包茎・性病・早漏治療のアモーレクリニック メンズコラム

2022.10.31

男女がクラミジアに何年も気づかないケースはあります

感染数が多いクラミジアに何年も気づかないケースが多いです。男性も女性も1年・5年と放置し続けてしまい、クラミジアに感染したまま妊娠してしまうこともある。

 

妊婦がクラミジアに感染すると早産や流産のリスクも。また、クラミジアが悪化して卵管炎を起こすと不妊になるケースもあります。そして、生まれた新生児がクラミジアに感染してしまい、肺炎や結膜炎を引き起こすリスクも生じる。

 

そんなクラミジアが何年も気づかないまま放置してしまう理由を解説します。

 

クラミジアは何年も気づかないことがある

クラミジアは何年も気づかないことが多い。その理由は自覚症状が現れにくく、重症化して初めて気づくことがあるからです。

 

クラミジアの症状について説明します。

 

女性の半数以上に自覚症状がない

 

実は女性の半数以上がクラミジアに感染しても自覚症状がなく、無症状のまま感染し続けます。自覚症状がないと、知らずに他人へ感染させてしまう可能性もある。

 

また、男性も自覚症状が現れないことも。そのため、クラミジアに感染している人のなかで、5年以上も気づかないで放置してしまっている方も多いようです。

 

重症化して初めて気づくケースも？

 

クラミジアは放置すると重症化する可能性があります。男性は尿道炎や精巣上体炎。女性は子宮頸管炎や卵管炎を引き起こす。

 

妊婦の方だと、早産や流産のリスクがあります。卵管炎は不妊につながるため、クラミジアを放置してしまうことはとても危険です。

 

妊婦の方がクラミジアを放置すると危険です

前述した通り、妊婦がクラミジアを放置することは危険。不妊や流産のリスクがあるため、早めの治療を推奨します。しかし、クラミジアは自覚症状なしに進行するおそれがある。

 

実際に妊婦の5％の方がクラミジアに気づかずに妊娠してしまっているとも言われています。それほどクラミジアは日本にとって身近な性病です。

 

胎児がクラミジアに感染して生まれる

 

クラミジアに感染したまま妊娠して出産すると、クラミジアに感染した胎児が生まれる可能性もあります。新生児がクラミジアに感染すると肺炎や結膜炎を引き起こすことも。

 

そのためにも、妊活時は事前に性病チェックして、胎児への影響がない状態か確認することが推奨されています。

 

クラミジアを放置するとどんな症状が起こる？

 

クラミジアは感染しても自覚症状が現れにくい。しかし、クラミジアは放置するとさまざまな症状を引き起こす。男性と女性で現れる症状が異なるため、事前に感染した時にどういった症状が現れるのか把握しておきましょう。

 

とくに咽頭に感染すること「咽頭クラミジア」を発症し、風邪とよく似た症状を引き起こします。咽頭クラミジアは一見、性病と判断しにくいため、風邪と勘違いしてしまう。

 

男性は尿道炎や精巣上体炎につながる

 

クラミジアが男性器に侵入して感染すると、尿道炎を引き起こします。尿道炎は尿道のかゆみや排尿痛、膿が出るなどの症状を引き起こすため、気づきやすいと言われている。

 

しかし、感染しても無症状で進行するケースもある。

 

また、悪化すると精巣上体炎を発症します。精巣上体炎は精巣が腫れて、発熱等を引き起こすため、とても恐ろしい病気です。

 

女性は子宮頸管炎や卵管炎につながる

 

女性がクラミジアに感染すると子宮頸管炎を引き起こします。子宮頸管炎は、子宮と膣をつなぐ管に炎症を起こす病気で、不正出血やおりものの量が増えるなどの症状が見られる。

 

さらに、悪化すると卵管炎が起きる。卵管炎は発熱や痛みを引き起こし、最悪の結果、不妊にもつながる恐ろしい病気です。もちろん、流産や早産のリスクも高めます。

 

なぜクラミジアになるのか？

 

なぜ、人はクラミジアになるのでしょうか？

 

主な感染経路について解説します。

 

感染経路は性行為がほとんど

 

クラミジアの感染経路は性行為です。同じタオルを使ったり、コップの回し飲みで感染することは基本的にありません。

 

セックスやアナルセックス、オーラルセックスにて感染します。咽頭クラミジアの方とキスをすると、咽頭にクラミジアが侵入して感染するため、キスでも感染する可能性はある。

 

潜伏期間は1週間～3週間です

 

クラミジアの潜伏期間は1週間～3週間と言われています。人によっては1週間で症状が見られることもある。

 

しかし、潜伏期間を過ぎても無症状のケースも多い。前述しましたが、女性の半数以上がクラミジアに感染しても自覚症状がありません。

 

クラミジアは潜伏期間・無症状でも他人に移します。

 

クラミジアは自然治癒しない性病です

 

クラミジアは感染すると抗菌薬などを服用しない限り、自然治癒しない性病です。泌尿器科や性病科にて、処方された薬を1週間程度飲むことで、クラミジアは治療できます。

 

薬によっては1回の服用で治る治療薬もある。

 

まれに風邪用の抗生物質で治ることも

 

クラミジアは抗菌薬を服用するのですが、まれに風邪用の抗生物質でもクラミジアが治るケースはあります。とくに、咽頭クラミジアは風邪とよく似た症状が現れる。

 

その時に、風邪と判断して抗生物質を処方します。その抗生物質がたまたまクラミジアにも効くと、クラミジアが治る。風邪が治ったと思い込み、自分がクラミジアだと気づかずに完治することも。

 

クラミジアは性病の中でも感染者数の多い性病ですが、自分がクラミジアに感染したと知らずに治ってしまうことがある。そのため、クラミジアに感染している数は統計よりも、もっと多いと考える医師もいます。

 

まとめ

 

クラミジアは何年も気づかないケースが多い。その理由は女性の半数以上が無自覚で、男性も自覚症状が現れないから。また、クラミジアは風邪用の抗生物質で治ることもあります。

 

しかし、クラミジアは放置すれば男性なら精巣上体炎、女性なら卵管炎を引き起こす可能性がある性病です。また、妊婦の方が感染すると早産や流産、新生児がクラミジアに感染して生まれるリスクがあるため、早めの治療が推奨されています。

 

自分がクラミジアなのではないかと疑っている人は今すぐに検査を行いましょう。当院では、クラミジアの検査を行っており、妊活中の方は夫婦で一緒に性病検査を受けられます。

 

アモーレクリニックはスペシャリストによる治療・丁寧なカウンセリング・安心の料金体系・万全なアフターケア・完全個室・予約制の特徴があるメンズクリニックです。

 

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