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- 2021.12.20
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「風俗嬢はしっかり性病検査をしているので安心して遊べます」という風俗店のうたい文句は本当?
風俗遊びは、一度ハマってしまうとなかなか抜け出せないものです。
毎週のようにお気に入りのお店、お気に入りの風俗嬢に予約を入れたり、毎回お店や風俗嬢を変えて遊んでみたり……。
わからない人にはわからないでしょうが、一度味わってしまうと止められなくなるのが風俗遊び、と言えるかもしれません。
特に若い頃にほとんど遊ばず、中高年になってからキャバクラや風俗といった遊びを覚えた人ほど、深くハマってしまうケースが多い、とも言われています。
そう考えると、ある程度若いうちから多少は遊んでおいたほうが良いのかもしれませんね。
とは言っても、風俗で遊ぶ男性にとって気になるのが、性病に感染してしまわないかどうか、という点です。
性病に感染すれば、痛い思いや不快な思い、恥ずかしい思いをしますし、医療費などもかかってしまいます。
HIVや梅毒など、深刻な性病に感染する可能性も否定はできません。
そして風俗店も、お客のそんな心理は理解していますので、よくホームページなどで「定期的に性病検査をおこなっているので安心して遊べます」といった文言を見かけます。
しかしそれは本当なのでしょうか?
今回は風俗店では性病検査が本当におこなわれているのか、そして風俗遊びで性病に感染しないようにできることはないか、ご紹介します。
風俗店でおこなわれている性病検査の実態とは?
はっきり言いましょう。
「性病検査をしている」と言っている風俗店でも、実際は性病検査をおこなっていない、というパターンは非常に多くなっています。
風俗店での性病検査の実態について、ご説明しましょう。
そもそも性病検査などおこなっていないお店も多い
一言で風俗店と言っても、その業態や料金体系はお店によって変わってきます。
なかでも「格安で遊べる」を売りにしているような風俗店は、わざわざ性病検査にお金をかけるようなことをしないケースが多くあります。
また格安のお店は、その安さでひとりでも多くのお客を遊ばせて、利益を確保しています。
つまり所属している風俗嬢も、毎日数多くの男性とプレイをしなければならないわけで、すなわちお客から性病を感染させられてしまう可能性も高くなるわけです。
お客から性病を感染させられた風俗嬢が、さらに別のお客に性病を感染させる……そんな「性病スパイラル」が起こる環境が整えられている、と言えます。
性病検査をおこなっている風俗店でも多くて月に1回程度
風俗好きの男性に名前を知られているような人気風俗店や、高い金額でゴージャスにお客に遊んでもらうのを目的とした高級風俗店などでは、実際に性病検査がおこなわれている可能性が高くなります。
なぜならば、現在ではなにかあったらすぐにインターネットで悪評が広まってしまう世の中です。
「あのお店で性病に感染した!」などと書き込みをされたら、お客が減ってしまって風俗店的に大ダメージを受けます。
そのため、多少のお金はかかっても、しっかり所属する風俗嬢に性病検査を実施して、性病感染トラブルを防ぐほうを大事に考えているわけです。
とは言っても、さすがに風俗嬢が出勤するたびに、毎回性病検査をおこなっているわけではありません。
しっかりした風俗店でも、風俗嬢の性病検査は多くて月に1回程度、場合によっては数か月に1回程度、なんてケースもあります。
毎月性病検査をおこなっている風俗店だからと言って絶対に安心とは言えない
たとえ毎月1回の性病検査をおこなっている風俗店でも、遊んだときに絶対に安心か、と言われたら、そこには「?」が付きます。
なぜならば、性病検査後にお客から性病に感染させられてしまう可能性もあるためです。
そうなったらその風俗嬢は次の検査までは、相手をしたお客に性病を感染させてしまうかもしれないのは理解できますよね?
こういった理由から、どれほど風俗嬢や風俗店が気を付けて、しっかり性病検査をおこなったとしても、性病に感染する可能性をゼロにするのは難しいのです。
風俗店で遊ぶのであればお客の男性も定期的な性病検査を受けるべき
性病関連の問題は、つい風俗店や風俗嬢にその責任を押し付けてしまう考え方になりがちです。
しかしそれは、あまりにも自分勝手な考え方、と言えるでしょう。
しっかりとお客の男性も、性病に関する知識を身に付け、性病検査を定期的に受けるべきなのです。
性病検査をおこなっている風俗店でも性病に感染する可能性がある
先ほども説明しましたが、しっかり性病検査をおこなっている風俗店で遊んでも、性病に感染してしまう可能性は完全にはなくせません。
性病に感染する可能性をできるだけ下げるのであれば、プレイの前からしっかりコンドームを装着し、プレイ後もシャワーを浴びるまでは外さないくらいの気持ちでいなければならないでしょう。
しかし実際問題として、風俗店でずっとコンドームを装着しているような男性は少数派です。
たとえ本番行為がなくても、体液の付着や喉の奥にいる菌から性病に感染させられる可能性は高いので、男性はその点を念頭に入れて風俗遊びをするべきです。
症状が出ないからと言って性病に感染していないとは限らない
性病に感染すると、尿道が痛んだり、見慣れないデキモノができたり、尿道から膿が出たり……そんな異常が起こります。
しかしこういった、ある意味「わかりやすい異常」が起こる性病ばかりではありません。
ほとんど、あるいはまったく症状が出なくても、性病に感染しているかもしれないのです。
特に男性はクラミジア感染症に感染しても、半数以上は症状が出ないと言われています。
また梅毒などは、一時的に身体に斑点状の発疹が出ますが、しばらくするとそれも消えてしまって無症状となります。
そのため「治った」と勘違いしてしまい、そのまま体内で病気が進行してしまうケースも見られるのです。
こういった「表に症状が出てこない、出にくい性病」を発見し、治療するにはやっぱり、男性も性病検査を定期的に受けるのが有効となります。
男性が性病検査を受ければ風俗で働く女の子たちも守れる
風俗で遊ぶ際の一番の問題は、風俗嬢がお客に性病を感染させ、お客が風俗嬢に性病を感染させ……といった連鎖が続いてしまう点にあります。
特に無自覚な性病に感染している男性は、油断していて風俗嬢に性病を感染させてしまいがちです。
こういった性病の連鎖を断ち切るには、風俗嬢もそうですが、風俗で遊ぶ男性も性病検査を定期的に受けておく必要がある、と言えるでしょう。
風俗で遊ぶ男性、全員がこういった意識を持って性病検査を受ければ、お客から風俗嬢に、そして風俗嬢から他のお客に……といった事態を防げるようになります。
それは風俗で働く女の子を守ることになり、同時に風俗遊びをする男性自身の身を守ることにもなるのです。
安心安全に風俗で遊ぶためにはお客側の努力も必要
安心安全に風俗遊びをしたいのであれば、その責任を風俗店と風俗嬢ばかりに押し付けてはいけません。
お客としても、さまざまな情報を入手し、遊ぶお店を選んで、性病に感染する危険性を自分から低くする努力が必要です。
そして同時に、お客自身が性病検査を定期的に受けて、風俗嬢に性病を感染させないようにしなければなりません。
決して自分のためだけでなく、風俗嬢や他の男性のためにもそういう努力をして、スマートに風俗遊びができる、格好良い男になりたいものですね!