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アモーレクリニック HOME性病に関する記事HIVってどんな症状?治療方法についても教えます!

2019.10.12
HIVってどんな症状?治療方法についても教えます!

性感染症の中では最も有名と言っても良いかもしれないHIV。
HIVという名前は知っていても実際にどのように感染し、どのような症状が出てくるのかということを知らない人は多いです。
また、HIVの治療方法や長期的な経過についても気になるという方は多いでしょう。
今回の記事ではそんなHIVに焦点を当てて症状や治療方法について詳しく解説していきたいと思います。

 

↑↑ 栄セントラルメンズクリニック 性病・性感染症のページ ↑↑

 

 

〇そもそもHIVってどんな病気?

 

HIVは、HIVウイルスが感染することで通常は外部からの異物を除去するために働く免疫となる細胞に感染することで免疫不全を起こし、様々な症状を引き起こすという性感染症です。
HIVに感染することで少しずつ体の中の免疫力が低下することで、通常の生活をしていれば感染しないはずの感染症に罹患して症状を発症するようになります。
HIVに感染することで風邪のような症状だったり、通常元気な人が発症しないような感染症症状が出てくると、エイズと診断されるようになります。
よくエイズがウイルスであるという認識を持っている人もいるのですが、HIVというウイルスが体内で免疫細胞を減らすことで感染症の症状を発症することをエイズというので、これらの違いを理解しておきましょう。

〇HIVの感染経路とは?どのように感染するの?

 

HIVは、HIVに感染している人の血液に多く分泌されます。
また、精液や膣の中、母乳にもウイルスが多く存在することもHIVの特徴です。
HIVウイルスは涙や尿、唾液などにも分泌されるのですが、他人に感染するほど多くのウイルスは分泌されないことが特徴です。
皮膚同士が接触することで感染することは無く、針刺しなどの血液に達するほどの傷に粘膜が触れることや、性器粘膜や口腔粘膜、膣内の粘膜や腸管粘膜といった粘膜同士が触れることで感染が成立します。
このようにHIVウイルスは性行為をきっかけに感染するだけでなく、母親から胎児への感染、血液を媒介しての感染という種類の感染経路からも感染していくのです。
中でも性的に感染によるHIVの感染が最も多いとされており、膣粘膜や亀頭の粘膜に生じた細かい傷を通してHIVウイルスが体内に侵入して感染が成立することがほとんどです。
また、口腔粘膜や膣粘膜は粘膜が厚くなっているのですが、腸管粘膜は粘膜の層が薄くなっているため、損傷した腸の粘膜からHIVウイルスが侵入する危険性はとても高くなっています。

 

〇HIVはどれくらいの確率で感染するの?

コンドームを使用しているかどうかということや、どのような性行為を行っているかによって感染する確率は大きく変わってきます。
一般的にはコンドームを使用せずに性行為を行ったとしてHIVに感染する確率は1%程度とされています。
これは一見少なそうな感染率には見えるのですが、たった一回の性行為でもHIVに感染したという報告もありますので、あくまでもこの数字は目安ということになります。
また、梅毒、淋病、クラミジアといったHIV以外の性感染症に感染している場合は粘膜に炎症を起こす可能性が高くなるため、HIVに感染する確率が他の性感染症にかかっていない人と比べると格段に高くなるので注意が必要です。

 

〇HIVに感染するとどのような症状が出てくるの?

 

HIVは他の性感染症と同様に、一定期間は無症状で経過するという潜伏期間があります。性行為があってから約1ヶ月程度の潜伏期間を経過してから以下のような症状が出現します。
・熱
・リンパ節の腫れ
・咽頭炎
・発疹
・筋肉痛、関節痛
・下痢
・頭痛
・吐き気
・嘔吐
・肝臓、脾臓の腫れ
・体重減少
・口腔カンジダ
・神経症状
HIVの症状はHIV特有の症状というものはないので、すぐにHIVを疑うことはなかなか難しいです。
しかし、これらの症状が続くようであればできるだけ早くHIVに感染しているかどうかの検査を受けて治療を開始することが必要です。
それではHIVに感染してるかどうかというのはどのようにして検査するのでしょうか?

 

〇HIVは早期発見することが重要!

HIVは症状が出てから治療を行うという人は全体の30%程度とされています。
症状が出てから治療を開始すると、症状が出る前に治療を開始した人と比較して生命予後が悪くなるのです。
そのため、症状が出ていない状態であっても、定期的に検査をすることでHIVであることを把握して、できるだけ早期に治療を開始することが必要です。
HIVを未治療のまま放置していると生命予後は3年程度と非常に悪くなってしまいます。
症状が出ていない状態で治療を開始すれば、HIVに罹患していない人と同じような生活を送ることができるのです。
少しでもHIVを疑うのであれば早めに検査をして、HIVであることがわかれば早期に治療を開始することが重要です。

 

〇HIVの検査方法は?どのように診断されるの?

ここまで述べたような症状が出たからといってHIVであると診断することはできません。
HIVに感染しているかどうかを調べるためにはHIV検査を受けるという方法以外ないのです。
HIV検査はほぼ全国の保健所で無料で受けることが可能です。
また、有料とはなりますが医療機関でも検査することが可能なので、HIVに感染している可能性が少しでもあるのであれば検査をしてみることをおすすめします。

〇HIVはどのように治療を進めていくの?

現在の治療方法ではHIVウイルスを体の中から排除することはできないという状況です。
そのため、HIVであることが分かった時点で抗HIV薬を内服して体内でHIVウイルスが増殖することを抑制することで、エイズの発症を防ぐという治療を行います。
抗HIV薬を内服することで体の中のHIVウイルスを検査では検出できないくれいのところまで減少させることができるようになってきました。
これにより性交渉を行ったとしてもHIVが感染しにくいような体の状態を維持することも可能です。
また、抗HIV薬を内服することでHIVに感染していない人と同じぐらいの寿命にすることもできるようになっており、薬を飲み続けることで今までと変わらない生活をすることができるようになりました。
ただし、処方された薬は途中で中断するとHIVウイルスが耐性を持ってしまい、薬の効果が出なくなるという危険性があるので、十分注意する必要があります。

 

〇HIVを疑う場合は栄セントラルメンズクリニックに相談しよう

今回の記事ではHIVについての症状や治療方法といった知識について解説してきました。
HIVは非常にプライベートな病気です。
栄セントラルメンズクリニックでは完全予約制となっており、電話やメールで診療予約を行うことが可能です。
また、男性医師やスタッフによる無料カウンセリングも行っており、気軽に相談しやすいということも特徴となっています。
カウンセリングで聞いた内容から、あなたの症状や経過に合わせた治療方法を提案していくことで、治療の進め方に同意を得ながら進めていくことが可能です。
性病を治療するために必要な検査や治療方法、治療期間は異なってくるので、あなたに最適な治療方法を経過を説明しながら進めていきます。
さらには夜間診療にも対応しているため、日中はお仕事などが忙しくて受診できないという方にとっても時間の融通が利くというメリットがあります。
駅からのアクセスも良いため、通院にかかるストレスも少なくて済みますし、プライバシーにも配慮しながら治療を進めていきますので、安心して通院を継続することも可能です。
今回の記事を参考にしてできるだけ早期にHIVを疑うことができるようになり、適切な受診や治療を進めていけるようになってほしいと思います。

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