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アモーレクリニック HOMEメンズマガジン | 「包茎はステロイド軟膏を使えば治る」って本当?その理由と注意点をご紹介!

2021.12.14
「包茎はステロイド軟膏を使えば治る」って本当?その理由と注意点をご紹介!

「包茎を治すには、手術を受けるしかない」

 

そう考えている男性がほとんどですよね。

 

しかし調べてみると「包茎はステロイド軟膏を使えば治る!」という情報が目に入りました。

 

これが事実であれば、包茎手術を受けなくても包茎が改善するわけですから、手術が痛そうで怖い、なんて人にはうれしい情報ですよね。

 

でも一方で、それが事実であればとっくの昔にメンズクリニックから「包茎手術」が消えていてもおかしくはないはず……。

 

そもそも「ステロイド軟膏を使えば包茎が良くなる」とは、どういう理屈で言われているのでしょうか?

 

気になるポイントが次々に出てきてしまいましたので、これは調べてみるしかありません!

 

というわけで、包茎治療にステロイド軟膏が本当に効果があるのか、そして実際に治療をおこなう際の注意点について、調べてみました。

 

ステロイド軟膏を使った包茎予防は意外と広くおこなわれている(ただし子どもに)

ステロイド軟膏を使った包茎治療法は、調べてみると意外と広くおこなわれているらしい、とのことがわかりました。

 

ただし大人の包茎に対してではなく、子どもの包茎予防・包茎治療としての情報が中心でしたが……。

 

とりあえず、なぜステロイド軟膏が包茎治療に効果があるのか、その理由を探ってみました。

 

ステロイド軟膏には皮膚をやわらかくする効果がある

まずステロイド軟膏には、塗ると皮膚を薄くしてやわらかくする効果がある、と言われています。

 

皮膚がやわらかくなれば、亀頭を覆っている包皮が剥けやすくなる、という理屈ですね。

 

さらにステロイドは、男性ホルモンと似た働きをする成分でもあります。

 

子どもの包茎が成長するにつれて自然に剥けるようになるのは、体内の男性ホルモンが増えていくためなわけですね。

 

特に子どもの頃は、包皮と亀頭が癒着してピッタリと張り付いているものです。

 

男性ホルモンが増えると、この包皮と亀頭の癒着も自然と剥がれるようになるわけですが、それはつまり男性ホルモンが足りないと包皮と亀頭の癒着が剥がれきれない、ということでもあります。

 

そこでステロイド軟膏を子どもに塗ることで、男性ホルモンと同等の働きをして癒着が剥がれ、剥けやすくなるわけですね。

 

包皮口が狭くなっている部分を拡げることで包茎が改善する

先にも書きましたが、ステロイド軟膏には皮膚をやわらかくする効果があります。

 

真性包茎、カントン包茎の場合は、ペニスの先端である包皮口が狭くて亀頭が露出するほどに拡がりきらないケースがほとんど。

 

そのためステロイド軟膏を包皮口に塗り込んでやわらかくし、拡げて亀頭が露出するようにするわけですね。

 

ムリに剥こうとすると痛みがあったり、皮膚が切れたりする可能性もあるので、いきなり強引に剥くのは厳禁ですが、一度剥けるようになったら基本的には剥け続けるようになるとのこと。

 

ただし剥けるようになっても、余っている皮がなくなるわけではない点には注意が必要です。

 

成長期の子どもにはステロイド軟膏を使った包茎治療は効果が高い?

男性ならみんな知っているとは思いますが、子どもの頃は誰もが包茎です。

 

それが成長するに従って徐々に剥けるようになるわけですが、そこでうまく剥けるようにならないと真性包茎・カントン包茎になってしまうわけですね。

 

そうなると手術が必要になりますし、包茎であることで恥ずかしい思いをする男性も多くなります。

 

そういったことを防ぐために、赤ちゃんや幼児の頃に、親が積極的にステロイド軟膏を使って包皮を剥けるようにして、将来的に包茎にならないようにするムーブメントがあるわけですね。

 

「子どもに対するステロイド軟膏による包茎治療の有効率は80%以上」との調査結果もありますので、子どもにはステロイド軟膏を使った包茎治療は有効だ、と言えるのではないでしょうか。

 

ステロイド軟膏で包茎を治療する際の注意点は?

ステロイド軟膏には「皮膚をやわらかくする効果」と「亀頭と包皮の癒着を剥がす効果」があるため、包茎治療に効果がありそうではありますね。

 

ですがもちろん「適当にステロイド軟膏を塗って、皮を伸ばして……」なんてやり方は良くありません。

 

もし実際にステロイド軟膏を使った包茎治療にチャレンジする際に、注意するべき点についても知っておくべきでしょう。

 

ムリヤリ皮を剥こうとしてしまうと重度のカントン包茎になる可能性がある

真性包茎やカントン包茎の場合、包皮口が狭くて拡がりきらないために亀頭を完全に露出できないものです。

 

それをステロイド軟膏で皮膚をやわらかくして、包皮口を拡げて剥けるようにするわけですが、じゅうぶんにやわらかくなる前にムリヤリ皮を剥こうとしてしまうと、包皮口が亀頭の根元部分を締め付けて戻らなくなってしまう可能性があります。

 

この重度のカントン包茎になると、緊急手術を受けなければ鬱血などでペニスが壊死してしまうかもしれません。

 

決してムリヤリ皮を剥かず、少しずつ包皮口を拡げていくようにしましょう。

 

包茎が改善するまでにどれだけの時間がかかるのかがわからない

ステロイド軟膏を塗り込んでも、その効果が出るまでの時間、さらに効果自体にも個人差があります。

 

しかも全員に効果が確実に出て、剥けなかった包茎が剥けるようになる、とも言い切れません。

 

つまり効果には個人差があるため、実際に治療開始から包茎が改善するまでにどのくらいの時間がかかるのか、がわからないのです。

 

また効果が出たとしても、手術と違って即座に改善するわけではないので、ステロイド軟膏を使った包茎治療は即効性を求める人には向いていない治療法だ、と言えるでしょう。

 

そもそも大人にはステロイド軟膏を使った包茎治療は効果がない可能性が高い?

ここまでさんざん、ステロイド軟膏を使った包茎治療法について説明してきましたが……この治療法、残念ながら大人には効果が薄い、とも言われています。

 

子どものうちは成長期でもあり、皮膚にも柔軟性がありますが、大人になってしまうと子どもの頃のような皮膚の柔軟性が失われてしまいます。

 

そのためステロイド軟膏を塗り込んでも、包茎が改善するほど包皮口がやわらかくなる可能性が低いのです。

 

そもそも大人の包茎は、皮は被っているけれども手を使えば問題なく剥ける仮性包茎がほとんど。

 

ステロイド軟膏を使った包茎治療は、あくまでも真性包茎・カントン包茎を剥けるようにするものですので、仮性包茎の人には意味がないと言えます。

 

本質的に包茎を治療したいのであれば手術を受けるのが一番!

手術を受けなくても包茎が治るのであれば、それは朗報とも言えますが、残念ながら結局のところ、確実に包茎を改善するのであれば手術を受けるのが一番、との結論に達しました。

 

大人でも真性包茎・カントン包茎の場合はチャレンジするのも良いかもしれませんが、効果が出るかもわからない方法に時間や費用を使うのであれば、素直に手術を受けてしまったほうが良い、とも考えられるでしょう。

 

もちろん包茎手術を受ける際は、しっかりと話を聞いて、信頼できる技術力を持ったクリニックを選んでくださいね!

 

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