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アモーレクリニック HOME性病に関する記事B型肝炎とは?原因・症状・診断方法について徹底解説します

2024.06.18
B型肝炎とは?原因・症状・診断方法について徹底解説します

B型肝炎は、世界で数億人が感染している感染症です。

 

日本でも多くの方に影響があり、予防と治療は非常に重要です。原因と症状、診断方法から治療法まで詳しく解説します。B型肝炎には急性と慢性があり、それぞれの治療法は異なるため、事前に把握しておくことが必要です。

 

そのリスクと対策を知り、進行した際に起こる可能性がある肝硬変や肝がんといった深刻な疾患から避けなくてはいけません。急性B型肝炎は自然治癒するケースが多いですが、慢性B型肝炎は長期にわたって肝臓にダメージを与え続けます。

 

自分自身や大切な人を守るための知識を身につけましょう。

 

B型肝炎とは?

B型肝炎とは、B型肝炎ウイルスに感染することで引き起こされます。

 

主に肝臓に影響を与え、血液や体液を通じて感染することが知られています。ウイルスに感染すると急性や慢性が起こります。急性B型肝炎は一過性の場合が多く、自然治癒することも多いですが、慢性B型肝炎は長期にわたり肝臓に炎症を引き起こします。

 

慢性B型肝炎は、最終的に肝硬変や肝がんに進行することもあります。

 

B型肝炎について

 

B型肝炎は、世界で3億人近く感染していると推定されています。

 

とくに、アジアやアフリカ地域での感染が多く、日本でも100万人以上が感染しており、毎年新たな感染者が報告されています。それほど、身近な感染症で、危険も多いので感染しないように気を付けることが重要です。

 

B型肝炎ウイルスの特徴

 

B型肝炎ウイルスは、肝臓に感染するウイルスです。

 

感染力が高く、血液や体液を介して感染します。肝臓に炎症を引き起こし、肝細胞を破壊して肝機能を低下させます。急性の場合は体の免疫システムが対処しますが、対処できない場合はそのまま進行し、慢性B型肝炎へ移行することも多いです。

 

B型肝炎の原因|感染リスクが高いのは?

B型肝炎の原因は、血液や体液です。

 

つまり、血液感染や性行為感染が主だと言われています。もし、妊娠中や出産時に感染していれば、母子感染も考えられます。これらの感染経路を理解して、常にウイルス感染から身を守ることが重要です。

 

特に、血液製剤や予防接種を受けていない人は注意が必要です。

 

血液を介した感染

 

B型肝炎は、血液を介して感染します。

 

血液が直接触れる状況では、B型肝炎に感染しやすいとされています。そのため、医療従事者はこれらの感染症を徹底して対策します。現代の医療機関では、医療器具や注射針の共用を行っていないため、感染リスクは低いです。

 

性行為を介した感染

 

B型肝炎は性行為によって感染します。

 

血液以外にも体液も感染経路の一種です。男性の精液や女性の膣分泌液でも感染経路として十分に考えられますので、注意が必要です。性行為による感染を防ぐためには、コンドームの着用などが感染率を下げるには有効でしょう。

 

また、不特定多数との性行為は感染確率を高めます。

 

母子感染

 

B型肝炎は、母子感染もリスクとして考えられます。

 

出産時に母体の血液や体液が新生児に接触することでウイルスに感染します。とくに、新生児は免疫システムが十分ではないので、ウイルスを排除できません。母親の事前の感染症チェックや出生直後のワクチン接種が対策には効果的です。

 

B型肝炎の症状|急性と慢性の違いについて

B型肝炎の症状は、急性と慢性にわかれます。

 

急性B型肝炎は、感染直後に発症する一過性の症状です。数週間から数か月で自然治癒することが多いです。しかし、免疫システムで出来ず、6か月以上炎症が持続すると慢性B型肝炎と診断されます。

 

つまり、慢性B型肝炎とは、急性B型肝炎が6か月以上続いた状態を指すのです。

 

急性B型肝炎の症状

 

急性B型肝炎は、ウイルスに感染した直後に発症する炎症です。

 

数週間や数か月で自然治癒することが多く、人によっては症状が軽かったり、無症状だったりします。初期症状と重篤な症状について詳しく解説します。

 

初期症状

 

初期症状は、ウイルスに感染してから1〜6か月程度の潜伏期間を経て起こります。

 

