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- 2021.11.01
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早漏や遅漏だけじゃない!さまざまな問題を引き起こす「射精障害」にはどんな症状がある?
刺激を受けると我慢できず、すぐに射精してしまう早漏と、感度が鈍すぎてどんな刺激を受けてもなかなか射精ができない遅漏。
まったく逆の症状に思われますが、この2つは同じく射精に関する問題であるため「射精障害」としてひとまとめに語られる存在でもあります。
セックスの悩みとしては、勃起すらできない「ED」が代表的なものとして語られることが多いですが、この「射精障害」は勃起はしても射精がうまくできないということです。
そのため男性にとって、EDと同等かそれ以上の、非常に大きな悩みとなる可能性があるもの、と言えますね。
そして早漏や遅漏以外にも、射精障害に含まれる症状は複数存在しています。
他人にもなかなか相談しにくい悩みであることが多いため、誰にも言えずにひとりで射精障害に苦しんでいる、もしくは自分が抱えている問題が射精障害のひとつであることに気付かず、どうしたら良いのかわからない、という男性も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、射精障害に含まれる症状にはどういったものがあるのか、そして射精障害を抱えることによって起こり得る問題点について、ご紹介していきます。
射精障害には5種類の代表的な症状がある!ひとつひとつご紹介
射精障害に含まれる症状をまず羅列すると、「早漏」「遅漏」「腟内射精障害」「逆行性射精」「神経性射精障害」の5つが挙げられます。
まずはこれらの症状を、ひとつひとつ説明していきます。
射精障害の症状①早漏
早漏は、基本的にはペニスを女性器に挿入してすぐに射精してしまう症状のことを言います。
ただしなかには、敏感すぎて挿入に至る前に射精してしまう場合も。
どちらにしても、女性をセックスで満足させることが難しいため、パートナーとの間で大きな問題となる可能性があります。
包茎が原因で亀頭が刺激に慣れていない場合などが早漏の原因として挙げられますが、加齢によって射精に関係する筋肉が弱まり、早漏となってしまうケースも見られます。
射精障害の症状②遅漏
早漏とは逆に、ペニスを女性器に挿入してもなかなか射精できないのが遅漏です。
女性はあまりにも長時間挿入されていると、愛液が乾いて痛みを感じることがありますので、早漏以上に女性にとっては負担が大きい症状とも言えますね。
また女性が「射精できないのは、私に魅力がないからなんじゃ……?」など、精神的な負担を感じてしまうことで、不和の原因ともなります。
男性の場合、妊娠の心配や女の子が満足しているかなど、セックスに集中できないとうまく射精ができなくなることがあります。
こういった経験を繰り返すと「今日はうまく射精できるだろうか……」など、快感よりも心配が勝ってしまい、どんどん遅漏が悪化するかもしれませんので、注意が必要です。
射精障害の症状③腟内射精障害
オナニーでは射精できるのに、女性とのセックスでは射精できないのが、腟内射精障害です。
遅漏は時間をかければ腟内で射精できるかもしれませんが、腟内射精障害はまったく腟内で射精ができなくなってしまう部分が異なる点です。
腟内射精障害の原因としては、強くペニスを握りしめるオナニーや、うつ伏せでペニスを床に擦りつけるオナニーなど、誤った方法でオナニーを長年続けていたことが挙げられます。
腟内の刺激はこれらの刺激より弱いため、強い刺激に慣れてしまったペニスは腟内の刺激では射精できなくなってしまうのです。
射精障害の症状④逆行性射精
射精の際に、尿道から飛び出るはずの精液が膀胱内へと逆流してしまうのが、逆行性射精です。
そのため、射精している感覚はあるのにペニスから出る精液が少ない、またはまったく出てこないといった症状になります。
糖尿病、腹部・骨盤の手術などが原因で神経に障害が出て、射精時に働く筋肉がうまく働かなくなることが原因で起こります。
射精障害の種類⑤神経性射精障害
事故などで脊髄を損傷する怪我を負い、神経を損傷することで射精ができなくなるのが、神経性射精障害です。
またこういった怪我がないのに、原因がわからないまま射精反応が起きなくなってしまう場合もあり、こちらは原発性無射精と呼ばれます。
治療は非常に困難であるため、子どもがほしい場合などは体外受精などの手段に頼るしかないのが現状となっています。
射精障害によって起きる可能性がある3つの問題点
射精障害は、男性だけの悩みではありません。
女性にとっても、パートナーが射精障害であるという事実は、大きな負担となる可能性があるのです。
射精障害が原因で引き起こされるかもしれない、3つの問題点をご紹介します。
射精障害の問題点①セックスで満足できないためセックスレスやEDの原因となる
「セックスでうまく射精できない」という事実は、男性にとって精神的な負担となります。
セックスに対する自信を失ってしまうため、セックス自体を避けるようになってしまったり、ストレスでEDを引き起こす原因となったりするのです。
そうなると女性も、それまで以上に満足できる性生活を送ることができなくなるため、ふたりの関係性に不和が生じたり、浮気に走ってしまったりする場合も否定できません。
射精障害の問題点②不妊の原因となる
早漏や遅漏であれば、なんだかんだ言っても腟内での射精自体は不可能ではないため、女性を妊娠させることはできなくはありません。
しかし腟内での射精自体が困難な腟内射精障害、精液の量が少なくなる・まったくなくなる逆行性射精、そもそも射精ができない神経性射精障害の場合は、女性を妊娠させることが難しくなります。
腟内射精障害や逆行性射精の場合、適切な治療を受ければ腟内での射精が可能になることもありますが、神経性射精障害の場合は先にも書いたように、体外受精に頼らなければならないでしょう。
どの症状の場合も、まずは医者への相談が必要にはなりますね。
射精障害の問題点③うつ病の原因となる
射精障害は男性にとって精神的なショックが大きい症状です。
特に、それまではなんの問題もなかったにも関わらず、手術や怪我などの原因で射精障害になってしまった場合、そのショックはさらに大きなものとなります。
そのため精神的な落ち込みが激しくなり、うつ病を引き起こす原因ともなりかねません。
うつ病になるとそれ自体が性欲の低下などを引き起こすうえ、治療のための抗うつ薬の副作用で射精障害やEDとなることもあり得ます。
スムーズな射精で満足できる性生活を送るためには一度医者で相談を!
射精障害にはさまざまな症状がありますが、いずれも満足できる性生活のためには大きな壁となるものです。
それだけではなく、家庭内不和の原因となったり、うつ病のような病気を引き起こす原因となったりと、射精障害自体がより大きな他の問題を招く場合もあります。
しかし射精障害には、適切な治療や指導を受ければ改善に向かう症状もありますので、諦めてしまってはいけません。
しっかりと信頼できる医者に相談し、ちゃんと治療を受けて、自分だけでなくパートナーも満足できる性生活を送ることを目指してください!