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アモーレクリニック HOME | メンズマガジン | 性病のなかでも厄介なものと言われる「ヘルペス」とはどんな病気?感染経路や症状などをチェック!
- 2021.04.24
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性病のなかでも厄介なものと言われる「ヘルペス」とはどんな病気?感染経路や症状などをチェック!
性病にはさまざまな種類のものが存在しているのは、多くの人が知っているでしょう。
淋病やクラジミアなどの感染しやすく、痛みや膿などの症状が出やすい病気は感染するとツラい思いをするため嫌われていますし、梅毒やHIV感染症などは命にも関わる病気ですから、恐れられていますよね、
そんななか、ヘルペスについては「名前は聞いたことがあるけれど、どんな病気かはイマイチわからない」という人が多いようです。
しかしヘルペスは、実は感染してしまうと実に厄介な性病のひとつなのです。
今回はそんなヘルペスがどんな病気なのか、感染経路や症状、さらに治療方法についてご紹介していきます。
ヘルペスってどんな病気?感染力が高く一度感染すると完治しない!?
性病はどのような症状があるのか、どういった点が恐ろしいのか、そういった知識を身につけることで、人は感染を避けるようになります。
具体的にどのような恐ろしさがあるのかがはっきりしていないと、人間は「別に感染しても治療すればいいか」といったように、気の緩みから対策を怠ってしまうもの。
ヘルペスがどのような病気なのか、人間はそれを知ることによって感染を避ける努力をするようになりますから、ぜひとも最初にヘルペスについての基礎知識を身につけてくださいね!
ヘルペスウイルスは2種類存在する!
ヘルペスの原因となるウイルスには、単純ヘルペスウイルス1型と2型の2種類が存在しています。
単純ヘルペスウイルス1型は、感染すると顔や上半身に発症することが多く、代表的なものとして唇の周りに水疱が発生する「口唇ヘルペス」があります。
それに対して2型は、下半身で発症することが多く、性器に水疱を発生させる「性器ヘルペス」の原因菌として知られています。
どちらも一度感染すると再発の可能性が高いのが特徴であり、いったん症状が治まったと思っても再び悩まされる人が多いのが厄介な点です。
さらに最近では相手の性器を口で愛撫する、オーラルセックスが一般的な性行為としておこなわれることが増えているため、1型ウイルスが下半身に、2型ウイルスが口の周りに感染するケースも多くなっています。
そのため現在では、単純ヘルペスウイルスの1型と2型の違いはあまり意識されていなくなってきている、と言えるでしょう。
ヘルペスに感染すると水疱が発症!初めて感染したときはかなり重症化することも!
単純ヘルペスウイルスに感染することでヘルペスが発症すると、唇や性器などに痒みやムズムズした違和感が現れます。
その後、半日程度で腫れて赤くなり、さらに2~3日後には痛みをともなう小さな水疱が発症し、その水疱が破れて周囲の皮膚がただれてしまうこともあります。
特に初めての感染でヘルペスの症状が現れたときは、体内に免疫ができていないため高熱などの症状をともなう場合も。
特に性器ヘルペスは重症化することが多く、女性は強い痛みのために、おしっこを出すことや歩くことまで困難になってしまうケースも見られるのです。
一度感染したヘルペスウイルスを完全に死滅させることは不可能!
ヘルペスが発症した場合は、泌尿器科や性病科、メンズクリニックなどで治療を受けることが多いでしょう。
ヘルペスの治療は、体内で単純ヘルペスウイルスの増殖を抑制する薬を飲んだり、水疱部分に軟膏などを塗ることで症状を抑える場合がほとんどですが、症状が重い場合は入院しての点滴治療などがおこなわれることもあります。
ただし注意しなければならないのは、治療を受けてヘルペスの症状が治まったとしても、一度感染したヘルペスウイルスが体内から消えることはない、という点です。
だからと言って常にヘルペスウイルスが身体に対して悪さをするわけではありませんが、ストレスや過労などで抵抗力が落ちるなどの原因で、ヘルペスの症状が再発してしまうのです。
再発の場合は水疱が現れるだけなど、比較的軽い症状である場合が多いのですが、見た目などはやはり良くないので、ヘルペスの再発に悩む人も多くいます。
ヘルペスウイルスの感染経路は?セックスだけではなく日常生活から感染する場合も!
