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アモーレクリニック HOME性病に関する記事感染した性病は「尖圭コンジローマ」!不運の連鎖は治療でストップ

2021.09.02
感染した性病は「尖圭コンジローマ」!不運の連鎖は治療でストップ

※これは架空の話で実在の人物・団体とは一切関係ありません。性器の表面にできるイボはHPV尖圭コンジローマ」という性病をご存じですか?HPV(ヒトパピローマウィルス)によるSTDのひとつで、感染するとカリフラワー或いは鶏のトサカのようなとがったイボが、男性器や女性器、肛門周辺にびっしり現れてきます。他の性病と違う点は、かゆみや痛みは無い代わりに、そのまま放って置くとブツブツは増殖しながら拡大するので、外科的な治療しか方法がありません。

 

 

それ以上に厄介なのは、いったんコンジローマに感染すると、エイズを引き起こすHIV(ヒト免疫不全ウィルス)に感染してしまう確率が、およそ10倍以上に跳ね上がるという恐ろしい研究結果も発表されていることです。さらにHPVが悪性の場合には、「子宮頸がん」や「陰茎ガン」を引き起こし、やがて命に関わります。それほど侮れない性感染症が尖圭コンジローマ。

 

 

さて、これからご紹介するエピソードは、ある不運な前半生を過ごしてきた51歳のOL、春本美佳のお話です。高校3年の時、最愛の母親を亡くして以来、彼女にはついてない事ばかり。乗り始めたばかりの自家用車で、不幸にも人身事故を引き起こし、それが原因で仕事先を解雇されてしまいました。それ以後も、運の悪い出来事が幾度も繰り返し、そのおかげで美佳は51歳になる現在まで独身です。

 

 

そんな不幸な身の上を抱える彼女でしたが、とある「出会い系掲示板」で年上の男性と巡り会い、交際を始めます。ところが、運の悪い事に、美佳はこの男性から思ってもみなかった性病を感染させられてしまいます。その性病こそ、尖圭コンジローマだったわけです。幸薄い中年女性の性病感染と治療の記録を、これからみなさんにご紹介します。

 

 

出会い系に走った理由と性病感染

出会い系で見つけた男はヤリチン

見知らぬ男と激しく求め合う51歳の誕生日の晩、美佳は何年かぶりに、かって一度だけ利用したことのある「出会い系掲示板」に書き込みを残しました。振り返ってみれば、彼女が処女を捧げたのも、その掲示板で出会った男性です。ところが、直後に交通事故を引き起こし、自暴自棄になっていた美佳は、その男に散々弄ばれてしまいます。幸い当時は性病にこそ感染しませんでしたが、処女喪失の模様はビデオと画像でバッチリ盗撮され、まもなくネットにばらまかれてしまいました。挿入の痛みに喘ぎ、出血する生々しいヴァギナの写真は、数え切れないほどの男性の目に晒されてしまったわけです。

 

 

こうした悲惨なセックスの記憶が、美佳をいっぺんに男性不信に陥れ、それ以降彼女は独身を貫き通してきました。そんな彼女が、再び出会い系に走ったきっかけは、ある理由があったからです。50歳を過ぎてから、急に体調のすぐれない日が続き、毎月必ず訪れていた「生理」がたまに遅れがちになります。もしや、これが「更年期障害」なの?十分セックスさえしていない自分が、まもなく閉経を迎え、女としての体を終えようとしている、そんな現実に彼女は慄然としました。

 

 

「このままでは終わりたくない」、そんな焦りが、美佳を再び出会い系に走らせたのです。そうかと言って、ガツガツしている若い男性に、衰え始めた体を晒すなど自信がありません。彼女は、希望相手を自分より年上で、少しだけ経済力がある事を条件に、久しぶりの書き込みを投稿しました。こうして出会った男性が57歳の岡安真人です。会社を経営している真人は妻帯者ですが、出会い系掲示板の常連。営業活動の傍ら、彼は頻繁に掲示板を利用しては、相手の年齢や国籍も問わず、散々ハメまくる日々を送っていました。そんな真人はまさしくヤリチンだったのです。

 

 

性病に感染した理由は「生ハメ」

避妊を忘れて生ハメを許すただし、真人はさすがに会社の経営者。見た目こそこざっぱりしており、とても日々ハメまくっているようなエロい不良中年には見えません。物腰も穏やかで、美佳はその様子にすっかり目がくらんでしまいました。だから、普段なら彼女は「生ハメ」など決して許さなかったはず。ところが、哀しいことに男性とセックスするなんて、もう十数年ぶり。普段は指にタコができるほど激しいオナニーで、火照る体を自ら慰めております。それに性玩具「ディルド」以外、本物のペニスに触れるなど何年も無かったのです。

 

 

