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- 2021.08.20
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性病とは少し違うけれどめちゃくちゃ不快な「亀頭包皮炎」には包茎が深く関係している!?
「亀頭包皮炎」という病気を知っていますか?
ペニスの病気と言われると、すぐに「性病では?」と考えるかもしれませんが、実は亀頭包皮炎は性病と言い切れる病気ではありません。
つまり要因が重なれば、セックスをしなくても罹患する可能性がある病気なのです。
性病ではありませんが、実際になってしまうとめちゃくちゃ不快な思いをするのが「亀頭包皮炎」。
「できるだけ罹患したくない……」と考えて当然ですが、では実際に「亀頭包皮炎」とはどのような症状が出る病気で、どういった原因で発症するのかについては、まったく知識がない男性がほとんどなのではないでしょうか。
そこで今回は「亀頭包皮炎」がどのような病気なのか、そしてその原因についてご紹介していきます。
「亀頭包皮炎」はペニスのかゆみや痛みなど不快な症状がいっぱい!
「亀頭包皮炎」は、正しくは「亀頭炎」と「包皮炎」という別々の病気を合わせた総称です。
「亀頭炎」はもちろん亀頭の炎症ですし、また「包皮炎」も読んで字のごとくペニスの包皮の炎症ですね。
しかしこの「亀頭炎」と「包皮炎」、どちらか片方だけに罹患するケースはほとんどなく、同時に発症する場合がほとんど。
そのため「亀頭包皮炎」との総称で呼ばれているのです。
では「亀頭包皮炎」がどのような症状を生じる病気なのか、詳しく説明していきましょう。
「亀頭包皮炎」の症状①亀頭と包皮が赤く腫れて痛み・かゆみが出る
「亀頭包皮炎」が発症すると、まず前段階として亀頭と包皮が赤くなって腫れる場合が多く見られます。
ただし初期段階では「なんとなく赤いかな?」程度で他に特徴があまりないため、なかなか「自分が亀頭包皮炎である」と気付く人はいないでしょう。
だんだんと症状が進んでいくと、単なる赤みからニキビのような紅斑に変化したり、軽いかゆみや痛みが感じられるようになります。
しかしこの段階でも、そこまで決定的な不調ではないため、なかなか病院に行く決心がつかない男性も多いでしょう。
「亀頭包皮炎」の症状②炎症が悪化して膿が出たり痛み・かゆみが強くなる
初期段階の「亀頭包皮炎」を放置していても、自分の体内に存在する免疫機能が働いて自然に症状が軽減する可能性はあります。
そうならず「亀頭包皮炎」が悪化すると、より赤みが強くなって亀頭や包皮が赤く腫れ、痛みやかゆみが強く感じられるようになります。
さらに膿が出る場合もあり、そうなると常にペニスがジットリグチュグチュ状態、痛いし痒いしで不快感は最高潮に達するでしょう。
「亀頭包皮炎」の原因菌によっては、恥垢のような白いカスが大量に出ることもありますので、不潔感も高まります。
「亀頭包皮炎」の症状③潰瘍ができたり皮膚が裂けたりする
「亀頭包皮炎」をずっと放置し続けていると「潰瘍」と呼ばれる傷ができることもあります。
こうなると、パンツに擦れただけでも痛いですし、見た目も非常に悪くなってしまいます。
さらに「亀頭包皮炎」が長期間に及ぶことで、包皮が柔軟性・弾力性を失ってしまって、縦方向に亀裂が走ってしまうことも。
当然これも傷ですから、痛いですし見た目も悪いですね。
ここまで来てしまうと、当然放置していて治ることはありませんし、治療を受けたとしても完治するまでにはかなりの時間がかかってしまいます。
苦しむ時間が長くなるだけですから、ペニスに異常を感じたらできるだけ早く診察を受けたほうが良いでしょう。
「亀頭包皮炎」はさまざまな菌が原因となる!包茎も大きな原因のひとつ!?