潜伏期間は主に90日が平均だと言われています。すぐに症状が現れる方もいれば、症状が半年と遅れて現れる方もいる。そして、初期症状は発熱や倦怠感、吐き気と風邪・インフルエンザと酷似しており、検査を行わないと診断が難しいです。

 

重篤な症状

 

急性B型肝炎は多くの場合、軽傷で済むことが多いです。

 

そして、自然治癒するケースも多いので、重篤な症状が現れることは少ないです。しかし、急性B型肝炎でも肝臓に炎症が起こっているため、肝機能低下や肝臓へのダメージによる症状が現れる可能性は十分にあります。

 

黄疸や排泄物の色の変化、強い倦怠感などには注意が必要です。

 

慢性B型肝炎の症状

 

慢性B型肝炎は、ウイルスに感染し、6か月以上にわたり炎症が起きている状態を指します。一般的に急性期を経て、慢性化せずに自然治癒するケースは多いです。

 

しかし、慢性化するほど炎症が続くと肝臓に大きなダメージを与えます。恐ろしいのは慢性B型肝炎が無症状で進行し、自覚症状が出た際には肝臓が重篤な状態になるリスクをもっていることです。

 

肝硬変や肝がんのリスクが高まり、持続的な疲労感などが起こりえます。

 

持続的な症状

 

慢性的な疲労感や全身の倦怠感が起こります。

 

これは、B型肝炎によって肝臓の機能が低下して、エネルギー代謝に問題が起こるからです。肝臓はエネルギーの合成や貯蔵、有害物質の分解に大きく関わっています。エネルギーが足りなくなり、疲れやすくなるのです。

 

また、肝臓は尿とも関係がある臓器です。尿の色が濃くなり、場合によっては便の色が薄くなる可能性があります。これらは、肝機能低下のサインです。また、食欲低下によって体重減少を引き起こすこともあります。

 

それほど、慢性B型肝炎は恐ろしいのです。

 

肝硬変や肝がんへの進行

 

慢性B型肝炎が続くと、肝臓へ大きなダメージが蓄積されます。最終的には、肝硬変や肝がんのリスクを高めるのです。

 

肝硬変とは、文字通り、肝臓が硬くなる状態を指し、正常な機能ができなくなって、さまざまな合併を引き起こします。エネルギー代謝ができなくなり、肝臓の解毒機能低下によって日常生活に大きな影響を引き起こす。

 

肝がんもリスクの一つです。悪性の腫瘍のことですが、慢性B型肝炎の方に多く見られると言われており、炎症や肝硬変が原因で細胞がガン化します。定期的な検査と早期発見が非常に大切です。

 

急性B型肝炎は一般的に、90%ほどが自然治癒するため、抗ウイルス療法などの必要がないとされています。しかし、慢性化するリスクはもちろんありますし、慢性化しても気付かず、自覚症状が現れた際には肝臓に大きなダメージがある状態です。

 

それらのリスクを考えて、気になるなら、早急に検査を受けるべきです。

 

B型肝炎の診断方法

B型肝炎の診断は、感染の有無をチェックします。

 

そして、肝臓の状態を把握して、適切な診断が医師には求められます。急性と慢性を区別して、適切な治療を行うことが重要です。診断方法は主に、抗原や抗体を調べる血液検査や肝機能検査、画像診断などが行われます。

 

慢性B型肝炎の場合は、適切な療法が必要です。

 

血液検査

 

血液検査では、抗原や抗体を調べます。

 

HBs抗原検査・HBs抗原検査・HBs抗体検査が主です。抗原検査は感染初期に血中に現れて、抗体検査はウイルスに免疫反応を示すものです。これらの結果を見て、急性か慢性かを判断して、適切な処置を行います。

 

HBs抗原検査

 

HBs抗原検査は、血中に検出されるウイルスに感染しているか確認します。

 

急性にも慢性にも有効な検査方法で、陽性反応が現れるとウイルスが体内で活性化していると把握でき、進行中であることがわかります。抗原が無ければ、ウイルスに感染していないと判断できますが、感染初期では検出されないこともあるようです。

 

つまり、検査が早すぎれば、偽陰性の可能性があります。

 

HBe抗原検査

 

HBs抗原検査と似た名称ですが、異なる検査です。

 

HBe抗原検査は、ウイルスの増殖状態を評価する検査であって、ウイルスの核内で作られるタンパク質が活発に増殖しているか確認します。その活動性を判断して、B型肝炎や肝臓の状態を把握します。

