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- 2021.02.04
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性病の検査は無症状でも定期的に受けるべき!その理由とは?
性病の検査を受ける人は、男性の場合は性器の痒みや痛みがあったり膿みが出たりしたとき、女性の場合はおりものの粘度が高くなって量が増えたり、においがキツくなったりしたときが多いです。つまり、目に見えてわかるような具体的な異常が出てから、慌てて性病の検査を受ける人がほとんどなわけですね。
人間は性病に限らず、身体に異常が出ないとなかなか病院で検査を受けようとはしないものです。しかし実際に身体に異常を感じ、検査を受けてみたら手遅れになっていた……なんてことが起こるのも恐ろしいところであり、それは性病に関しても同じことが言えるでしょう。
そういったことを考えると、性病も無症状でも定期的に検査を受けるべきだと言えます。そこで今回は、性病の定期検査を受けるべき理由をより詳しく説明していきましょう。
性病は知らないうちに感染している可能性があるので定期的に検査を受けるべき!
性病は、感染するとすぐに症状が出るわけではありません。実際に感染してから症状が出るまでタイムラグがあったり、まったく症状が出ないままだったりするのが、なかなか感染に気付けない理由です。
無症状で感染に気付きにくい性病にはどのようなものがある?
感染に気付きにくい性病には、次のようなものがあります。
・クラミジア
性病のうち、もっとも感染数が多いと言われるのがクラミジアですが、男性は50%、女性は80%が無症状だと言われています。症状が出ても軽い痒みや痛みで終わってしまう場合も多いのですが、放置していると男女ともに不妊の原因にもなりますので、決して油断してはいけない病気です。・淋病
淋病は男性の場合は排尿時の痛みや尿道からの膿などで気付きやすいのですが、女性の場合は約80%が無症状です。また性器だけでなく、咽頭などに感染する場合もあり、そのときも無症状の場合が多いのが、淋病の厄介な部分と言えるでしょう。・トリコモナス
トリコモナスは性交渉以外にも、下着やタオル、便座からも感染する可能性がある性病です。男性の場合はほとんど無症状で感染に気付く可能性が低く、女性も20%~50%は無症状と言われています。しかし女性が感染に気付かずに放置していると、炎症が卵管まで進んでしまい、不妊症や早産、流産を招く可能性もあります。このように感染してもなかなか気付きにくい性病が数多く存在するので、定期的に性病の検査を受けることでさまざまなリスクを避けられるのです。
性病の感染に気付かないと他の人に感染させるリスクが高くなる
すぐに感染に気付く性病と異なり、自覚症状が出ない性病はよほどのことがない限り感染には気付きません。そのため、感染に気付かないまま他の人と性交渉を持ってしまい、さらに感染を拡大させてしまうかもしれないのです。
また性病は、放置しておいて自然治癒することはあまりありません。一見無症状のようでも体内に性病の原因菌はしつこく残っていて、性交渉の機会に感染を広げるのを狙っているのです。
定期的に性病の検査を受けることで、気付かずに他人に感染を広げてしまう「加害者」となるのを防ぐことができます。
定期的に性病の検査を受けるべき4つのタイプとは?
当然の話ですが、性交渉を持つ相手や機会が増えるほどに、性病に感染する可能性は高くなります。その中でも特に性病に感染する可能性が高く、定期的な検査を受けるべき人、4つのタイプについてご紹介していきます。
複数のセックスパートナーがいる人
恋人以外のセックスフレンドなど、定期的に性交渉を持つ相手が複数いる人は、定期的に性病の検査を受けるべきでしょう。
恋人や夫婦など、特定の関係ではないセックスパートナーの場合、その相手も他に複数のセックスパートナーがいる、と考えておくべきです。そうすると自分の知らないような人間とも、肉体を通して間接的につながることになるわけです。
それらの人間のすべてが、性病に対してしっかりとした対策をしているとは限りませんので、次から次へと感染が広がっていく可能性がありますので、性病にはかなり気を遣うべきでしょう。
インターネットやナンパで出会った人とセックスをする機会がある人
特定のセックスパートナーはいないけれども、ときには誰かとのセックスを楽しみたい人にとって、インターネットの出会い系サイトやナンパはありがたい存在です。しかしそういったときに、性病について気にする人はほとんどいないと言えるでしょう。
そのためネット上では「ナンパで出会った相手をセックスしたら、性病をうつされた!」という記事や「出会い系サイトで性病患者が増えている」という記事が数多く見られます。出会い系サイトやナンパが性病が蔓延する大きな原因となっているのは確実と言えるでしょう。
風俗を頻繁に利用する人
風俗店はしっかりと、お店で働く女性に定期的な性病検査を義務付けているお店もありますので、比較的性病に感染する可能性は少ないとも言えます。しかしお店によっては「定期検査をしています」と書いておきながらも、実際はまったく検査をしていないような悪質なお店も存在するので、気を付けなければなりません。
また定期的に検査しているお店でも、さすがに毎日のように検査を行っているわけではないので、検査と検査の間に性病に感染してしまい、それがお客にも広がっていく可能性は、決してゼロではありません。
逆に考えると、万が一自分が性病に感染している状態で風俗に遊びに行くと、それをお店の女の子にうつしてしまう可能性もあるわけです。そうなるとさまざまな人に迷惑をかけることになりますので、ちゃんと自分が性病に感染していないのを確認してから風俗で遊ぶのがマナーとも言えるでしょう。
アナルセックスをする機会が多い人
かつては特殊なプレイの1つであったアナルセックスですが、現在では比較的一般的なプレイとして楽しむ人も増えてきています。しかしアナルセックスは、通常のセックスよりも性病に感染する可能性が高い性行為とも言われているのです。
挿入される側にとって性病に感染する可能性が上がるのは、直腸の粘膜は非常に薄く、強い刺激に耐えられずに傷付いてしまう可能性が高いため、その傷口からさまざまな菌などが入り込んでしまうためです。
逆に挿入する側も、傷付いた粘膜からの血液や体液などが付着することにより、そこに菌が混ざっていると感染してしまうのです。
アナルセックスは挿入する側、される側どちらにも性病の可能性が高くなるので、アナルセックスを安全に楽しみたい人は定期的な性病検査を怠らないようにしましょう。
アモーレクリニックで定期的な性病検査を受けて安全安心な生活を送ろう!
性病はどんなに気を付けていても、気付かないうちに感染してしまう可能性があります。しかも性交渉以外で感染してしまう性病もありますので「セックスしていないから安心」とも言い切れません。
自分で性病にかかっているのに気付かないと、他の人に感染させてしまう可能性もありますし、気付かないまま身体の中で病気が進行していって、気付いたときには重症化してしまう危険もあります。
そういった取り返しのつかない状況になるのを防ぐためにも、アモーレクリニックのような専門クリニックで定期的に性病の検査を受けましょう!