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- 2021.08.26
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買春ツアーは危険が一杯!羽目を外すのもほどほどに!!
※これは架空の話で実在の人物・団体とは一切関係ありません。ひと頃ほどではありませんが、日本人の男性が、大挙して東南アジアの各国に「買春ツアー」に出かけている様子は、今でも週刊誌などのメディアで度々取り上げられています。これからご紹介するお話も、そんな「不届きなお遊び」に海外ツアーへ向かった男性のエピソード。彼の名前は青田和也、年齢は54歳ながら自動車工場を経営する社長です。
和也は年に数回、東南アジアの現地まで羽を伸ばし、車の商談と称しては買春に訪れていました。既婚者の和也には妻と二人の息子がおりましたが、子供達はそれぞれすでに独立し、今は自宅に夫婦だけで暮らしています。そんな中年夫婦の間には、性交渉もさっぱり途絶え、目下和也の楽しみは海外で息抜きする事ぐらい。ところが、ある年、彼はいつも通り出かけた現地の風俗店で「淋菌」に感染します。このお話は、長年「買春ツアー」に至福の喜びを感じていた中年社長の哀しい実話です。
海外出国の目的は危険な買春旅行
旅行の目的は現地の買春ツアー
和也がもっとも頻繁に訪れていたのが、別名「微笑みの国」と呼ばれているT国。温暖な気候と熱気溢れる街並みに和也は心引かれ、年間5回以上も現地に「商談」に出かけていました。ただし、商談とは名ばかりで、最大の目的はご贔屓にしている顧客の慰安を兼ねた買春ツアー。毎回、5人程度の小団体で渡航しますが、現地のガイドなど彼には不要です。勝手知ったる歓楽街を、遊び慣れたホームグランドのように徘徊できるほど、和也は微笑みの国に精通しておりました。
もちろん、建前上は現地での商談です。タブレットで表示した中古車を、日本国内の平均価格以下で勧めれば、現地のバイヤーは皆飛びつくように契約は成立します。一台当たりの売り上げも大きく、現地で遊ぶ為の資金はかなり潤沢にゲットできるので、歓楽街の夜を遊ぶのには十分すぎるほどでした。もちろん和也とその一行は、滞在している期間は毎晩、女性と濃厚な時間を過ごす為に風俗街に繰り出します。煌びやかなお店が建ち並ぶ一帯には、数え切れないほどの客引きが待ち受けていますが、彼はそんなポン引きまがいには見向きもしません。目指すお店は、首都でも指折りの優良店。若く美貌のコンパニオンが、エントランスで彼らを待ち受けていたのです。
危険な買春旅行の結末は性病感染
そのお店は首都にある歓楽街の中でも、かなり美人揃いで有名な「マッサージパーラー」。「金魚鉢」と呼ばれているひな壇には、数え切れないほどの美女がお客を待っていました。ガラス越しに気に入った女性を見つけ、その後はたっぷり濃厚なサービスを受ける事が出来ます。現地には、他にもかなり安価な「おゃぶりカフェ」やらエロマッサージ店もありまがすが、その分性病感染やトラブルに巻き込まれる事も多いので、和也は決して手を出しません。
いつも通り評判の高い、それでいて安全なマッサージパーラーに和也達一行は出かけました。そして、毎晩、そのお店で気に入ったコンパニオンをとっかえひっかえしながら、異国の夜を楽しんだのです。和也が特に通いつめていた「パラダイス」は、性病検査も徹底しており、コンドームをきちんと装着している限り、STDに感染する恐れなど無かったはずでした。実際に、毎晩若い女性と遊んだ末に、帰国してから性病に感染していたのは、たった一人で済んだほどです。けれど、そのひとりが案内役の和也だったのです。
旅行の報いと待っていた性病治療
買春ツアーの報いは淋菌感染
妻帯者でもある和也は、普段から性病感染には、特に注意を払っていました。妖しいと感じたコンパニオンからは、絶対にディープキスや、もちろん「生フェラ」などのサービスは受けません。セックスする際も、必ず日本国内から持参したメイドインジャパンのコンドームしか装着しないほどの徹底ぶりです。それというのも、現地では一時期、難病疾患である「エイズ」感染への警告がひんぱんに出され、その恐怖を誰より彼は知っていたのです。
