新着情報
news & topics
アモーレクリニック HOME | 性病に関する記事 | セックスでもB型肝炎に感染!?雨中に助けた美女とのリベンジ
- 2021.05.16
-
セックスでもB型肝炎に感染!?雨中に助けた美女とのリベンジ
※これは架空の話で実在の人物・団体とは一切関係ありません。見ず知らずの女性と、予期せぬ性行為をしてしまった経験、あなたには今までありませんか?しかも、コンドームも装着せずに。性感染症(STD)の予防が声高に叫ばれている昨今、見知らぬ女性と、しかも避妊具も付けずにセックスするなんて、まさに自殺行為と言えるかも知れないのに。
けれど、そんなリスクなど最初から分かっているはずなのに、いつの世も鼻の下を長く伸ばした男性の、なんと多いことでしょう!コンドームを付けずに、名前も知らない女性の膣に「生身」のペニスを挿入したら、性病に感染するリスクは計り知れません。けれど、いざそんな幸運!?に巡り会ってしまったら、ついついそのチャンスに、舞い上がってしまうのも無理はありません。しかも、相手の女性が、見た目も清楚でウブっぽい女性だったとしたら、そんな警戒心なぞつゆほど抱かないのも当然です。
これからご紹介するお話も、例の如く、まるっきり「警戒心ゼロ」の中年男早水俊介の悲しい記憶です。彼はある晩、雨の中、暗闇の山道を、一人とぼとぼ歩く若い女性を助けてあげます。見るからに何事かのトラブルに巻き込まれ、救いを求めている事は明白です。けれど、そんな落ち込む女性に、予想外に言い寄られ、二人は一夜を過ごします。名前も知らぬ女性との思いもよらぬ過ちが、その後彼の下半身を苛んでいく、そんな淋しくもつれないお話です。
助けた美女との過ちとリベンジ
小雨降る夕暮れに助けた清楚美女
早水は4月半ばの週末、とある山中の国道沿いで、長く伸ばした黒髪の女性を偶然見かけました。時計の針は、すでに午後5時を越えています。春まだ浅い夕暮れ、先刻から雨も降り始め、辺りは暗くなってきました。アマチュア無線の交信を趣味としている早水でさえ、傘も差さずに、薄闇迫る道路沿いを一人とぼとぼ歩くその姿は異様です。しかも、すれ違いざまに垣間見た花柄のワンピースは、まだ肌寒いこの時期に、いかにも時期はずれ。どこかに上着を置き忘れてきたのかも知れません。
一度は通り過ぎた早水も、何となく気にかかり、慌てハンドルを切って車をUターンさせます。俯いたまま歩き続ける彼女のそばに車を停め、早水は彼女に声をかけます。そして、無理に言い聞かせると、助手席に招き入れました。けれど、雨のそぼ降る山道で、傘も差さずにずぶ濡れになったまま歩いている女性は、どう見ても不自然。案の定、その清楚な女性は、助手席に乗った途端、ふいに泣き崩れます。よく見れば小花色のワンピースは、あちこち跳ね上げた泥で汚れており、靴も片方履いていません。
その哀れな出で立ちに、速水は何事かを直感しました。そこで、やむを得ず、彼は女性の同意を得た上で、ふもと近くある古びたモーターホテルに車を滑り込ませました。春まだ浅い山中で、全身びしょ濡れになったままの彼女は、車の暖房をめいっぱい上げても、ぶるぶる震えています。一刻も早く乾いた衣服に着替えさせ、温かいお湯に浸からせてあげなければなりません。ずぶ濡れのワンピースは、不自然に雨とドロで汚れています。女性が何らかのトラブルに巻き込まれ、薄闇の山中に放り出されてしまったことは、それだけで明らかでした。
美女との性行為はリベンジの報酬
熱いシャワーを浴びて、バスローブに身を包み込んだ若い女性の名前は菊田祥代。21歳、OLです。体が温まり、ホッとしたのか、彼女はその日起こったトラブルについて、ぽつぽつと語り始めます。ほんの数時間前まで、山頂近くにある展望台の駐車場で、祥代は結婚を誓い合っていたボーイフレンドを、きつく問い詰めていたようです。事の発端は、彼に祥代以外の別の恋人がいるのが判明した事でした。
ところが、二股がバレたボーイフレンドは、謝るどころか突然逆上。あろう事か、助手席の彼女を、誰もいない山頂近くの駐車場に放置したまま、車でトンズラしてしまいました。為す術も無く、置き去りにされた祥代は、その時になって初めて、携帯電話を彼の車の中に落としてきたことに気付きます。仕方が無く、薄闇迫る人通りもない山道を、彼女はトボトボと雨に濡れながら歩くしかありません。その心細さ、そして、自分を裏切った彼への恨みが、祥代の心の内に沸々と湧き上がります。二股をかけていただけでなく、こんな侘しい山道に置き去りにされ、彼女は絶望のどん底に突き落とされました。そんな時、運良く声をかけてくれたのが早水です。見ず知らずの早水に、この窮地から助け出してもらうより仕方がありません
温かいシャワーを浴びて、ほっと人心地のついた祥代の目の前に、早水はそっと温かいココアを差し出しました。見ず知らずとは言え、こんなにも親切な男性がまだこの世の中にはいる。それに比べて、元彼は平気で二股かけた挙げ句、夕暮れの山中に平気で置き去りにした。絶対に、このまま彼を許すことはできない。何としてでも、その報いを味わわせたい。でも、どうすればいいの?