 

HBs抗体検査

 

HBs抗体検査は、抗原に対する抗体を調べます。

 

抗体とは、感染後に免疫システムによって作られるもので、ワクチンの接種でも体内に抗体は作られます。そのため、ワクチン接種の有無も重要です。ワクチン接種によって作られた抗体であれば、問題はないと考えられるでしょう。

 

また、ワクチンの効果を高めるためにも、抗体検査は使われます。

 

抗体検査の費用

 

B型肝炎の検査の費用は数千円と言われています。保険適用か適用外で料金は異なりますが、それでも数千円となります。

 

これは、症状がある場合は保険適用で、症状がない場合の検査は自由診療となります。また、B型肝炎の検査は肝機能の血液検査や画像診断などがあり、それらを合わせると検査のみの時よりも高額になる可能性はあるので、注意しましょう。

 

肝機能検査

 

肝機能検査は、肝臓の健康状態を把握するために重要な検査です。

 

肝機能検査ではAST・ALT・ALPといった、肝臓に関する酵素などを調べて肝機能を調べます。B型肝炎による肝臓の炎症や損傷の状態を医師が診断し、治療の方向性を決めるためにも重要な検査です。

 

画像診断

 

B型肝炎の診断では、画像診断が用いられる場合もあります。

 

エコーやCT、MRIなどで肝臓の状態を視覚的に評価します。血液検査による数値だけではなく、医師の目で判断できるため、B型肝炎による肝臓の状態をより鮮明に把握することができ、肝機能の状態を調べるのに有効です。

 

無症状でも慢性期で進行している事例はゼロではありません。

 

B型肝炎の治療法

 

B型肝炎の治療法は急性と慢性で異なります。

 

基本的に急性B型肝炎は十分な休養を取ることで、肝臓の炎症は自然治癒します。およそ、数週間や数か月で改善します。しかし、重症化する恐れもあり、6か月以上炎症が続くと慢性化するので、注意しましょう。

 

慢性化したB型肝炎は抗ウイルス療法などの治療が必要です。

 

急性B型肝炎の治療

 

急性B型肝炎は感染初期に起こる症状のことです。

 

肝臓を休めて、水分と栄養をしっかりと取れば、自然治癒するケースが多いです。初期症状では発熱や倦怠感などの風邪・インフルエンザと似た症状が起こります。それらには解熱剤などを服用するなどの対処を行う場合もあります。

 

しかし、薬などで肝臓に負担をかけないことも重要です。

 

慢性B型肝炎の治療

 

慢性B型肝炎の治療法は抗ウイルス療法や肝移植があります。

 

抗ウイルス療法には、注射によるインターフェロン療法と内服薬の核酸アナログ製剤があります。そして、慢性B型肝炎が悪化し、肝臓に重大なダメージを負っている場合は肝移植の可能性も考慮しなくてはいけません。

 

それらの、慢性化した症状の治療について詳しく解説します。

 

インターフェロン療法

 

注射で投与するインターフェロン療法は、免疫システムを強化します。

 

自己免疫反応を強化するタンパク質で、週に1〜2回の投与で効果に期待できます。ウイルスが増殖する時期や他の治療で効果が得られない時に有効です。ウイルスが増殖して、炎症が慢性化した時に使用されます。

 

核酸アナログ製剤

 

核酸アナログ製剤とは、慢性B型肝炎に幅広く使われている抗ウイルス薬のことです。ウイルスの増殖を抑える効果があり、有効な内服薬です。

 

核酸アナログ製剤は、1日1回の服用で、ウイルスの増殖を効果的に抑えます。ウイルスが減れば、肝臓の炎症が軽減することにつながるので、慢性B型肝炎による肝硬変や肝がんのリスクを抑えることに期待できます。

 

肝移植

 

慢性B型肝炎が進行すると、肝硬変や肝がんのリスクが増えます。

 

もし、重篤な状態になってしまったら、最終的に肝移植を行わなくてはいけません。それほど、B型肝炎というのは恐ろしい感染症なのです。発熱や倦怠感、食欲低下などが起きた時は、自己判断せずに医師へ相談するべきでしょう。

 

治療費と医療費助成

 

急性B型肝炎は様子を見ることが多いです。しかし、慢性B型肝炎は核酸アナログ製剤やインターフェロン療法を行います。

 