「亀頭包皮炎」は必ずしも性病ではない、と先に軽く説明しました。
必ずしも性病ではない、というのはどういう意味かと言うと、話は単純で「亀頭包皮炎」の原因となる菌は実にさまざまであり、日常的に存在するものから性病の原因菌まで数多い、という意味なのです。
では「亀頭包皮炎」の原因となる菌にはどのようなものがあるのか、説明しましょう。
「亀頭包皮炎」の原因①身の回りの細菌
「亀頭包皮炎」の原因となる細菌として挙げられるのは「黄色ブドウ球菌」「大腸菌」「レンサ球菌」などなど……。
こうして名前を挙げてみると、おどろおどろしい印象を受けますが、これらの菌は常日頃から私たちの身の回りに存在している「常在菌」と呼ばれる細菌たちです。
通常は免疫機能の働きがあるため、これらの「常在菌」は悪さをすることはありませんが、ストレスや疲労などによって免疫機能が弱っていると、これらの菌が増殖して「亀頭包皮炎」を引き起こすのです。
「亀頭包皮炎」の原因②カンジダなどの真菌
「真菌」とはカビの原因となる菌の仲間であり、特に「亀頭包皮炎」の原因として多いのが「カンジダ」です。
「カンジダ」も日常的に存在している菌ですが、女性が「カンジダ膣炎」などに感染しているケースもあり、そういった場合は性行為によっても「カンジダ」が原因の「亀頭包皮炎」が発症する可能性は十分存在します。
また「カンジダ」による「亀頭包皮炎」の場合、皮の表面がポロポロになってむけたり、亀頭に白いカスがたまったり、魚が腐ったような異臭を発したりするのも特徴です。
厄介なのが「細菌」と「真菌」、原因が違うと「亀頭包皮炎」の治療法も変わってくること。
細菌が原因の場合は、抗生物質の塗り薬で治療をおこないますが、真菌が原因の場合は抗真菌薬の塗り薬で治療をおこなわなければなりません。
そのため患者自身の判断で薬を塗っても改善せず、悪化する一方、というケースも見られるのです。
「亀頭包皮炎」の原因③不潔な包茎
細菌が原因の場合も、真菌が原因の場合も、これらの菌が繁殖しなければ「亀頭包皮炎」が発症することはありません。
ペニスを清潔に保ち、乾燥状態を保てれば、これらの菌が必要以上に増殖してしまうことはないわけですね。
しかし男性のペニスが「包茎」だった場合は、話が別になります。
包茎のペニスは常に皮を被ったままですので、入浴などでもしっかりと亀頭や包皮の菌を洗い流せない場合が多いのです。
さらに包皮によって乾燥が妨げられてしまい、細菌や真菌が繁殖しやすい「ジメジメと湿った状態」と「一定の温かさ」が保たれた状態となります。
つまり包茎のペニスは、まさに「亀頭包皮炎」の発症条件として最適なわけですね。
包茎ペニスの持ち主は、一度「亀頭包皮炎」の治療をしても何度も繰り返して発症してしまい、治療と発症のイタチごっこ状態になってしまうことも少なくないのです。
「亀頭包皮炎」の疑いがあったらアモーレクリニックで診察&できれば包茎手術も受けてしまおう!
「亀頭包皮炎」は、その原因となる菌によって治療方法が違います。
細菌の場合、真菌の場合、さらにその両方が原因の場合もありますので、素人考えで薬を塗るなどはせずに、しっかりと医師の診察を受けて、原因をはっきりさせて適切な治療を受けることが必要となります。
また包茎の男性の場合は、できれば包茎手術を受けてペニスを清潔な状態に保てるようにするのも大事です。
包茎でなくなれば「亀頭包皮炎」になる可能性がゼロになるわけではありませんが、ペニスを清潔に保ちやすい点から発症確率を下げることはできるでしょう。
「亀頭包皮炎」でお悩みの男性は、ぜひとも「アモーレクリニック」で包茎手術を受けることを検討してみてください!