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アモーレクリニック HOME性病に関する記事風俗に行ったら、検査に行こう!

2019.04.07
風俗に行ったら、検査に行こう!

こんにちは。栄セントラルクリニック、ドクターの鈴木です。栄セントラルクリニックは、久屋大通駅0分の所にあります。ご存知の方は、あっ、と思うかもしれませんが、名古屋の中心地であり、繁華街である錦3丁目の入り口に位置します。
世の男性は付き合い、酔った勢い、いろいろな理由で錦三丁目にお世話になることがあります。ただ、やはり怖いのが性感染症。そこで、今回のタイトルは、【風俗に行ったら、検査行こう!】です。なんだか軽いノリですが、しっかりとその重要性をまとめてみました。少々長文ですが、一度、一緒に勉強しましょう。

↑↑ 栄セントラルメンズクリニック 性病・性感染症のページ ↑↑

 

風俗に行ったら、検査に行こう!

風俗で遊んだときの男のエチケットは、性病に感染していないかクリニックへ行って検査することです。
これが彼女や妻への『償い』であり『愛情』ではないでしょか。

でも実際には「痛い」「かゆい」「変なものができた」など、いわゆる性病の症状が出てから慌ててクリニックに駆け込む場合がほとんどです。

いま、これでは遅いといわれています。
なぜなら、症状の少ない性病が流行っているからです。
それは知らないうちに大勢の人に広がっていることになります。

現在、風俗へ行ったあとに専門のクリニックに行って検査する男性が増えています。
専門クリニックとは、泌尿器科がある医療機関のことです。
泌尿器科は、性病を専門に治療しているところもありますが、生殖機能の状態などもしっかり検査してくれるところです。
患者さんの個人情報は、外部に漏れないようにしっかりと管理されています。

そこで、いまどのような性病が流行っているのか、その性病にはどんな症状があるのか、もし検査しなかったときのリスクにはどんなものがあるのか、これらの点について解説します。

いま流行りの性病とは

いま流行っている性病を知っていますか。
それはニュースや新聞などで大きく報道されている梅毒です。

梅毒は、1943年に世界ではじめて開発された抗生物質ペニシリンによって、過去の性病だといわれるまでに減少していました。
ところが平成23年ごろから、それまで全国1,000人以下だった無症状で発見しにくい梅毒が再び増えはじめたのです。

平成22年に梅毒に感染しては、全国で621人と少なかったのですが、それからわずか7年あまりで9倍に増えたのです。
そして2018年9月時点の感染者数が5,081人、驚くようなスピードで増え続けいます。

【梅毒にかかった人】
男性                    女性     合計
2010年 497人    124人     621人
2017年 3,925人   1,895人    5,820人

なぜ再び梅毒が増えているのか

厚生労働省と国立感染症研究所は、いま急激に増え続けている梅毒の感染源を風俗と断定しつつあります。
その背景には、風俗で働いている20代の女性に梅毒が多いことを、性病に感染した人を報告する制度によってわかってきているからです。

一方の風俗店は、むかしから梅毒などの性病を防止するために外国人観光客の入店を断っていたはずなのですが、業界への不況の波によって受け入れせざる負えない状況になっています。

つまり、いまの梅毒の拡大には風俗で働く女性とお客の男性によるものだと考えられています。

ところが、20代女性だけでなくフリーセックスを楽しむ主婦などにも感染していることがわかっています。
いま、梅毒を拡大させないためには性病検査が重要といわれています。

性病の感染者数が多いクラミジア

いま流行の性病は梅毒でありますが、そのほかに風俗で感染する怖れのある性病がクラミジアであります。

クラミジアは、感染しても症状が軽い性病といわれています。
男性の場合、「尿道のかゆみ」「排尿時の軽い痛み」などです。
女性の場合、「軽い生理痛のような痛み」「黄色いおりもの」などです。

このような症状の軽いラミジアに感染した人は、毎年男性と女性をあわせて25,000人もいます。
性病のなかでもっとも感染した人が大勢います。

【むかしから蔓延しえいるクラミジア】
男性  女性      合計
平成19年 12,428人   13,887人    26,315人
平成29年 12,072人   12,753人    24,825人