それらの治療や定期検査、場合によっては入院も考えられます。B型肝炎は医療費助成制度があり、一部や全額が助成され、高額療養費制度もありますので、医療費は低額に抑えることが可能です。

 

詳しくは病院のソーシャルワーカーなどに相談しましょう。

 

B型肝炎の予防法

 

B型肝炎は血液や接触によって感染します。

 

そのため、血液接触を避けて、性行為の際にはコンドームを着用することで感染予防ができます。また、B型肝炎にはワクチンがあり、ワクチン接種によって抗体を作り、B型肝炎を予防することができます。

 

これらの予防法を実施することで、B型肝炎のリスクを極力減らすことができるでしょう。

 

予防接種

 

B型肝炎にはワクチンの予防接種があります。

 

予防接種は、新生児の時に接種したり、成人で接種したりします。新生児の場合は生後12時間以内にワクチン接種を受けて、その後も2〜3回の追加接種を行う。成人の方でも予防接種を行うことで、B型肝炎感染を予防できます。

 

効果と副作用

 

B型肝炎ワクチンは高い予防効果と比較的少ない副作用が特徴です。

 

免疫が生成されることで、感染リスクを低減できます。3回の予防接種を受けることで、90%以上の方が長期的に免疫を獲得できると報告されています。しかし、軽度の発熱や倦怠感と言った副作用も報告されていますが、数日以内に改善することが多いです。

 

大人への予防接種

 

B型肝炎のワクチンは大人へも有効です。

 

とくに、病院で働く医療従事者は、血液や体液と接触する機会が多いため、予防接種が推奨されています。ほかにも、介護施設や保育士といった特定の職業の方にも有効ですし、性行為による感染リスクも減らせます。

 

B型肝炎のワクチンは大人でも重要な予防法の一つです。

 

費用

 

B型肝炎のワクチンは3,000〜6,000円が相場です。

 

また、B型肝炎のワクチンは2回の追加接種が必要で、合計3回の接種となります。そのため、総額は9,000〜18,000円ほどになります。自治体によっては助成金の制度があったり、職業によっては保険適用の場合もあったりするようです。

 

感染防止対策

 

B型肝炎の感染防止対策は3つあります。

 

それは、血液接触を避けて、性行為の際にはコンドームの着用、母子感染を予防することです。職業柄、血液接触が多い方にはワクチン接種は有効です。また、B型肝炎は性行為によっても感染するため、コンドームの着用は効果的でしょう。

 

血液接触をできるだけ避ける

 

B型肝炎は血液の接触で感染します。

 

医療従事者の方はとくに注意が必要です。ほかにも、他人がケガした際にはできるだけ血液に触れないようにして、できるだけ血液の接触を減らすのが大切です。直接触れないように、手袋の着用などは効果的でしょう。

 

性行為時のコンドームの着用

 

性行為時にコンドームの着用は感染予防に効果的です。

 

B型肝炎は体液(精液・膣分泌液)からでも感染の可能性があります。正しくコンドームを着用することで、感染リスクを大きく減らせます。さらに、コンドームはB型肝炎以外の性感染症にも効果的です。

 

コンドームは避妊だけでは無く、性感染症の予防にも有力なのです。

 

母子感染の予防について

 

B型肝炎は母親からの新生児の感染も考えられます。

 

そのリスクを減らすためには、妊娠中の検査が必要です。母体から生まれる際に、母親の血液や体液に触れるので、ウイルスに新生児が感染する恐れがあります。免疫システムが十分ではないので、新生児のワクチン接種なども大切です。

 

また、他の感染症による流産や早産のリスクを減らすためにも、妊娠前や妊娠中の総合的な検査は安心して子供を出産するためには必要なプロセスです。

 

まとめ

 

B型肝炎は、急性と慢性があり、治療法も異なります。

 

急性B型肝炎は数週間や数か月で自然治癒することも多いです。しかし、6か月以上炎症が続き、慢性B型肝炎になった場合は注意が必要です。慢性B型肝炎は肝硬変や肝がんのリスクがあり、早急な診察と治療を行うべきです。

 

B型肝炎を防ぐためには、ワクチン接種や感染防止対策を行いましょう。そして、少しでも違和感があるなら、病院・クリニックへ受診することをオススメします。

 

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本記事は、日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS及びJSAPS)所属のアモーレクリニック院長鈴木秀明医師の監修のもと、内容の正確性や信頼性を確認しています。

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