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アモーレクリニック HOME性病に関する記事 | アナルセックスはHIV感染の危険大!避妊具は必須です!!

2021.09.17
アナルセックスはHIV感染の危険大!避妊具は必須です!!

※これは架空の話で実在の人物・団体とは一切関係ありません。ソープランドで性行為を行う男性客ご存知の通り、男性同性愛好者によるアナルセックス(肛門性交)は、残念ながら性病の感染リスクが高く危険です。特に、避妊具(コンドーム)を装着せず、ナマでセックスを楽しむと、裂傷による出血が起こりやすく、梅毒をはじめとする危険な性病に感染するリスクは計り知れません。もちろん、ゼリーをたっぷり塗り込み、コンドームをきちんと装着した上での挿入行為ならそうとは限りませんが。

 

 

これからご紹介するエピソードは、アナルを責められるのが何より感じてしまう独身の中年男柴崎寛のお話です。未だ独身の彼は、現在57歳。サラリーの大半をソープランドで使い果たし、現在恋人もいません。寛がそれほどソープに夢中になったのは、セックスそのものより、もともとアナル責めが大好物だったからです。アナルを責められ、刺激されることで至福の快感を味わっていた彼は、ものは試しと同性愛好者の集いに参加し、初のアナルセックスにトライ。

 

 

ところが、この秘密サークルで試した初めての性行為で、寛は肛門裂傷を起こし「HIVヒト免疫不全ウィルス」に感染してしまいます。今でも「不治の病」と呼ばれる難病に、お気楽者の独身中年男が感染するまでの顛末を、これからご紹介します。

 

 

性病感染はアナルの裂傷から

中年男はアナル責めが何より好き

風俗嬢は男性客を悦楽に導く寛がアナル責めの快感に目覚めたのは、40歳を過ぎてからのこと。遡ること20代後半から、常日頃の暴飲暴食が祟り、腹は出っ張り見た目もまるで中年おじさんそのもの。素人娘に対する何度目かの失恋にこりごりした彼は、性欲処理をもっぱら風俗でまかなってきました。したがって、冴えない寛はひたすらソープ嬢やデリ嬢とのセックスに打ち込み、その卓越したテクニックに、ペニスの感覚がマヒしてしまったようです。

 

 

ところが、いくらプロとはいえ、男性客のアナルまで丁寧に舌先で刺激してくれるソープ嬢などそうは滅多におりません。けれど、「念ずれば通ず」のことわざではありませんが、寛の目の前に、絶妙なサービスを提供してくれるベテランのソープおばさんが、ある日現れます。彼女は、同じように中年太りしている寛をなぜか気に入り、身に付けたテクニックの全てを駆使して、彼をアナルの快感に目覚めさせたのです。

 

 

性病感染の原因は肛門の裂傷

初めて味わうアナルの快感に、当初寛は言葉も出ません。舌先で肛門周辺や菊門内部を心地良く刺激されただけで、思わず発射してしまうほどの快感でした。さらに、唾を付けた中指や人差し指を、やわやわとアナルに挿入され、小刻みにスライドされただけで、寛は思わず歓喜の声を上げて彼女にしがみつきました。その心地良さと言ったら、ペニスの快感など比ではありません。彼は、アナルで味わう快楽に目覚め、その心地良さを追い求めます。

 

 

ところが、そんな悦楽を体に刻み込んでくれた中年ソープ嬢は、突如退店してしまいました。やむを得ず他のソープ嬢に、彼女同様アナルを刺激してくれるようチップを弾んでも、最初から拒絶されるか、或いはいやいや指で触ってくれるのが関の山。何を好んで豚のような中年オヤジの肛門に、舌先や中指を突っ込んでくれるでしょう?しかし、それでも尚、背筋が泡立つようなあのアナルの快感を寛は忘れられません。思案の末、彼は何を勘違いしたのか、突然男性同性愛者(いわゆる「ゲイ」)の集いに自ら参加します。目的はもちろん、アナルを見ず知らずの男のペニスで貫いてもらうことです。

 

 

やがて、その目的は呆気ないほど簡単に叶います。見るからに好色で彼よりも一回り体の大きな外国人ゲイが、野太いペニスをゼリーもコンドームも付けずに、寛のアヌスにいきなりズブリっと挿入したのです。その途端、寛はあまりの激痛に「ぎゃっ」と声を上げて前のめりになって倒れてしまいました。それでも男は挿入を止めず、メリメリメリっとアヌスの内壁を押し広げてきます。次の瞬間、ブチッと粘膜が破れる音と共に、直腸の内部が裂傷を起こしたのか、生温かい出血のぬめりに包まれました。この肛門裂傷こそ、性病に感染した直接の原因だったのです。