夢心地の中、自ら全裸になった美佳は、じっと目を閉じたまま真人に体を任せます。そのせいで彼女は、真人のペニスに不自然なイボが、あちこちできていることに気付きません。亀頭の先端や竿の中程に、ギザギザした、それでいて小さなブツブツが何カ所も散らばっています。真人自身、このひと月の間に不自然に増えた小さなイボは、かなり気になっていましたが、特段痛みやかゆみがあるわけではなし。すっかり油断していた彼は、これまで出会い系で釣り上げた数多くの素人女性と、美佳同様生身のまま性行為に及んできたのです。

 

 

ところが、年齢の割にセックス経験の少ない美佳は、そのブツブツが恐ろしい性病の一種「尖圭コンジローマ」のイボである事など知る由もありません。無知な彼女は、真人にコンドームを着用させず、しかもフィニッシュは「中出し」を許してしまうほど油断していたのです。そうしたのも、51歳の自分は、もはや妊娠する心配など無いと、浅はかにも考えた結果でした。けれど、妊娠はせずとも、避妊具を使用せず生身で交われば「性病」に感染してしまう、なぜそう考えなかったのかは不明です。何はともあれ、こうして彼女は、亀頭の先と竿にたっぷりイボがついた男性器で、散々膣壁を摩擦されたあげく、ラストは大量の精液を子宮に注ぐ事を許してしまいます。

 

 

女性器の異変と哀しい性病治療

女性器の異変は尖圭コンジローマ

股間にできたイボに苦しむ女性美佳が自分のヴァギナに異変を感じたのは、真人とセックスを楽しんでからおよそ3週間後の事でした。女性器の膣口や会陰部、アヌスの周辺に小さなブツブツができ始めていました。恐る恐る手鏡で、自分のデリケートゾーンを覗いた彼女は、まるでカリフラワーか鶏のトサカのようにギザギザしたイボがびっしりこびりついている事に恐れおののきます。けれど、痛みもかゆみもほとんどありません。その事が却って美佳を不安にさせ、彼女は迷わず泌尿器治療の専門病院へ直行しました。

 

 

場所が場所だけに、実のところ、最初は美佳も婦人科を受診しようと考えていました。ところが、インターネットで調べてみると、もしかしたら股間のイボイボは、「性病」である確立がかなり高い事にすぐ気が付きます。それならば、婦人科を受診するよりも、恥を忍んで性病治療の専門病院に行くべきであると覚悟したからです。そして、その直感はある意味功を奏します。美佳を受診した泌尿器科の専門医は、すぐに美佳の膣内と子宮内部をスコープで診察し、まだ女性器内部に尖圭コンジローマが増殖していないかを確認しました。この段階では、婦人科よりも性病治療のプロフェッショナルである泌尿器専門医を、あえて選択した彼女は賢明だったと言えるでしょう。

 

 

HPV治療の基本は外科的切除

ひと通り検査を終えた美佳は、やがて担当医から診察室で彼女の病名と今後の治療法について詳しく説明を受けました。

 

病名並びに今後の治療法

  1. 病名と原因
    病名はHPV(ヒトパピローマウィルス)による「尖圭コンジローマ」。カウンセリングの内容から類推しても、原因はHPVキャリアとの性行為。性器粘膜に付いた傷からHPVが感染したと考えられる。
  2. 治療法
    自然治癒することは希であり、放っておくとさらにイボやブツブツは拡大し、性器周辺に広がってしまうので早急な治療が必要。外科的に切除する方法と、液体窒素を使って冷凍凝固させる方法、塗り薬等があるが、一回で完治させるのはかなり困難。完治するまで継続した治療を要する。
  3. 今後の留意点
    何より予防する方法はコンドームを装着してセックスすること。かなりの確率で感染を防ぐことができる。また「抗HPVワクチン」を摂取することもコンジローマを予防する効果がある。その一方で、HPVに感染すると、難病であるHIVに感染するリスクも10倍以上に跳ね上がり、大変危険である。

 

 

 

クリニックを後にした美佳は、その後ドクターの紹介状を携え、性病治療の可能な「婦人科」専門病院に転院することになりました。それというのも、子宮頸部を検査した結果、尖圭コンジローマが膣内部にも浸潤していることが判明したからです。男性患者とは異なり、膣内部や子宮頸部の治療には、婦人科専門医の協力が不可欠であると担当医が判断したのもあったのでしょう。男性のように泌尿器科だけで済まないなんて、なんて運が悪いのでしょう。

 

 

それはともかく、不運続きの彼女の毎日は、この後もしばらくは続くようです。名前も知らぬ相手を出会い系で見つけ、うっかりコンドームも装着しないでセックスしたツケは、予想以上のダメージを彼女に与えました。やはり性行為は、身元の確かな、安全な相手とするものです。不特定多数の女性とセックスに耽るような男性には、ゆめゆめ体を許してはいけません。51歳を迎えた彼女は、今回深くその事を思い知らされたようです。ただ、せめて不運の連鎖が、この性病治療で終わることを今は祈るしかありません。

 

 

 

 

 

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