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アモーレクリニック HOME性病に関する記事 | 性器にできものがあるけどかゆくない…。それは尖圭コンジローマかも

2019.12.05
性器にできものがあるけどかゆくない…。それは尖圭コンジローマかも

性器にできものがあるけどかゆくない…。それは尖圭コンジローマかも

性器やその周辺にできているイボが気になっていませんか?
イボができる疾患は様々なものがありますし、時には生理現象によってイボができることもあります。
性器にイボができる病気の代表的な病気の1つが尖圭コンジローマです。
尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することで発症する性感染症で、性器に先のとがったような形のイボができるのが特徴です。
多くの患者さんはかゆみや痛みを感じませんが、放置しておくとイボは拡大していってしまいます。
今回は、そんな尖圭コンジローマについて詳しく解説します。
性器のイボが気になっている方の参考になれば幸いです。

 

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尖圭コンジローマってどんな病気?

尖圭コンジローマは、HPVというウイルスに感染することで発症する性病です。
2018年に約1000の医療委機関から厚生労働省に報告された尖圭コンジローマの患者数は5609人で、ここ10年ほどは報告数が横ばいになっています。
女性に比べ男性のほうが報告数が多く、患者さんの約半数は20~34歳です。
尖圭コンジローマはセックスをしてから3週間~8か月(平均2.8か月)後に発症します。
発症までの期間が幅広いため、いつ感染したのかわかりにくいというのも特徴です。

HPVは癌になる?

 

ニュースに敏感な人であれば「HPVって子宮頸癌のワクチンで話題になったウイルス?」と気づいているかもしれません。
確かに、HPVは子宮頸癌の原因になるウイルスです。
しかしHPVには約180種類以上の型があり、その型によって子宮頸癌になりやすいものと、尖圭コンジローマになりやすいものがあります。
特に子宮頸癌になりやすいのは16型、18型というもので、尖圭コンジローマになりやすいのは6型、11型というものです。
そのため、HPVに感染したからといって必ずしも癌になるというわけではありません。
しかし、16、18型のHPVで尖圭コンジローマを起こす人もいますし、6型、11型のHPVでも癌になる人もいます。
さらにHPVというと女性の子宮頸癌が特に注目されますが、男性であっても肛門癌や陰茎癌になる人もいます。
ですから、やみくもに怖がる必要はありませんが、安心しきってしまうのもよくありません。
まずは感染しないことが心がけることが大切です。

尖圭コンジローマの症状

 

尖圭コンジローマが発症すると、性器や肛門の辺りにイボ状のできものが現れます。
このイボは淡い紅色~褐色で、先端がとがっていたり、鶏のトサカのような形をしたりしているのが特徴です。
放置しておくとイボはどんどん大きくなり、カリフラワーのような形になっていきます。
痛みやかゆみは感じないことがほとんどですが、イボができる場所によってはかゆみを感じる患者さんもいます。

尖圭コンジローマの原因となるHPVに女性が感染し、症状を放置して出産をすると、出産時に赤ちゃんへHPVが感染することがあります。
赤ちゃんが感染した場合には尖圭コンジローマを発症するリスクはもちろんですが、若年性再発性呼吸器乳頭腫症(JORRP)という病気を引き起こす可能性があります。
JORRPとは赤ちゃんののどに同じようなイボができる病気で、そのイボにより気道がふさがり、呼吸不全をおこすことがあります。
JORRPでは、イボを手術で何度切除しても再発しやすく、予後がよくありません。
ですから、尖圭コンジローマは自分自身だけの問題ではなく、将来生まれてくる赤ちゃんの命にまで係わる病気なのです。

尖圭コンジローマの治療法

尖圭コンジローマの治療は、薬による方法と、手術によってイボを取り除く方法があります。
手術によってイボを取り除く場合には局所麻酔をしてからの手術になります。
どの治療法を適用するかについては患者さんごとに異なるため、医師とよく相談して治療法を決めることが大切です。
患者さんによっては治療法を組み合わせて実施されることもあります。
放置すると治りにくくなるので、早めに治療を受けることがおすすめです。

再発も起こりやすい性病なので、治療後にイボが再び現れるようになったら再度治療を受ける必要があります。
また、性病の治療はパートナーと一緒に受けなければなりません。
あなたが尖圭コンジロームを発症していると分かった場合にはパートナーにも打ち明け、パートナーに医療機関の受診を促してくださいね。

尖圭コンジローマを予防するには

尖圭コンジローマを予防するには、安易なセックスを避けることが最も有用です。
不特定多数の人とセックスを楽しんだり、信頼のおけないような人とのセックスを繰り返したりすると感染の機会は増えてしまいます。
ですから、セックスのパートナーはなるべく少ない人数にするといいですね。

また、セックスをする際にはコンドームを使用することで感染リスクを下げることが可能です。
ただしオーラルセックスやアナルセックスでのどや肛門にHPVが感染しているケースもあるため、セックスの最初から最後までコンドームを使用することが大切です。
また、パートナーの性器に感染した尖圭コンジローマの病変が肛門周囲にまで広がっている場合には、コンドームの有用性が弱まるので注意してください。

HPVのワクチンは怖い?

尖圭コンジローマの原因になるHPVは、ワクチンが開発されています。
日本ではHPVワクチンの男性への接種は承認されていないため、原則的には打つことが出来ないことになっていますが、アメリカやオーストラリアでは男性への接種も推奨されています。
ニュースでは「HPVワクチンによって様々な副反応(副作用)がある」と報じられていますが、これらの症状とワクチンの因果関係については証明されていません。
ですから、厚生労働省ではHPVワクチン接種への積極的な勧奨は行っていませんが、接種を控えるようにともお知らせしていないのが現状です。
海外でもHPVのワクチン接種後に同様の副反応の報告はされていますが、HPVワクチンによる副反応というよりは針を刺すことに対する心因性の反応ではないかと考えられています。
世界中から健康に関する報告を受けるWHOも同様に考えており、HPVワクチンの安全性に疑問を呈する理由はほぼ見当たらないと述べています。

尖圭コンジローマは症状が弱いから放置しがち

尖圭コンジローマのイボは、痛みやかゆみがほとんどないため放置されがちです。
しかし、尖圭コンジローマの原因になるHPVは時には癌をも引き起こすウイルスです。
放置することで治りにくくなりますし、パートナーへ感染させてしまうリスクが増え、さらには将来生まれてくる子供の呼吸不全を引き起こすかもしれません。
性器のイボは生理現象で現れることもありますが、患者さん自身が見分けるのは非常に難しいです。
ですから、性器や肛門周辺のイボが気になったら医療機関の受診をおすすめします。

栄セントラルクリニックでは尖圭コンジローマの治療にも対応しています。
医療機関によってはアルバイトドクターや研修医が手術を行うこともありますが、栄セントラルクリニックではこれらの医療スタッフはおらず、専任の医師が手術に対応します。
手術後のアフターケアにも力を入れており、万が一の緊急連絡にも24時間のホットライン体制が整っています。
大切な性器にメスを入れるのですから、このような体制をとっていると安心できるのではないでしょうか。
また、受診に足が向かない場合には、栄セントラルクリニックのフリーダイヤルやメール、LINEから気軽に相談も可能です。
もし性器のイボに悩んでいるのであれば、ぜひ1度相談してみてくださいね。

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