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- 2021.05.04
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ヘルペスは一度感染すると何度も再発する可能性が!その理由と再発をコントロールするために心掛けるべきことを紹介
ヘルペスは「単純ヘルペスウイルス」に感染することで発症する性病であり、口の周りにブツブツの水疱ができる「口唇ヘルペス」と、水疱が性器の周辺に発生する「性器ヘルペス」の2種類に分かれています。
ヘルペス全般として言えるのが、非常に強い感染力を持っていることと、一度感染してしまったら完治することはなく、さまざまな条件で何度も再発を繰り返してしまうこと。
これらの特徴から、ヘルペスは性病のなかでもかなり厄介な特徴を持っていると言えるでしょう。
しかもヘルペスは性行為だけではなく、日常生活のさまざまな部分で感染する可能性があるため、子どもの頃にほとんどの人が感染してしまう、とも言われています。
ただし子どもの頃に感染しても症状が出ることはほとんどなく、出たとしても軽いもので終わるのもヘルペスの特徴です。
大人になってから初めて感染すると重い症状が出ることがあるので注意が必要ですが、場合によっては再発で症状が出ることもあるので、再発をうまくコントロールすることが大切とも言えるのです。
それではなぜヘルペスが完治することがないのか、そしてヘルペスが再発しないようにするためにはどういった点に気を付ければ良いのか、といった点を説明していきましょう。
ヘルペスに一度感染してしまうと完治しない理由は「潜伏感染」
ヘルペスに感染して症状が出た場合、症状を抑えるために薬を飲んだり、軟膏を塗ったりして治療をします。
しかしそれはあくまでも症状を抑えるための治療であって、身体の中に侵入したヘルペスウイルスを死滅させるための治療ではありません。
根本的なヘルペスウイルスを死滅させる治療ができず、ヘルペスの完治が不可能なのは、ヘルペスウイルスが人間の体内で「潜伏感染」するのが原因です。
では「潜伏感染」とはなんなのか、またヘルペスが再発してしまう理由にはどのようなものがあるのかを紹介していきましょう。
ヘルペスウイルスは「潜伏感染」することで人間の免疫細胞の攻撃を逃れる
ヘルペスウイルスに限らず、人間の体内にウイルスや細菌などが侵入した場合、白血球やマクロファージなどの「免疫細胞」と呼ばれる細胞が攻撃して、体内からウイルスや細菌を排除します。
それによって病気の発生などが抑えられるのですが、ヘルペスウイルスは免疫細胞に見つかって攻撃を受ける前に、体内で身を潜めて免疫細胞からの攻撃を逃れることができる性質を持っているのです。
この状態のことを「潜伏感染」と呼びます。
ウイルスが潜伏感染状態のときには、症状も現れませんが免疫細胞がウイルスを発見し、攻撃することもできません。
これがヘルペスウイルスが一度感染すると、体内から完全に排除することができず、一生体内に潜み続けることができる秘密なのです。
ヘルペスウイルスは神経を伝って体内奥深くの神経節へと潜む
ヘルペスウイルスは潜伏感染をできるのが、免疫細胞の攻撃から逃れられる理由ですが、その潜伏感染をする仕組みについても説明しておきましょう。
ヘルペスウイルスは感染したあと、皮膚の知覚神経をさかのぼって体内の奥深くにある「神経節」に移動し、そこで身を潜めます。
ちなみに口唇ヘルペスの原因となる「単純ヘルペスウイルス1型」は脳神経のひとつである「三叉神経節」、性器ヘルペスの原因となる「単純ヘルペスウイルス2型」は腰付近にある「腰仙髄神経節」に潜むことになります。
つまりヘルペスは、唇や性器といった場所に感染すると言うよりも、その周辺の神経に感染する、と言ったほうが的確な表現と言えるでしょう。
