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アモーレクリニック HOMEパイプカット・ED・シリコン挿入に関する記事心因性EDとは|20代・30代も危機…原因や治療法を解説!

2021.01.23
心因性EDとは|20代・30代も危機…原因や治療法を解説!

「最近ペニスが立たなくなってきた」「中折れするようになった」といった悩みはありませんか?!勃起状態にはなるから、ED(勃起不全・勃起障害)ではないだろう…と考えている方は要注意!

EDとは「満足に性行為ができない」という一つの定義があります。中折れや半立ちは初期のEDではよく見られる症状です。

かといってまだまだ若いし、生活習慣病を患ったり定期的に薬物も摂取していない…EDには程遠い環境と考えている方。もしかしたら、心因性のEDの可能性もあるので注意してみましょう!

 

心因性EDとは

 

 

心因性EDとは身体の機能や薬剤の副作用などと関係なく、「心理的・精神的」おもな原因で発生するEDです。

 

心理的・精神的といえばパニック障害や躁鬱病といった精神的な疾患を抱えている方を想像するかも知れませんが、仕事の悩みや夫婦間でのいざこざなどトリガーになる原因は百種百様です。

 

例えば過去に受けたトラウマなどがフィードバックして一時的に心因性のEDに陥るといったケースも十分に考えられます。また、個人ではストレスをかんじていなくても蓄積的な生活の疲労から影響を受けることも。

 

心因性以外のEDとは

 

 

・器質性ED

生活習慣病や神経の怪我など、物理的に問題があって海綿体に血流が流れにくくなるEDです。動脈硬化の初期症状で現れることもあります。

・薬剤性ED

抗うつ剤や降圧剤など他の治療で使用している薬の副作用でペニスが勃起しにくくなるEDです。

・混合性ED

原因は一つではなく多岐にわたることもあります。例えば薬剤性のEDが原因でEDになり精神的に追い詰められ心因性に展開するなど理由は枝分かれしています。

 

 

性的な悩みが原因になることも

 

もちろん仕事を中心とした社会的なストレスだけではありません。

 

例えば、「初デートでペニスが勃たなかったらどうしよう」「ベッドまで行って失敗したらどうしよう」といった不安や、「ペニスが小さいと思われたら嫌だな」「ペニスの形や硬さに自信がないな」といったコンプレックスも悩みのタネになることがあります。

 

たった、一度の性行為の失敗が「どうしよう」という不安感を募り、悪循環が繰り返されることで心因性のEDが進行することがしばしばあるのです。

 

性行為は「心と身体」が表裏一体していると感じている方は少なくありません。失敗は許されない…といった焦燥感や性交に対する緊張はリラックス状態とは程遠いものです。

 

ED治療薬に頼る治療などで勃起不全が解消されることもありますが、まず精神的な安定や不安感をパートナーに伝え、負の連鎖を断ち切ることが大切なのではないでしょうか。

 

精神疾患が原因のED

 

心因性のEDは精神疾患を抱えている方がEDを誘発するケースも珍しくありません。

 

総合失調症・躁うつ病・妄想性障害などと心的なメカニズムの歯車が噛み合わずにEDを引き起こすことは十分に考えられます。

 

とくにうつ病などで処方される「抗うつ剤・安定剤・睡眠剤」などには中枢系に影響する成分も確認されているため、薬剤がEDの原因のケースも。処方箋の内容は必ず担当医に確認しましょう。

 

アルコールやタバコなど嗜好品や薬物(物質誘発性ED)がキッカケとなり、依存することで自信がコンプレックスと合い重なり心因性のEDと混合発症した場合も該当することがあります。

 

現在、精神疾患の治療を受けていなくても「性欲衰退・性欲減退」が病気のサインとして危険信号を点灯させていることがありますので注意が必要です。

 

心因性EDの原因には種類があります

心因性のEDは主に「現実心因」と「深層心因」の2種類に分かれています。

 

現実心因

 

現実心因とはプレッシャーやストレスなどの影響で心理的に負荷がかかる状態を指します。社会的な人間関係やストレス、恋愛や結婚における不安やプレッシャーなど日常生活におけるものなので自覚症状を感じることがほとんど。

 

性行為の失敗からの気持ちの抑揚の低下や、コンプレックスなども含まれるためカウンセリングしていくと原因が突き止められることも。

 

社会生活を持続していくうえでの疲労や、経済的な不安などもあてはまります。

 

他には、

 

  • 過労
  • 睡眠不足
  • 緊張過剰
  • 早漏・遅漏

 

といったことも考えられ根本的なトラブルを一つずつ解消することが鍵となります。薬やカウンセリングやが有効な場合が多々あります。

 

深層心因

 

深層心因とは幼少期のトラウマなど無意識に根付いた心理状態を指します。名前の由来通り深くにしまっている抑圧や怒り、妬みや嫉妬などが原因になることも。自覚的な症状がないことも少なくないので、治療も困難なことがあります。

 

他にも、

 

  • 心的な外傷体験
  • エディプス・コンプレックス
  • 母子分離不全

 

といった幼い頃の記憶や体験などによって植え付けられた精神的な苦しみも該当します。

 

心因性EDの治療方法

 

 

ED治療薬による治療

勃起障害の初期治療の一つとして用いられるのがED治療薬です。日本で認可されているのはバイアグラ・レビトラ・シアリスの三種類。勃起障害の有効性が認められる別名:PDE5 阻害薬といった名称による治療です。

 

有用性は約80%。副作用も少なく、安全性は高いですが個人輸入の偽薬による死亡なども確認されているお薬です。お薬の飲み合わせによって服用できないため、専門医に相談してから処方してもらうようにしましょう。(当院では三種類とも取り扱いがあります)

 

PDE5 阻害薬とは

 

海綿体に含まれるPDE5は、血管拡張に作用し、平滑筋を弛緩させようとするcGMP(サイクリックGMP)を分解させる働きがあります。PDE5阻害薬はPDE5の働きを阻害し、cGMP濃度を高めることで勃起を促す性質を持つお薬ということです。

 

心理療法による治療

 

トラウマや経験による心的な要因が深く、ED治療薬を投薬しても効果が現れない場合は、一般的な心理療法によるメンタルヘルスケアが用いられることもあります。

 

悩みや過去の体験などを順を追ってカウンセリングしていきキーポイントを探し解決に向けサポートするといった内容です。心理テストを行い「どういった感情を抱えているのか?」といった深層心因を図るテストなど手法はさまざま。

 

また、性的な悩みが根深い場合はパートナーと共に問題点を模索するセックスセラピー療法といった方針が取り入れられることも。

 

継続的に受診することで解決の糸口を探るのが基本的な心理療法の方針です。(当院では心理療法は行っていません。)

 

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