らんだバストからは早鐘のような彼女の鼓動が雅義にも伝わってきました。そのまま二人は折り重なり、互いに身に付けている衣服を脱ぎ始めます。初めて見る下着姿の瑛子は、暗闇の中でもまばゆく輝き、雅義の興奮もいよいよ最高潮。ところが、ショーツを脱いだ彼女の女性器に、ペニスの先端が触れた途端、雅義はあえなく暴発し果ててしまいます。まだ10代前半の彼は、その半年前に精通が訪れたばかり。いくら年上の瑛子がペニスの先をつまみ、先っぽをうまく膣口にくっつけようとしても、敏感すぎるペニスでは役に立ちません。たいした我慢もできずに、射精してしまったのも彼にとっては当然の成り行き。当時の雅義が「早漏」だったかどうかはともかくも、吐き出した大量の精液は、彼女の淡い繁みに飛び散り、その有様など見るも無惨。

結局、当時10代の二人は結ばれることも叶わず、やがてその気まずさから次第に遠ざかってしまいました。けれど、それも今では数十年以上昔に起こった、ほろ苦い記憶に過ぎません。58歳になった雅義が、こうして還暦を過ぎた瑛子と会おうと決意したのは、彼女との「リターンマッチ」にあえて挑もうと考えたからです。その晩雅義は、意を決して彼女の家を訪ねました。年を重ねた二人に、もはやためらう必要などありません。その上彼女には、電話で自分の気持ちはあらかじめ伝えてあります。40年前に起きたあの日の苦い記憶を、雅義はどうしても拭い去りたかったのです。すでに瑛子も覚悟を決め、ネグリジェ一枚で年下のいとこを自宅に迎え入れました。ところが、その晩、またもや二人は合体することが叶いません。40年前は雅義の早漏が原因でしたが、なんと今回は、勃起不全（ED）が災いしたのです。

性行為の失敗原因はED勃起不全

40年前同様、その晩雅義と瑛子は全裸で重なり合いました。今更恥ずかしがる年でもありませんが、夢にまで見たこの瞬間です。二人の興奮は最高潮に達し、瑛子は久しぶりにシーツを濡らすほど愛液で股間が潤っていました。いよいよ準備は万端。その一方で、雅義は日頃の不摂生が祟ったのでしょう。まだ行為を始めてもいないのに、息が切れて仕方がありません。異様にせり出したお腹の脂肪が、彼を苦しめているのは明白です。セックスを始めてもいないうちから、すでに全身は汗びっしょり。生活習慣病を抱えている雅義には、性行為そのものが、かなり体へのプレッシャー。ただ、いつまでそうしているわけにもいきません。彼は何とか固さを保っているペニスの筒先を持って、瑛子の膣口にグニュッと押し付けました。後はそのまま腰を前に進めればよいだけです。

ところが、瑛子がいくら待っても、年下のいとこは体の中に入ってこようとはしません。いとこの雅義は先っぽをむやみに擦りつけるだけで、彼女を焦らすばかり。ついに瑛子は待ちくたびれて、あの日と同じように、自ら男性器をつまみにかかります。すると、彼女は、なぜ雅義が押し入ってこないのか、その時初めて気が付きました。押し入ってこないのではなく、押し入ることが不可能だったのです。雅義のペニスはいつのまにやら固さを失い、まるで芯の無い細長いコンニャクの固まりです。こんなフニャチンでは合体することなど到底不可能。瑛子はたまらず、あけすけに不満のブーイングを漏らしました。「えー？またなの？」。その一言が、遠いあの日を指しているのは明らかでした。こうしてリターンマッチは、完全に失敗したわけです。

EDは専門医の助言と治療薬で

専門医の助言は生活習慣病の改善

翌日、会社を欠勤した雅義は、ED治療の専門病院を訪ねます。経験豊富な専門医が、彼のカウンセリングを始めようとしたところ、そのせり出すお腹や汗まみれの額をひと目見て、ドクターはすぐに直感しました。患者にはED治療と並行して、直ちに生活習慣病を改善する必要があることを。血液検査や尿検査の結果を確かめるまでもありません。高脂血症の上に、悪玉コレステロールの値は驚くべきものでした。ヘモグロビンA1cの数値も最悪です。採尿した検体からは、タンパクに加えてかなり高めの糖分も検出されていました。

検査結果の数値を確かめながら、ドクターは雅義に、今後の治療方針について、次の通り話しかけました。

【ED治療と生活習慣病の改善】

勃起不全を改善するため
勃起不全の治療に最も効果的なのは、「ED治療薬」の服用。「バイアグラ」をはじめとする優れた治療薬が現在開発されているので、積極的に服用して治療に当たることが望ましい。その一方で、欠かせないのが健康な体を維持すること。メタボや高血圧、糖尿病など生活習慣病は勃起不全を誘発する危険な原因。
ED治療薬の服用
勃起不全を改善するにはED治療薬を服用するのが最も効果がある。すでにかなりの実績を上げている「バイアグラ」は世界で最初に認可された治療薬。その一方、現在世界で1番のシェアを誇る「シアリス」や「レビトラ」など、特徴の異なる薬剤も開発されており、治療の選択肢が広がっている。
生活習慣病の改善
生活習慣病は血管に負担をかけるため、急速に動脈硬化を進行させてしまい、結果としてEDを発症させる。他にも過度の飲酒や喫煙など、血管に負担をかける習慣はEDの原因となりえる。ED治療薬を服用するのと同時に、体質改善・メタボ改善に取り組む必要がある。

専門医の診察を終えた雅義は、処方された治療薬をバッグにしまうと、新たな決意を胸に秘め家路を目指しました。

勃起不全を解消し見事夢を叶える

ドクターのアドバイスをもとに、雅義は翌日から体質改善に取り組み始めます。まずは、かなりオーバーしている体重を何とか減らさなければなりません。食事の量を制限し、大好きなアルコールや甘いスイーツもピタリと止めました。一日ひと箱も吸っていたタバコも身の回りから遠ざけ、その日から「禁煙生活」に突入。それもこれも憧れていた瑛子とのメイクラブを成功させるためです。

ダイエットを開始しておよそふた月が過ぎました。雅義は定期的にドクターの元を訪れ、体調チェックを欠かしません。140を越していた血圧は、現在120台前半に収まっており、高血圧の心配はひとまずクリア。肥満度を示すBMI（ボディマス指数）もかなり下がっているのは、毎日取り組んでいる筋トレと散歩のおかげでしょう。禁煙の効果も現れ、息苦しさや呼吸の乱れも、以前とは比べようがないほど改善されています。いよいよ治療薬を服用しても問題ない時が訪れたようです。

こうして雅義は、再び従姉妹瑛子の元を訪ねます。2ヶ月ぶりに訪れた従弟は、容貌もスタイルもまるで別人。まだ昼日中ではありますが、二人はともにシャワーを浴び、寝室で横たわります。その結果については、今更申すまでもありません。あらかじめ服用してきた治療薬の効果は、雅義と瑛子に忘れられない想い出を残してくれました。けれど、この関係を継続するかどうかについて、彼は只今思案中です。せっかく改善した男性器を、このまま放っておくのは残念至極。ここ半年なりを潜めていた雅義の浮気心が、再び頭をもたげてきたのも治療の効果と言うべきでしょう。

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