ふいに、祥代は決意しました。突然立ち上がると、身に纏っていたバスローブをパッと広げ、露わになった全裸の姿を、目の前に座っている早水に曝します。そして、一言宣言したのです。「私のことを、自由にして構いません。その代わり、二股をかけていたあいつに、どうか一緒に仕返しをして下さい!」。そう言うやいなや、ベッドに腰掛けていた早水に、裸のままで覆い被さりました。その後は、ご想像の通り。何事かに取り憑かれたかのように、傷心の祥代は、剥き出しにした男性器に貪り付き、避妊具も付けずにそのまま騎乗位で跨がります。自分を裏切ったフィアンセへの復讐も相まって、その激しい腰使いに、さしもの早水もたちまち昇り詰めてしまいました。
性行為の代償と思わぬ性病感染
セックスの代償は急な体調悪化
体の関係を結んだ祥代と早水は、翌日から早速元彼への復讐に着手。彼の職場に直接出向き、直属の上司に向かって、洗いざらい事の顛末をぶちまけます。おかげで、婚約者を裏切った元彼は、その後降格し、左遷させられました。リベンジポルノなどできないよう、元彼の両親にも釘を刺すことを忘れません。元彼への報復が終わり、ひと息ついた祥代は、再び早水に抱いてくれるよう頼みます。何日か前に、報復の報酬として、散々自由にさせてもらった祥代と、こうして自由にセックスできるのもそれが最後でしょう。二人は、思い残すことがないほど激しく交わり、そして果てました。
けれど、現実はそれで終わりません。祥代と別れて、ひと月ほど経った頃のことです。ふいに早水は体調が崩れ、全身がどことなくけだるく、吐き気に襲われるようになっていました。もちろん食欲も失せ、体重もかなり減少しています。鏡に映る自分の瞳が、心なしか黄色く見えるのも、今まで経験したことがありません。そうかと言って、さしたる原因も思い当たらぬ早水は、ふと祥代との激しい性行為を思い浮かべます。もしや、コンドームも装着せずにセックスしたことで、思わぬ性病にでも感染させられた?そんな不安に、早水は急ぎ泌尿器治療の専門病院を訪れました。
思わぬ感染とB型肝炎の治療
血液検査の結果、早水はB型肝炎に感染していることが判明します。体に感じた倦怠感(だるさ)や吐き気、食欲不振も、全てB型肝炎の症状に間違いありません。瞳が黄色く見えたのは、紛れもなく黄疸です。愕然とする早水に、主治医は、B型肝炎の症状と治療について、次の通り説明します。
【B型肝炎の原因・症状と治療法】
- B型肝炎の原因は「血液感染」。成人男性の場合、その原因のほとんどが、セックスによる感染。感染している女性が、自覚症状がないため、知らぬ間に相手の男性に感染させてしまう。
- B型肝炎の症状は、全身に感じる倦怠感や吐き気、食欲不振。目に現れる黄疸なども顕著な症状であるが、最も怖いのは、まれに1~2%の患者が「劇症肝炎」を発症し死亡すること。
- 肝炎ウィルスに感染すると肝機能の数値が下がるものの、自覚症状の現れにくい患者もいるので要注意。
- 治療の基本は内服と点滴治療。劇症肝炎の怖れがある場合には抗ウィルス薬を用いることも。
ドクターの真剣な説明に、事の深刻さが身に沁みた早水は、ただただ呆然自失。B型肝炎の感染は、ピアスの穴開けなどでも起こりうることは、早水も雑誌で目にしたことはあります。けれど、女性とのセックスで感染することなど、彼も初めて知りました。肩を落として病状の説明に耳を傾ける早水に、担当医は改めて忠告します。セックスする時には、必ずコンドームを装着してから行うように。一時の昂ぶった感情に押し流され、生身のままで女性の膣に男性器を挿入することが、いかに危険であるか、ドクターは丁寧に語りかけてくれました。
みなさんも、見ず知らずの女性と、思わぬ性行為に及ぶ時には、くれぐれもご用心ください。数ある性感染症(STD)の中でもB型肝炎のように、命に関わる深刻な性病に感染する危険があるのです。ぜひ、コンドームを装着してからセックスを楽しみましょう。そして、万が一、ちょっとでも体に異変が現れたら、ためらうことなく泌尿器治療の専門病院をすぐに訪ねて下さい。