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- 2021.11.04
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楽しいセックスで健康を保ちたい!でも男性の精力が40代で落ちてしまう理由とは?
男だったら「年齢を重ねても、いつまでもセックスを楽しみたい!目指せ、生涯現役!」なんて夢を抱いている人も多いのではないでしょうか。
実際、世界には70代、80代になってもセックスが可能で、90歳を越えてから「お父さん」になった男性も存在しています。
しかしそんな「いつまで経っても現役バリバリ」な男性がいる一方で、多くの男性が年齢を重ねるごとに精力が落ちて行ってしまうのもまた事実。
特に男性の場合、40代を過ぎるとガクッと精力が落ちてしまう、とも言われています。
「精力が落ちてセックスしなくなっても仕方がないか……それが自然の節理だもの……」なんて、まるで悟りを開いたかのように諦めてしまう男性もいるかもしれませんが、そこで諦めてしまうのは少しもったいない、というもの。
実はセックスは、さまざまな面で健康に良い影響を与える、とも言われているのです!
そこで今回は、なぜセックスが健康に良いのかの理由と、なぜ男性の精力が40代を過ぎると落ちてしまうのかについて説明します。
生涯現役を目指す男性、必見ですよ!
セックスが健康に良いのは頭も身体もたっぷり使う行為であるため!
男性がセックスをするときは、相手のことをいろいろ考えて身体を動かすことがほとんどでしょう。
ただ寝っ転がって、女性から気持ち良くしてもらうのを待っているような男性は「マグロ」と呼ばれて嫌われます。
相手のことを思ってセックスをして身体を動かす、それが健康にも繋がっている部分があるのです。
週に1回以上セックスをする男性はボケない!
オックスフォード大学の研究チームによると、50歳以上の男性を対象に認知能力のテストをおこなったところ、週に1回以上セックスをしている男性はそうでない男性に比べ、空間認知能力や言語能力が高い傾向が見られた、とのこと。
これがセックスで脳を使っているからなのかは断言はできませんが、他の研究ではセックスを日常的にしている人は脳の神経が増えている、との報告もされています。
つまりセックスを常にしている男性はボケにくい、と言えるのです。
セックスをすることで免疫力アップや前立腺がん・心臓病の予防につながる
セックスを週に1~2回している男性は、そうでない男性に比べて唾液の中の抗体濃度が高い、との研究結果が発表されています。
また定期的にセックスをしている男性は、前立腺がんにかかる可能性も低くなり、心臓病のリスクも低下する、とも。
これはセックスによって、男性の体内にある男性ホルモン「テストステロン」が影響を受け、増加するためではないかとされています。
テストステロンは筋肉の他、前立腺や心臓、そして脳にも存在している男性ホルモンですので、その量が増えれば男性の身体に良い影響を与えて不思議はないでしょう。
ただし、セックスをすればするほど良い、というわけではなさそうです。
過度のセックスは身体に負担がかかるため、セックスしすぎると逆に体調を崩す原因となることも。
無理はしないように、適度な回数をこなすのが重要なわけですね。
セックスによって精神的に充実できる
セックスは「子孫を残すための行為」であるだけではなく、男性にとって「自分の男らしさ、存在意義を確認するための行為」でもあります。
パートナーと愛しあい、お互いを思いやってセックスすることで、精神的に満たされるわけですね。
人間はストレスを感じ過ぎたり、くよくよと悩み続けたりなど、精神の不調があると肉体にも不調が出ることが知られていますし、経験したことがある人も多いでしょう。
セックスによって精神的に充実することで、肉体も連動して充実する、と考えられるのですね。
40代を過ぎた男性の精力がガクッと落ちてしまう3つの原因
「若い頃は毎日のようにセックスしても平気だったのに、40代を越えたらめっきりやる気がなくなってしまった……」
そんなふうに感じている男性も多いのではないでしょうか。
「年齢を重ねてセックスにガツガツしなくなった」と考えて納得する男性もいるかもしれませんが、決してそれだけが理由ではありません。
身体や精神に訪れるさまざまな変化も、精力の減少に大きく影響しているのです。
体内の男性ホルモン「テストステロン」が減少してしまう
筋肉を増やす、ヒゲなどの体毛を生やすなど、男性の「男らしさ」の部分に影響するのがテストステロンです。
このテストステロンの分泌量が多いと、それだけ精力も強くなり、セックスにも強くなります。
しかしテストステロンは、年齢を重ねるごとに分泌量が減少していってしまうもの。
そうすると当然、精力も弱まり、セックスに対する意欲も失われてしまうわけですね。
テストステロンが減少すると、精力が弱まるだけでなく、さまざまな病気にかかるリスクも上昇すると言われています。
またかつては「女性の病気」と思われていた更年期障害の男性版である「LOH症候群」になることも。
テストステロンは精力減退だけでなく、さまざまな不調に関係しているので、なにか変だと感じたら一度医者に調べてもらうべきでしょう。
体力が減少してセックスが面倒に感じてしまう
40代になると、運動量が若い頃よりも格段にすくなくなるため、スポーツジムに通うなど意識的に運動をしている男性でもない限り、体力はどんどん衰えていきます。
また中年太り、筋力の低下などが原因で、疲れやすくもなります。
そのため仕事などで疲れているとセックスをするのが面倒になる、またはセックスそのものが疲れるのでしたくなくなってしまうのです。
子育てがひと段落して落ち着いてしまう
「子孫を残す」というのは、人間だけでなくすべての動物にとって、本能的に重要なことです。
40代の男性だと、結婚して子どもが誕生し、それなりに成長している場合も多いでしょう。
そういった「家庭」を築き上げた男性は、精神的ば家庭内での役割が「夫」から「父親」にシフトしていく、と言われています。
つまり「子孫を残す」という本能を満たしたため、パートナーとのセックスでさらに子どもを増やすよりも、誕生してきた子どもを守り育てるほうに意識が向いていくわけです。
またパートナーとの関係性も「男と女」ではなく「父親と母親(と子ども)」へと変化します。
その結果、精神的にも精力的にも落ち着いてしまい、積極的にセックスを求める気持ちが失われてしまうのです。
ますます進む高齢化社会で健康に生きるためには適度なセックスが重要!
男性が年齢を重ねると精力が減退してしまうのは、個人差はありますが仕方がないこと、とも言えます。
しかしセックスは、精神的にも身体的にも健康に対して有効に働く一面がありますので、まったくしないのも良くありません。
特に結婚してパートナーがいる場合、セックスレスになってしまうことで家庭内別居や離婚など、新たなトラブルを招く可能性も高くなります。
テストステロンを増やすために、食事に気を遣ったり適度な運動を心がけたり、自分でもやれることはさまざまなものがありますが、やみくもにチャレンジしても効果が出ない場合もあるでしょう。
「最近、なんだか不調だし精力も落ちてきたな……」なんて人は、一度医者に診てもらってどのような対策を取るべきか相談してみるべきですよ!