梅毒の感染者が多い東京・大阪・名古屋

日本で梅毒感染者が増えている地域は、外国人観光客の多いところになっています。
つまり日本の繁華街がもっとも多いエリアである東京・大阪・名古屋であります。

2018年の感染者5,081人のうち、東京1,284人・大阪874人・愛知337人と、この3県だけ半分を占めていることになります。

つまり、東京では歌舞伎町、大阪では梅田、名古屋ではなどが、もっとも危ないエリアになるのです。

さらに、東京から名古屋へ、東京から大阪へ、大坂から名古屋へ、仕事で出張して開放的になることから、感染範囲が広がる可能性が高くなります。

そもそも梅毒とは

梅毒は、感染したことに気づかずにいると数10年後に心臓・血管・神経などに異常があらわれる怖い性病であります。

まず感染してから3週間ほどの潜伏期間があり、その後に感染した性器や口に「タダレ」や「しこり」などができます。
これは数週間ほどで消えてしまいます。

それから、手・足・全身にブツブツのような発疹が出てきますが、これも数ヶ月ほどで消えてしまうのです。
つまり梅毒の症状は、疲れが溜まっているからや体調が悪いからなどで気づかずに過ぎてしまうのです。

梅毒の血液検査は、風俗で遊んでから1か月ぐらいしてからクリニックへ行くのがベストと考えられています。
これは、月に1回しか性病を検査しない風俗の女性から感染する可能性が高いことを裏付けています。

性病にかかったときのリスク

女性たちは、男性が風俗へ行くことをよく知っています。
でも、まさか自分のパートナーが風俗で別の女性と遊んでいるとは思っていません。

それから女性たちは、男性が風俗へ行くことを浮気ではないと言っています。
でも、自分のパートナーが風俗で別の女性と遊んでいることを、浮気とみなします。

つまり自分のパートナーが風俗に行き、そこで性病に感染したことがわかった時点で、別れ話になるか離婚になる確率が高くなるのです。

女性たちは、男性が風俗へ行くことをよく知っています。
でも、まさか自分のパートナーが風俗で別の女性と遊んでいるとは思っていません。

それから女性たちは、男性が風俗へ行くことを浮気ではないと言っています。
でも、自分のパートナーが風俗で別の女性と遊んでいることを、浮気とみなします。

つまり自分のパートナーが風俗に行き、そこで性病に感染したことがわかった時点で、別れ話になるか離婚になる確率が高くなるのです。

パートナーが知ったとき

法律上、風俗で遊んだことは浮気の対象になります。
夫婦の場合、妻が離婚と慰謝料を要求することができます。
また彼女の場合、性病をうつされたことに対する治療費と慰謝料などを請求できます。

これが夫婦であれば、1回ぐらいなら許してくれるかも知れませんが、一度起きた女性トラブルはいつまでも引きずられ、夫婦喧嘩の再びに性病のことを言われるでしょう。

さらに彼女の場合、当然別れることになりますが周りの友達にも知れ渡り、あなたが結婚するときに相手方の親から調査されるとトラブルに発展することになります。

結局、風俗で遊んだ男性が悪く、さらに性病に感染したことが発覚したら、大変なことになるのです。

パートナーに感染させるリスク

風俗で性病に感染したとき、被害を受けるのはパートナーである彼女や妻になります。

梅毒の場合、「胎児への感染」「先天性の障害」「早産」「死産」「新生児死亡」などのリスクが生じます。

クラミジア感染の場合、「不妊症」「卵管炎」「腹膜炎」「子宮外妊娠」「流産」「早産などのリスクが生じます。

そのために男性が性病に感染したとき、パートナーといっしょに治療する必要性が出てきます。
風俗で遊んだあとは、性病に感染していないか検査し確認してから、パートナーとセックスしましょう。

妊活するとき、性病の検査が待っています

女性の晩婚化が進み、不妊治療をする女性が増えています。
それにあわせて、男性の婚期も遅れ風俗で遊ぶ機会が増えています。

そこで気になるのが不妊の原因です。
いまわかっていることは男性のおよそ50%が何らかの不妊の原因になっていることです。

そのためにパートナーといっしょに不妊治療をするとき、性病に感染していないか検査します。

つまり梅毒やクラミジアなどの性病に感染した場合、治療していないとパートナーにわかってしまいます。

性病を早期に治療することがエチケット

男性は、会社の人間関係、仕事のストレス、個人的な興味などから風俗で遊ぶ機会があります。
だから性病に感染しないため、性病に感染したときのことを考えなくてはいけません。

そこで風俗で遊んだあとの男のエチケットについて大事な3点を教えます。

・ 風俗で遊んだ1週間後に、クリニックで第1回目の生殖器や全身を検査してもらう
・ 風俗で遊んだ1ヶ月後に、クリニックで第2回目として血液検査をしてもらう
・ 性病に感染していないことが確認されるまでパートナーとのセックスはしない

性病とは、だれでも感染する病気です。
風俗は、パートナーに隠れて遊びに行くところです。
だから、遊んだあとの処理は男性のエチケットになります。

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