最近は口で性器を愛撫するオーラルセックスが一般的なプレイとして多くの人に取り入れられていますので、口唇ヘルペスの原因である「1型」が性器に感染したり、その逆に「2型」が口唇ヘルペスを引き起こしたりする場合も増えています。
しかしこの場合は、ヘルペスウイルスは神経節に潜伏することがないので、再発は起こりにくくなるのです。
免疫力が低下することで潜伏感染していたヘルペスウイルスが活性化してヘルペスが再発する
神経節に潜伏感染したヘルペスウイルスは、いつまでそこでおとなしくしているわけではありません。
体調不良やストレス、寝不足などで身体の免疫力が落ちてしまうと、ヘルペスウイルスは活性化して増殖を始めます。
そして増殖したヘルペスウイルスは、潜伏したときとは逆の道筋を辿って皮膚の表面近くに現れて、再び水疱などの症状を起こすわけです。
免疫力が高まったら再び神経節に潜み、低下したらまた皮膚の表面近くに現れる、これを繰り返すため、ヘルペスは何度も再発する可能性があるのです。
ヘルペスの再発を防ぐには症状が出たときの初期治療をしっかりおこなうのが肝心
ヘルペスウイルスを完全に体内から消すことができない以上、再発するのはある意味しかたがないことと言えるかもしれません。
しかしできるだけ再発を抑えることはできるのです。
ヘルペスの再発をできるだけ抑えるためにできることについて、紹介していきましょう。
ヘルペスに初めて感染して症状が出たときはガッツリ初期治療を受けるべき
ヘルペスは子どもの頃に感染して、あらかじめ体内にウイルスを持っている人が多いのですが、まれに大人になってから初めて感染する人もいます。
そういう人は強めの症状が出ることがありますが、そのときにガッツリと初期治療をおこなうことで、再発の可能性を抑えることができるのです。
症状が出てからガッツリと抗ヘルペス薬を服用すると、体内のヘルペスウイルスの数を減らせます。
神経節に潜伏するヘルペスウイルスが完全にいなくなることはありませんが、症状が消えるまで継続的に薬を飲み続けることで、潜伏するウイルスの数を少なくできるのです。
潜伏したウイルスの数が少なければ、そのぶんヘルペスが再発する可能性も低くなるわけですね。
再発の場合は早めに薬を服用すれば効果が高い
ヘルペスが再発した場合は、発症してからできるかぎり早めに薬を飲んで治療に入るべきです。
処置が早ければ早いほど症状は軽く抑えられますし、そのあとの再発の可能性も抑えられます。
皮膚がチクチクする、ピリピリするなど、ヘルペスの再発が疑われる症状が出た場合、すぐに病院で受診して薬をもらうようにしましょう。
1年間継続して抗ヘルペス薬を服用することで再発を抑えられる
ヘルペスが再発する頻度には個人差がありますが、多い人だと毎月のように再発を起こす場合もあります。
あまりにも頻繁にヘルペスが再発すると、体力的にも精神的にも苦痛ですし、仕事などの日常生活にも影響が出かねません。
そこで現在では、1年間継続して抗ヘルペス薬を服用することで体内のヘルペスウイルスの量を減らし、再発を抑える治療もおこなわれています。
「アモーレクリニック」のヘルペス治療は1年間の薬の服用を推奨!
ヘルペスは完治せず再発しやすい病気のため、付き合っていくのが非常に大変と言えます。
しかし治療によっては、再発の可能性を限りなく低くすることもできるのです。
「アモーレクリニック」では、ヘルペスの治療として1年間継続して薬を服用する方法を推奨しています。
「1年間も薬を飲み続けるなんて大変!」と思うかもしれませんが、少しでもツラい思いをすることがなくなると考えれば、ぜひともチャレンジする価値はあるでしょう。
1年間継続して薬の服用を続けると、よほど免疫力が低下しない限り再発することはほとんどなくなり、万が一再発したとしても症状は非常に軽く済みます。
ヘルペスの再発に悩んでいる人は、ぜひ「アモーレクリニック」で診断を受けてヘルペス治療に励んでみてください!