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- 2024.03.23
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淋菌は点滴後いつから性行為が行える?タイミングについて解説する
淋菌感染症は性行為を通じてうつる病気で、治療方法として点滴が選ばれることがあります。
点滴治療後、多くの人が気にするのは「いつから性行為を再開しても安全か」ということです。治療後、安全に性行為を再開するには、治療が完全に終わるまで待つ必要があります。
この記事では、淋菌の点滴治療に関する重要な情報をわかりやすく説明します。治療が必要な期間、性行為を再開できるタイミング、そして点滴治療を選ぶ理由について、順を追って解説していきます。
また、淋菌感染症の再感染についても触れ、なぜ相手も治療が必要なのかを説明します。
淋菌は点滴後いつから性行為が可能?
淋菌感染症の治療とその後のケアについて、正しい情報を知ることは非常に重要です。
特に、点滴による治療を受けた後、いつから日常生活に戻れるのか、性行為をいつ再開しても安全なのかという疑問は、多くの人が持っています。一般的に、淋菌の治療には5~7日程度を要し、この期間が過ぎれば病気は完治すると考えられます。
しかし、完全に安心して性行為を再開できるのは、治療開始から約1週間後とされています。この導入部では、淋菌感染症の点滴治療に焦点を当て、治療が完全に終了するタイミングと、その後の生活への影響について解説します。
淋菌が点滴で完治するタイミング
淋菌の治療に点滴が投与されるのは、即効性が高いからです。
淋菌が点滴で完治するタイミングは、5~7日ほどだと言われています。点滴で淋菌を治療する際は、一度の投与で完治するため、便利です。内服薬の場合は飲み忘れのリスクがあります。しかし、点滴にはそういったことはありえません。
淋菌の治療には5~7日ほど
淋菌の治療には、5~7日ほど必要となります。
淋菌は細菌の性感染症なので、抗菌薬(抗生物質)を使いします。飲み薬もありますが、一度の投与で完治ができ、効果の強い点滴を選ぶクリニックは多いです。淋菌は耐性がつきやすいので、効果的に治療するために点滴が選ばれることが多いです。
治療後1週間を目安に性行為が許可される
性行為が許可されるタイミングは、1週間後です。
実際には、医師によって考え方が異なります。淋菌の治療は1週間ほどですが、性行為を許可するタイミングは医師によって異なり、2週間後と明言する医師もいる。おおよそ、10日が過ぎれば、性行為を行ってもリスクは限りなく低いと言えるでしょう。
淋菌はなぜ点滴する?内服薬を使わない理由
淋菌の治療に点滴が選ばれる理由は、耐性を持たせないためです。
淋菌は他の性病よりも耐性を持ちやすいと言われています。耐性とは抗生物質で治療中に服用を中止すると、残った菌が増殖します。その時に治療に用いた抗生物質に耐性を持って増殖してしまうことがあるのです。
つまり、抗生物質が効きにくい耐性菌になってしまう。
点滴は即効性が高い
点滴の場合は、1回の施術で治療が完了します。
経口よりも、注射の方が効率よく体内に行き渡るため、即効性があります。経口薬(内服薬)の場合は、毎日規定の回数を服用しないといけません。飲み忘れたり、途中で症状が消えたからと服用を辞めてしまったりするリスクがないのは点滴の特徴でしょう。
点滴なら1回の治療で完治する
点滴で治療する場合は、原則1回の治療で完治します。
それほど、点滴は優秀な治療法なのです。前述しましたが、内服薬の場合は複数回の服用が必要となります。しかし、点滴であればその必要がありません。淋菌は耐性を持ちやすい菌のため、早急に菌を死滅させる方法を選択するのが大切なのです。
淋菌は耐性を持ちやすい
淋菌は耐性を持ちやすい細菌です。
耐性を持つと、特定の抗生物質に対する抵抗力を得てしまいます。抗生物質が効かなくなったり、効きにくくなったりする。治療が長引く原因になりますし、相手に性行為で感染した際にも、耐性を持った淋菌が感染するため危険です。
淋菌は再感染します|相手の感染も疑うべきです
淋菌は性行為によって、相手へうつります。
再感染があり得るので、自分だけ治療しても意味がありません。パートナーと一緒に、体内に性病の病原体がない状態を維持することが大切です。淋菌の再感染を防ぐためにも、下記のことに注意することが重要です。
淋菌は性行為で相手にうつる
淋菌は性行為で相手にうつります。
コンドームの着用で、感染率を減らせますが、ゼロにすることは不可能です。また、淋菌には潜伏期間があり、約半数が無症状だと言われている。つまり、知らずのうちに相手に淋菌をうつしてしまっている可能性もあるのです。
自分だけ治療しても意味がない
もし、パートナーに淋菌が感染している場合、自分だけ治療しても意味がありません。
再び感染するリスクがあります。先ほどもご説明した通り、淋菌はお互いが性病検査を行い、体内に病原体がいない状態を維持することで、リスクをゼロにできます。両方のパートナーが治療を受けることが、メンズクリニックとしては推奨です。
淋菌は約半数が無症状と言われている
淋菌は約半数が、無症状だと言われています。
自覚しにくいため、自分や相手が淋菌に感染していると気づけないケースもあります。そして、自分は無症状だけど、相手だけ症状が現れる場合もあります。一見すると、自分に原因がないと勘違いしてしまうでしょう。
淋菌は感染経路が特定しにくい性病のひとつです。
まとめ
淋菌の治療には、点滴が用いられます。
1回の点滴で治療が完了し、5~7日程度で完治します。性行為は医師によって考え方が異なりますが、10日前後で許可されるケースが多いです。また、淋菌は無症状なケースも多く、すでに相手にうつってしまっている可能性もあります。
自分だけ治療しても、再感染するリスクがあるため、一緒に治療を受けるのが大切です。
当院では、淋菌を含む数十種類の性病検査を行っています。
アモーレクリニックはスペシャリストによる治療・丁寧なカウンセリング・安心の料金体系・万全なアフターケア・完全個室・予約制の特徴があるメンズクリニックです。
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本記事は、日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS及びJSAPS)所属のアモーレクリニック院長鈴木秀明医師の監修のもと、内容の正確性や信頼性を確認しています。