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アモーレクリニック HOME性病に関する記事 | 真菌性カンジタに苦しむ亀頭は専門医の治療が必要!

2021.12.31
真菌性カンジタに苦しむ亀頭は専門医の治療が必要!

性病予防は何より大切真菌性カンジタ」という性器の感染症はご存知でしょうか?男性、女性双方の性器やその周辺に、頻繁に発生する皮膚の炎症です。女性の場合、膣内部にも発症し、かゆみや炎症とともに、ヨーグルト状のオリモノが大量に分泌されます。それにもともと真菌は、常在菌の一種。体調を崩して免疫が下がったりすると、ふいに性器周辺にトラブルを起こします。

 

 

その一方で、カンジタは性行為やオーラルセックスなどの性的接触で感染する性病です。膣内がカンジタ菌に感染している女性と、コンドームも付けずに「生ハメ」したり、フェラチオを堪能したりすれば、ほぼ確実に感染します。特に男性がカンジタに感染すると、亀頭に赤い発疹や水疱が現れ、激しいかゆみやただれに苦しめられるのが特徴のひとつ。放っておくと亀頭全体が赤く腫れ、尿道炎も併発しかねません。

 

※これは架空の話で実在の人物・団体とは一切関係ありません。

 

これからご紹介する事例は、風俗店でうっかりオーラルセックスのサービスを受けた中年男・綿鍋章人の大失敗にまつわるエピソードです。妻子がありながら、章人は風俗遊びが大好きで、3日と空けず淫靡なネオン街をさまよい歩いていました。彼は営業職という職種の旨みを最大限生かし、「外回り」と称しては風俗嬢との遊びに夢中です。ところが因果は巡ります。「生フェラ」サービスについつい油断し、ペニスは再度悲惨な状態に。まさにカンジタに感染し、突然かゆみと発疹に襲われたのです。

 

 

風俗が大好きな中年男の性病感染と治療にまつわるお話をご紹介致します。

 

 

教訓は生かされずに性病再感染

苦い教訓から遊び人は学習する

風俗嬢とのお楽しみで性病感染章人は、風俗通いが三度の飯より大好きな根っからの遊び人です。営業部の後輩を引き連れて出かけることもあれば、「偵察」と称して、新規のお店に単身突撃することもしばしばありました。それほど風俗嬢との秘め事に熱中していれば、性病に感染してしまうリスクは計り知れません。案の定、ほんのひと月前にも、「本サロ(本番サロン)」でコンパニオンからクラミジアを感染させられ、ようやく治療が終わったばかりという有り様。

 

 

そんな苦い教訓を生かし、前回の感染以降、風俗店で遊ぶ際には、必ず自前のコンドームを準備することだけは抜かりありませんでした。「風俗嬢と生ハメすれば、必ず性病に感染してしまう」、そう強く自分に言い聞かせながら、治療後のこのひと月を気をつけながら過ごしてきたのです。けれど、そこに油断という落とし穴が潜んでいました。

 

 

前回クラミジアに感染した直接のきっかけは、うっかり生ハメの誘惑に負け、挿入している途中でコンパニオンに断りもせず、彼自身が避妊具を外してしまったことにありました。「生ハメ」は気持ちが良いけれど「リスク」も高い、それが身に沁みている章人です。ところが、「オーラルセックスなら例外だろう?」などと、勝手に思い込んだ点に、今回の失敗の原因がありました。

 

油断大敵!オーラルでも再感染

実際、章人は妻との夫婦生活でも、しょっちゅうフェラチオ(俗称「尺八」)を彼女に懇願しています。けれど、妙に潔癖症の妻は、夫のペニスを口で奉仕させられるのが大の苦手です。尺八するよう夫から強要されるたび、「私は風俗嬢ではありません!」とのたまい、いったんは必ず拒みます。ところが、その都度章人は、得意のフィンガーテクニックでなし崩し的に妻を責め立てました。彼は風俗嬢仕込みの凄腕テクニシャン。そんな男の指技にかかってしまっては、素人女の妻などひとたまりもありません。

 

 

結局、毎回妻は、夫が望むがままに口で奉仕させられるだけでなく、時には口内で濃厚なスペルマを受け止めていました。もちろん妻のフェラチオを味わう際には、コンドームなど装着しません。生身のペニスを喉元深く咥えさせ、唇でしごかせ、絶妙な舌さばきで男根をいたぶってもらいました。彼のこの淫靡な性癖が、章人に再び性病を感染させてしまいます。彼は、行きつけの「抜きキャバ」で、新しく入店した自称21歳のキャバ嬢に、懲りもせず生身のペニスを咥えさせてしまいました。

 

 

その結果は申すまでもありません。ひと月後、章人は再び男性器に、耐えられないほどの違和感を覚えます。亀頭の先が赤く腫れ、激しいかゆみに襲われました。彼はキャバ嬢の生フェラで、カンジタに感染させられてしまったのです。

