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- 2021.12.22
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包茎はいつの間にか悪化している可能性があるって本当?その原因と対処法についてご紹介
男性にとって、自分が包茎であるかそうでないかは大きな問題です。
しかしその一方で「日本人男性の8割近くが包茎」との情報もあり、さらに「包茎の男性のほとんどは仮性包茎であり、治療しなくても大丈夫」とも言われていますね。
そのため、真性包茎やカントン包茎ではない、仮性包茎の男性は「じゃあこのまま放置していても問題ないんだな」と思う場合が多いでしょう。
そんな「治療しなくても大丈夫」と思われている仮性包茎ですが、実はさまざまな要因で悪化してしまう可能性があるんです!
包茎が悪化してしまうと、何度も病院に通って治療したり、結局手術を受けなければならなくなったりすることも。
そこで今回は、どういった原因で包茎が悪化してしまうのか、そして包茎の悪化を防ぐためにはどのような対処法があるのかについて、ご紹介します。
包茎が悪化する原因は大きくわけて4つ存在する
包茎が悪化する原因は、決してひとつではありません。
下手にいじってしまったり、病気によるものだったりと、大きくわけて4つの原因が考えられます。
ここではひとつひとつの原因について、ご紹介します。
包茎が悪化する原因①皮を無理に剥いてしまって戻らなくなる
仮性包茎とは言っても、人によってその程度はさまざまです。
手を使えば特に力を入れなくても簡単に剥ける仮性包茎もあれば、一応問題なく皮は剥けるけれども少し力を入れたり、多少引っかかるような感じがしたりする仮性包茎もあります。
問題なのは、この2つのうちの後者の場合。
力を入れなければ皮が剥けなかったり、引っかかる感じがしたりするということは、包皮口が少し狭い可能性がある、ということになります。
問題なく剥けるようでも、場合によっては包皮口が亀頭の下の部分や竿の部分を締め付けて戻らなくなる、重度のカントン包茎状態になってしまうわけですね。
こうなると包皮口に締め付けられてペニスが鬱血状態になり、緊急手術を受けなければならなくなります。
仮性包茎でも皮が剥けにくいと感じる人は、一度医師に診察してもらったほうが良いでしょう。
包茎が悪化する原因②亀頭包皮炎を何度も繰り返してしまう
亀頭包皮炎は、亀頭や包皮が細菌によって炎症を起こして赤く腫れたり、痛みを感じたりする病気です。
包皮と亀頭の間は蒸れやすく、細菌が繁殖する条件が整っているため、包茎の人のほうが亀頭包皮炎になる可能性が高いと言われています。
この亀頭包皮炎、最初のうちは症状も軽く、薬を塗れば簡単に治りますが、何度も繰り返すと腫れや痛みが大きくなったり、膿が出たり、皮がかたまってヒビが入って痛んだりと、症状が強くなっていきます。
こうなると痛い思いをするだけではなく、皮がかたまって剥けなくなってしまう、なんてことも。
あまりにも亀頭包皮炎が何度も発症するようであれば、手術を受けて包茎を解消する必要があるかもしれません。
包茎が悪化する原因③糖尿病性亀頭包皮炎を発症する
亀頭包皮炎は細菌によって発症するだけでなく、糖尿病によって発症するケースもあります。
糖尿病になると末端神経への血液の循環がうまくいかなくなり、皮膚がもろくて裂けやすい状態になってしまいます。
そのためペニスの先端部分の包皮がもろく避けやすくなり、亀裂のようなヒビが入ってしまうわけですね。
こうなると皮膚がかたまってしまって、包茎が悪化することになってしまいます。
この糖尿病性亀頭包皮炎は、ペニスの先端に皮が余っていれば余っているほど症状がヒドくなりますので、皮は剥けるけれども大量に皮が余っているような仮性包茎の場合は、あらかじめ手術を受けておくべきかもしれません。
包茎が悪化する原因④皮オナをすることで余っている皮が伸びてしまう
包茎の男性は、普段亀頭が露出していないため、刺激に弱くなっています。
そのためオナニーの際、直接亀頭を刺激すると痛いため、皮を伸ばして亀頭を包み込むように守る「皮オナ」と呼ばれるオナニー方法が多くなります。
しかしこの皮オナ、長い間続けることで、だんだんと包皮が伸びていってしまって皮の余り具合がヒドくなってしまうのです。
皮の余り具合がヒドくなれば、力を入れてもなかなか皮が剥けなくなったり、亀頭包皮炎を繰り返しての包茎の悪化も起きやすくなります。
包茎の悪化を防ぐための対処法にはどのようなものがある?
包茎は油断していると、さまざまな原因で悪化してしまいます。
しかし誰だって、包茎が悪化するのは避けたい、と考えるでしょう。
そこで包茎の悪化を防ぐためにできる対処法について、説明します。
包茎の悪化を防ぐ対処法①とにかく清潔を保つ
包茎の悪化の大きな原因として、亀頭包皮炎があります。
これは細菌の繁殖によって引き起こされますので、可能な限り亀頭や包皮を清潔に保ち、蒸れてしまうのを防ぐと良いでしょう。
ただし注意しなくてはならないのが、亀頭包皮炎は洗いすぎの場合も、その刺激によって引き起こされる可能がある点です。
清潔を保つのは大事ですが、だからと言ってあまりにも強く洗いすぎたり、必要以上に何度も洗ったりすると、それも亀頭包皮炎の原因となってしまうわけですね。
包茎の悪化を防ぐ対処法②ムリに皮を剥いたりイジッたりしない
スムーズに剥けない、剥くのに力がいる仮性包茎の場合は、ムリに皮を剥くのはできるだけやめておいたほうが良いでしょう。
先にも紹介しましたが、剥いた皮が戻らなくなって重度のカントン包茎になってしまう可能性がゼロではありません。
とは言っても、清潔さを保つためには剥いて洗うことも必要です。
どうしても剥かなければならない場合は、一気に剥こうとせずにゆっくりと力を入れていき、痛みや締め付け感を強く感じるようなら剥かずにおくほうが無難、と言えるでしょう。
また無意味に包皮をイジるのも、避けるべきです。
雑菌が入って尿道炎や亀頭包皮炎になる可能性も高まりますので、無意味に包皮をイジるのは百害あって一利なし、と言えます。
包茎の悪化を防ぐ対処法③皮オナはやめる
オナニーは止められない、という男性は多いでしょうが、少なくともしっかり亀頭を露出してのオナニーをするようにしえ、皮オナはやめるべきです。
皮オナを続けると、包皮が伸びてしまうだけではなく亀頭の敏感さも解消されません。
仮性包茎の男性は日常的に亀頭が包皮につつまれているため、亀頭を鍛える機会が少なくなってしまいます。
せめてオナニーのときくらいは亀頭を露出し、刺激で鍛えるようにしましょう。
包茎が悪化するのがイヤならば手術を受けてしまう選択もアリ!
仮性包茎だから、と油断していると、思わぬ悲劇に遭う可能性があります。
できるだけ包茎が悪化しないように生活することもできなくはありませんが、いろいろと面倒な部分もありますし、どうやっても包茎の悪化を避けられないケースも考えられます。
いっそのこと、仮性包茎の男性でも手術を受けて完全に包茎状態を解消しておけば、当然包茎が悪化する可能性はなくなります。
包茎の悪化に悩むくらいであれば、手術を受けてしまうのも良い選択、と言えるかもしれませんね!