ところが、そんな和也は帰国後、下腹部に排尿痛など違和感があることに気付きます。体温を測ってみると、普段は滅多に発熱し無い彼が、この2日間微熱が続いていました。やがて、亀頭の先から黄色っぽい膿まで滲み始めます。「もしや、あのパーラーで性病に感染したのか?」そんな一抹の不安が頭をよぎります。けれど、遊び続けた5日間、コンドームを外して生ハメしたことなどありません。めくるめく夜毎の思い出を振り返りながら、ふと和也はお気に入りのコンパニオン「リン」との一戦を脳裏に浮かべました。
地方出身の美少女リンはまだ20歳。片言の英語で、あれこれやりとりしながら、濃厚な時間を堪能させてくれました。ただ、その途中、たった一度だけトラブルが起こります。そのトラブルとは、大好きな「シックスナイン」を楽しもうと、体位を変えた瞬間に発生しました。入店間もない美少女リンは、そうするのが当然とばかりに、コンドームを装着しようとしていた和也の手をやんわり払いのけ、そのまま「カプッ」と生身の亀頭を咥えてしまったのです。
慌てたのは下になっていた和也の方です。普段なら、絶対に生身のペニスを咥えさせたりはしません。フェラチオですら性病感染のリスクが高い事は、もとより重々承知しています。よほどウブな処女でも無い限り、生フェラなどしてもらいたくても、させてはいけないサービスなのは、もっとも和也が知っています。ところが、時既に遅く、20歳の美少女は喉元まで男性器を飲み込むと、すでにレロレロ舌を目一杯絡めながら、懸命にサービスを始めてしまったのです。「やっちまったー」、そんな後悔はもはや通用せず、和也は鳥肌の立つような絶品のサービスに、打ち震えながらもただ身を任せてしまいました。
帰国後に待ち受けていた性病治療
ペニスの先から滲み出てくる黄色い膿と排尿痛から、すでに淋菌に感染している事は、経験豊富な和也であれば、ある程度予測が付いていました。せめても救いは、同行した顧客の誰もが、帰国後和也のような男性器の異常を訴えていなかった事でしょうか。それもそのはず。パーラーに出向く前、誰より口を酸っぱくさせて「性病予防」を呼びかけていたのは、誰あろう彼自身だったのです。そんな和也が性病に感染してしまったなどと、口が裂けても話せません。
彼は、性病治療の専門病院を注意深く探し出します。感染した秘密は、絶対周囲にバレてはいけないからです。個人情報の管理が徹底した、安全かつ安心して治療の出来る性病治療専門のクリニックを探し出さなければなりません。そして、ようやく和也は、駅前にある瀟洒な泌尿器治療の専門クリニックを訪ねました。当日予約した時間に訪れた彼を、経験豊富な専門医が迎え入れてくれます。カウンセリングルームに通された和也に、担当医はこれまでの経過と感染までの経緯について質問し始めます。その後診察室に移った後で、採尿検査と粘液採取が行われました。
ほどなく、再度診察室に呼ばれた和也に、ドクターは下記の通り、病名の診断と治療法の説明を始めます。
【病名と今後の治療法】
- 病名の診断
尿検査と体液検査から、感染している性病は「淋菌性尿道炎」。排尿痛も淋菌による尿道炎が発症しているため。 - 今後の治療法
症状を見ながら、抗生剤を1~2週間程度内服する。尿道炎の痛みや炎症が治まらない場合には点滴治療を平行して行う。 - 留意事項
淋菌性尿道炎は放置しても寛解しない。自然治癒する事はないので、きちんと治療する事が大切。症状が治まり、検査の結果、淋菌が検出されなくなるまで、夫婦間でも性行為は控える。もちろん風俗などで発散するのは、さらに症状を深刻化させるので十分注意する。
担当医の説明を受け、薬局で内服薬を処方された和也は、とぼとぼ家路を辿ります。今まで十数年もの間「微笑みの国」で悦楽の時を過ごしてきた事が、走馬燈のように蘇ります。性病感染に対して、あれほど注意を払って遊んでいたはずが、たった一度油断したために、思わぬ淋菌感染に苦しめられるとは。和也は今更ながらうかつな自分の振る舞いを悔やみました。それと同時に、下半身がとろけるほどの快楽を味わわせてくれたあの美少女リンを、遠い空に思い浮かべます。
「さて、この性病が治ったら、またあのリンに会いに行くぞっと!」
そんなしょうも無い事を考えながら、懲りない中年社長青田和也は、独りニマニマしながら夕暮れの町を歩いていました。それにしても、買春ツアーは危険が一杯です。羽目を外すのもほどほどにしないと、取り返しのつかないことになりますよ!
- 病名の診断