 

 

カンジタ感染でペニスは大ピンチ

感染した性病は真菌性カンジタ

下腹部の違和感に苦しむ男性章人が性病に再感染したのは、言うなればまさに「自業自得」。気の毒だったのは何も知らない奥さんです。彼女は、夫がカンジタを発症するまでの潜伏期間に、たびたび生ペニスを咥えさせられるだけでなく、頻繁に生身で彼と交わってしまったのです。しかも、妻が安全日を迎えると、章人はいつも通り大量の「中出し」を膣内に強行していました。その結果は言うまでもありません。妻も夫の性病に感染させられ、陰部に異常を感じ始めます。

 

 

妻の女性器に現れた異変は以下の通りです。

  • ヴァギナの外陰部や腟の激しいかゆみ。
  • 膣内からヨーグルト状の白いぽろぽろしたオリモノが大量に出てくる。
  • 膣口及び女性器周辺の粘膜が赤くただれ、炎症を起こす。
  • コンドームを付けず、生身で交わっても性交痛を感じる。
  • おしっこをするたび痛みを感じる「排尿障害」。

 

これら女性器の異変は、まさしくカンジタに感染した特徴的な症状。もちろん感染源は章人のペニスに他ならず、彼は夫婦内に性病を持ち込んでしまったのです。

 

 

ペニスのピンチは専門医が救う

専門医は患者の症状を確かめるやがて、章人の亀頭にはかゆみやただれだけではなく、小さな水疱がいくつも現れ始めました。白いカスは相変わらず亀頭のカリにびっしりこびりつき、彼を悩ませます。終いには、妻同様トイレに立ってオシッコをするたび、尿道に痛みまで感じるようになっていきました。事ここに至り、とうとう章人は、かかりつけ医でもある「性病治療」の専門病院に足を運ぶことを決意します。

 

 

数ヶ月ぶりにクリニックを訪れた章人を、性病治療の専門医であるドクターは、いつも通り柔和な表情で迎え入れてくれました。すぐに問診が行われ、章人は尿検査を済ませると、診察台に横たわります。医療用手袋を指にはめたドクターは、患者の赤くただれたペニスの先端をつまみながら直接病状を確かめました。主治医は経験豊富な専門医です。白いカスにこびりつく亀頭を確認しただけで、すぐに章人がカンジタを発症していることに気が付きました。下された診断名は「カンジタ性亀頭包皮炎」。真菌性のカンジタに感染していたのです。

 

 

尿検査の結果からは、前回感染したクラミジアを含めて、他の性病が検出されなかったのがせめてもの救いです。すぐにドクターは抗真菌作用のある軟膏を、患者に処方します。その上で、以下のような治療上の注意事項を章人に助言したのです。

 

 

カンジタ治療上の留意点

  • かゆいからと、市販のせっけんでごしごし洗うのは逆効果。カンジタの炎症を悪化させるので要注意。
  • カンジタが完治するまでの間は性行為を控える。妻との夫婦生活はもちろん、当分の間はコンドームを装着してセックスする。さもないと夫婦内感染を引き起こす。
  • もしも仮に、カンジタが発症してから奥さんとオーラルセックスや性行為をした記憶があるのなら、すぐに性病治療医か婦人科医の診断と治療を受ける必要がある。妻も二次感染している怖れが十分にあり、膣内及びその周辺にかなりの症状が現れているはず。

 

ドクターが予想した通り、妻の女性器は章人のおかげでパニック寸前です。帰宅した章人は、やむを得ず妻に向かってカンジタに感染した経緯や症状を正直に懺悔しました。妻の怒りは爆発します。ショーツにこびりつく白い不快なオリモノも、膣周辺のかゆみや痛みも、すべて章人が風俗嬢といかがわしい性行為をした結果。夫が夫婦内に持ち込んだ性病であると知ったからです。直ちに妻は婦人科に駆け込み、カンジタ治療を開始しました。軟膏だけでなく、膣座薬を処方されるほど、彼女の症状は進行していたようです。

 

 

その後夫婦は、半年近くも夫婦関係がギクシャクし、夜の性交渉も妻から一方的に拒絶されます。妻を裏切り、キャバ嬢からカンジタに感染させられただけでなく、妻にまで夫婦内感染させたわけですから、それも当然です。一方章人は、しばらくの間は治療に専念し、カンジタ完治に取り組みました。その甲斐あって、彼が罹患した性感染症は、ようやく症状も治まりホッとひと安心。けれど、妻とベッドを共にすることだけはまだ許しが出ていません。その一方で、ムクムク彼の遊び心が、懲りもせず再び頭をもたげ始めてきたのを、妻は知る由もありません。

 

 

 

 

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