包茎・性病・早漏治療のアモーレクリニック メンズコラム

2023.02.28

セックスした後に気分が落ち込む｜それは性交後憂鬱（PCD）かも？

みなさんはセックス後に気分が落ち込んだ経験はあるでしょうか。

 

実は2015年の学術雑誌『The Journal of Sexual Medicine』によると女性の46％がPCDを経験し、2019年では男性もPCDを経験したことがあると研究によって明らかになった。

 

そのため、学術的にセックス後に気分が落ち込む経験をした方は多いと言える。その症状を性交後憂鬱（PCD）と呼びます。

 

そんな、性交後憂鬱（PCD）について詳しく解説します

 

性交後憂鬱（PCD）とは

性交後憂鬱とは、性行為後に憂鬱な状態になることを指します。原因は明らかにはなっていないが、さまざまな原因が考えられ、治療法も明確にはわかっていない。

 

しかし、性行為後に憂鬱な気分になるのは、決して珍しいことではなく、不安に思う必要はないです。

 

男性も女性も起こる現象です

 

性交後憂鬱は比較的女性に多い現象だと言われています。しかし、男性も同様に性交後憂鬱を感じるケースはあるようです。

 

先述した通り、研究によると女性の46％がPCDを経験したと報告されているので、性行為後の憂鬱は比較的起こりやすい。

 

性交後憂鬱（PCD）の原因

性交後憂鬱の原因は明確にはわかっていますが、下記の3点が関係していると考えられます。その原因を知れば、自分がなぜ性交後憂鬱なのかわかり、不安も解消されるかも知れません。

 

性交後憂鬱は精神的要因が多いので、悩みすぎることは逆効果と考えられています。

 

精神状態から来る症状

 

性交後憂鬱は精神状態から来る症状だと考えられている。うつ病や不安障害などを持っている方は、性交後憂鬱が起こりやすいと言われています。

 

セックス後の不安感は精神的な要因が大きいようです。

 

ホルモンバランスの乱れ

 

ホルモンバランスが乱れると性交後憂鬱は起こりやすい。

 

セックスを行うと「キシトシン（愛情ホルモン）、βエンドルフィン（幸せホルモン）」といったホルモンが分泌されます。その結果、快楽を得ると考えられているのですが、それらのホルモンを抑制しようと同時にプロラクチンも分泌されます。

 

そして、そのプロラクチンが優位になりすぎることで、性交後憂鬱を発症するとも考えられている。つまり、ホルモンバランスの乱れが起因している可能性は十分にあります。

 

幼少期のトラウマから

 

性交後憂鬱は幼少期のトラウマが原因で発症することもあるようです。仕組みとしては、幼少期の虐待（性的虐待も含む）から不安や恐怖の感情が呼び起こされ、憂鬱さを引き起こす。

 

これは、幼少期だけではなく、心の中にキズを負う経験が起因して性交後憂鬱を起こすキッカケになることは十分に考えられます。

 

性交後憂鬱（PCD）の対策法

 

性交後憂鬱はさまざまな原因で発症しますが、対策法や治療法はあるのでしょうか。下記の2点が現在有力だと考えられておりますが、エビデンスのある治療法は確立されていません。

 

精神的な要因で起こりやすい性交後憂鬱は下記の2点による対策法を行うことが大切です。

 

医師やパートナーに相談する

 

医師やパートナーに相談することで、性交後憂鬱が解消される可能性は高いです。自分ひとりで悩むことによって、精神的に不安になりやすく、誰かに相談することで気持ちが楽になりやすい。

 

うつ病や不安障害から起こることもあるので、抗うつ剤の処方を検討する医師もおられるようです。

 

ピロートークを大事にする

 

ピロートークとは、性行為後のスキンシップや会話のことを指します。性行為後に憂鬱になるのですから、ピロートークを大切にすることで、症状が緩和する可能性もある。

 

相手に打ち明けることで、性行為後のスキンシップが増えて、性交後憂鬱の緩和に期待できます。

 

性交後憂鬱（PCD）がEDにつながるのか？

 

性交後憂鬱になると男性はEDになるのか。

 

性交後憂鬱がEDを発症する可能性について解説します。

 

可能性は否定しきれない

 

性交後憂鬱とEDの因果関係は証明されていませんが、否定はできません。EDとはさまざまな原因があり、主に3種類にわけられる。それは「器質性・心因性・薬剤性」です。

 

とくに、心因性EDは精神的な要因によって起こるため、性交後憂鬱によって心因性EDが起こる可能性もあります。

 

精神的な要因の心因性EDもある

 

心因性EDの原因は性行為に対するトラウマなどから発症します。これは性行為のトラウマや失敗などです。なので、心因性EDは若い男性に多い傾向があるとわかっています。

 

また、幼少期のトラウマが起因して心因性EDを発症するケースもあるので、なんらかの原因が関係していることは考えられる。

 

また、遅漏や早漏といったことで起こることもあります。

 

EDの治療薬はさまざま開発されている

 

EDにはさまざまな治療法が開発されています。とくに、バイアグラなどのED治療薬を服用することで、EDが改善されることはありますので、クリニックへ受診するのがオススメです。

 

また、EDは遅漏や早漏などが原因で、性行為に自信がなくなり、引き起こることもあります。早漏を抑える改善薬も開発されているので、性の悩みがある時は専門医に相談するのが大切です。

 

まとめ

 

性交後憂鬱は男性にも女性にも起こる病気です。

 

とくに精神的な影響が大きいと考えられています。医師やパートナーに相談したり、ピロートークを増やしたりすることで、改善される可能性があると考えられています。

 

精神的な影響は医師に相談するべきでしょう。

 

また、性交後憂鬱はEDにつながる可能性は否定しきれません。もし、EDで性行為に不安や恐怖を感じる方は当院へお越しください。当院は院内処方でバイアグラなどのED治療薬を処方します。

 

アモーレクリニックはスペシャリストによる治療・丁寧なカウンセリング・安心の料金体系・万全なアフターケア・完全個室・予約制の特徴があるメンズクリニックです。

 

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