ヘルペスウイルスは感染力が強く、さまざまな感染経路を持っています。
感染するリスクを少しでも減らすためにも、ヘルペスウイルスの感染経路を把握しておきましょう。
粘膜同士が接触するセックスは感染の危険が高い!
ヘルペスは粘膜同士が接触する行為であるセックスで感染する可能性が高くなります。
特にヘルペスで発症する水疱は、内部にヘルペスウイルスが潜んでいるため、セックスの刺激で水疱が破れた場合は感染する危険が高い、と言えるでしょう。
また症状が出ていなくても、性器の粘膜や分泌液の中にヘルペスウイルスが潜んでいることがあるため、相手に感染させてしまうケースも。
ヘルペスの感染を防ぐためにはコンドームの着用が有効ではありますが、コンドームで覆われていない部分から感染する、感染させる場合もあるため、絶対に安全とは言えません。
さらに性器ヘルペスではなく口唇ヘルペスの場合は、キスやオーラルセックスでの感染するパターンもあるため、余計にヘルペスの感染を防ぐことが難しくなるのです。
ウイルスが付いたタオルや便座などからも感染する危険性がある!
単純ヘルペスウイルスは感染力が非常に高いため、家族のなかにヘルペスに感染している人がいると、その人が使ったタオルや食器、便座などに付着したウイルスから他の家族へ感染させてしまう可能性があります。
皮膚にはウイルスを防ぐ機能があるため、ただ単に付着しただけでは感染することはありませんが、傷や湿疹などがあったり、皮膚ではなく粘膜にウイルスが付着してしまったりした場合には、感染を防ぐことはできません。
そのためヘルペスの症状が出ている間は、できるだけ皮膚の接触を防ぐだけではなく、タオルや食器などは専用のものを使用するようにするべきです。
出産のときに母親からヘルペスが感染してしまう場合もある!
妊婦に性器ヘルペスがある場合、出産のときに産道でヘルペスが生まれてくる赤ちゃんに感染してしまう場合があります。
絶対に感染するとは言えませんし、感染したとしても母親が持つ抗体も一緒に受け継ぐ場合が多いため、軽症であるか無症状であることがほとんどです。
しかし重症化してしまう可能性もゼロではないため、そう考えると注意するに越したことはないでしょう。
また口唇ヘルペスの症状が出ている場合、自分の口で噛んだ食べ物を赤ん坊に与えることでウイルスを感染させてしまう可能性が高まります。
固い食べ物などは、ついつい自分で噛んでから赤ん坊にあげてしまいがちですが、気を付けなければなりません。
ヘルペスの症状が出たら早めにアモーレクリニックで治療を受けよう!
単純ヘルペスウイルスは、治療しても身体の中から完全に消えることはありません。
しかしだからと言って、ヘルペスの症状が出ても放置しておいて良い、とも言えないのです。
ウイルスを完全に死滅させることはできませんが、ヘルペスの症状が出たときに早めに適切な治療を受けることで、その後の再発の可能性などを抑えることができるのです。
アモーレクリニックでは、ヘルペスの治療として1年間、継続して薬を飲み続ける治療をおこなっています。
薬を飲み続けることで、体内のウイルスを可能な限り少なくして、再発を防ぐことができるわけですね。
何度も何度もヘルペスが再発すると、症状は大したことがなくてもかなりイライラするものですから、再発の可能性を少しでも減らすためにも、ヘルペスの症状が出たらアモーレクリニックできちんと治療を受けましょう!