 

専門医によるHIV検査と治療

専門医の診断は難病AIDS

アナルの痛みに絶句する男性初めて同性愛者とのアナルセックスを経験した晩から、およそひと月後のことです。ようやく裂けた肛門の出血や痛みが遠のき始めた頃、寛は風邪を引いたわけでもないのに、妙にリンパ節が腫れ、体の節々に痛みを感じるようになっていました。気付いてみれば体重も減り、普段から頭痛や吐き気に襲われるだけでなく、皮膚にも何カ所か湿疹が浮き出ています。よもや、あの外国人からクラミジアでも感染させられたのかな、その程度に考えていた寛は、念のため性病治療では、特に評判の良い泌尿器治療専門病院を訪ねました。

 

 

体調不良で浮かない顔の寛を、専門医は穏やかな笑顔で迎えてくれました。まず初めに、体調悪化が現れたこのひと月の出来事をドクターは尋ねます。もともと同性愛好者ではない寛は、外国人男性とのアナルセックスについて、最初は言いよどんでいました。 肛門が裂けた上に、フィニッシュは溢れるほど大量に「中出し」されたことが恥ずかしかったからです。けれど、労るように問いかけるドクターにほだされ、寛はあの晩の出来事を包み隠さず告白したのです。

 

 

外国人男性と、コンドームも装着せずにアナルセックスに及び、肛門及び内膜が裂けて出血。その血まみれの直腸に、男性はたっぷり精液を放出しました。その経過を耳にして、担当医はすぐ直感的に何かを感じ取ったようです。寛にはすぐに血液検査が行われます。念のため、前もって検査の目的も一通り説明されます。けれど、その頃から傍らに控えていた看護師の表情も、心なしか緊張していました。そして、すぐに検査結果が明らかになります。寛はHIV感染による「AIDS(エイズ)」を発症していました。

 

感染予防の重要性と一生涯の治療

専門医は男性患者を診断する担当医が静かに病名を告げた時、一瞬寛は自分の耳を疑いました。自分がHIV感染によるエイズ、正式名称「後天性免疫不全症候群」を発症していたなど、誰が想像していたでしょう。いきなり奈落の底に突き落とされ、彼は言葉も出ません。そんな患者に向かって、性感染症治療のプロでもある担当医は、静かに次のような診断と、感染予防の重要性についてアドバイスを始めました。

 

 

専門医による診断とアドバイス

  1. 病名
    血液検査の結果から、HIVが引き起こす感染症「エイズ(AIDS)」が間違いなく発症している。
  2. 症状
    HIVに感染すると、体中のリンパ球や免疫機能が破壊され、ガンや様々な病気に感染する。感染初期こそインフルエンザに感染した時のような症状で済むが、5年からおよそ10年近く経過すると、様々な病気に感染してしまう恐ろしい感染症。
  3. 留意点
    現代の医学を以てしても、完治することは不可能。しかし、エイズが発症する前に「抗HIV薬」を服用することで、発症を抑えることは可能になってきている。因みに、抗HIV薬は、毎日一生涯飲み続ける必要がある。また、性行為から72時間以内に服用する「抗レトロウィルス薬」なども開発されている。いずれにしても、二次感染の予防が重要。今後は必ずコンドームを装着してからセックスする。

 

 

すでに、ゲイの外国人とアナルセックスしてからひと月が過ぎており、今更抗レトロウィルス薬には頼れません。これから死ぬまで、一生抗HIV薬を飲み続けなければならないことに、寛は改めて愕然とします。それと同時に、医師はアナルセックスが、膣性交以上に性病に感染するリスクが高いこと教えてくれました。今更ながら、自分の浅はかさを、寛は心底悔やみます。

 

 

あなたがもしも同性愛者なら、ぜひアナルセックスをする際にはコンドームを装着してからペニスを挿入して下さい。膣と異なり、柔軟性に欠ける肛門は粘膜が避けやすく、すぐ出血してしまいます。その傷口にHIVに感染した精液が注がれたら、エイズが発症する危険性は計り知れません。くれぐれもご用心下さい。

 

 

 

 

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